B組柔造の機転でA組は劣勢を強いられます。
その時地面に硬化で固められた飯田が
フルスロットルで拘束をぶち破りました。

その続きです。

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ヒロアカのネタバレ感想204話。205話の予想。恐怖のチューニング!

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飯田の周囲で噴射と共に
氷がバキバキ砕けます。

柔造は驚きました。

「マジか」

飯田は兄との会話を
思い返します。

車椅子に座る兄が
嬉しそうに言いました。

「天哉、仮免取得おめでとうな!

エンジンだいぶ酷使
してんじゃないか?

体も成長してるし
そろそろ良いんじゃない?

ねェ母さん。」

「そうねえ。
ちょっと早い気も
するけど…」

兄が飯田に伝えます。

「エンジンの”チューニング”

マフラーを引き抜いて
訓練を行うんだ。

するとその負荷に耐えられる
マフラーが生えてくる。

祖父からのヒーロー一家
「飯田家」には

より多くの人の元へ
駆けつける為のノウハウが
受け継がれてる。

激痛と忍耐を伴うが
おまえがもっと走りたいと
思うなら――… 」

その後飯田は激痛に耐えながら
兄の言う方法で新しいマフラーを
手に入れました。

エンジンを吹かせます。

「レシプロの馬力を底上げし
尚且つ掛かる燃費は最小限に!!

10分だ!!

10分!

誰も俺を止められない!!」

ボゴアと氷の地面から飛び出します。

「結局新技で初見殺しかよ!」

柔造をガンッと殴ります。

「ただし!」

柔造がグラつきました。

「っや…!?」

飯田が超加速でギュンと
方向転換します。

「速すぎて――
制御しきれない!!」

柔造を一気に連続攻撃しました。

柔造は焦ります。

― いやまずいこれは
勝負にならない!! ―

カシュッとマスクを
密閉しました。

飯田が勝負を決めに来ます。

「お縄だマッドマン!!

!」

柔造は地面を柔化させて
ドプと沈み込みました。

― 悪いけど不利な状況で尚
張り合うような

意固地な男じゃないんでね。

放っとくのもマズいけど
止められる気がしない。

なら少しでも鉄哲たちの
フォローに急いだ方がいい。 ―

地中深くに沈み込むと
そのまま泳いで移動します。

地上は再び硬化していて
飯田は後を追えません。

( ご丁寧に氷の柔化を解除している!

身を隠して反撃か?
通用しないのは身をもって
理解したハズ。 )

― 轟くん達の方へ向かったか――!? ―

奥からゴオ…ンと音がしました。

モニターで見ていた出久が感心します。

「レシプロターボ…!
グラントリノよりも
断然速い。」

峰田が言いました。

「おまえがシュートスタイルとか
言い出したから

飯田がんばってアイデンティティ
取り戻したんだぞ。」

「また教えてもらわなきゃ。」

芦戸が叫びます。

「それより見て!!
尾白が――」

モニターで回原と戦う尾白を見て
耳郎と瀬呂が驚きます。

「普通に戦ってる!!」

「普通に押され気味だが
尾白だって今までの尾白じゃねえ
ガンバレ!」

押され気味の尾白が涙目に
なりながら耐えます。

「ぐ」

― 何だこの胸の痛み ―

防戦一方の尾白に回原が
怒鳴りました。

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「いなしてるだけじゃ勝てないって
知らないのかァ!?」

ドリルのように旋回する攻撃に
尻尾がボロボロです。

― 攻撃しても弾くじゃん!

防御しても指先のサポートアイテムが
硬くて削られる!

発想エグいよ回原くん! ―

回原が更に向ってきます。

「そらよっ――」

突然飯田が現れガシと回原を掴みました。

「っ!?」

尾白が驚きます。

「飯田!!」

飯田は急いで説明しました。

「回原くんを牢に入れる!!
しばし離脱するがすぐ戻る!

尾白くんは轟くんの加勢に!!
骨抜くんも恐らく向ってる!
すぐ戻る!!」

アッという間に行ってしまった
飯田に返事をします。

「――…わかった!」

― 喋りも速くなるんだな…
飯田! ―

飯田の脇に抱えられた回原は
ギャギャギャギャと回転しながら
激しく抵抗します。

「離せ、まだ良いとこ
見せてないんだよ!」

「痛たたたええい大人しくしたまえ!
敵に良いとこ見させてたまるか!」

「骨抜逃がしたんだろ!
厄介さ見てんだろ!

すぐあいつを追うとこ
だろうがよ!!普通!!

タイマン格闘の邪魔するとこじゃ
ねえだろインゲニウム!!」

「兄ならこうする。
俺はそれに準ずる。

訓練で曲げていては
本番でも曲げてしまうだろう。」

場面は二分程前に戻ります。

「んのヤロウ…!」

轟の氷塊攻撃を鉄哲が拳で
ぶち破ります。

「”俺拳”!!」

ガンと氷塊が砕かれた衝撃で
轟が吹き飛びました。

モニター越しに砂藤が言います。

「硬質化のおかげで多少凍っても
平気で動きやがる。

皮フはがれたりしねェもんな。」

切島も真剣に観察します。

「鉄哲…!
参考にするぜ…!」

爆豪は笑顔です。

「氷効かねェのにブッパとか
雑魚の動きだ。」

鉄哲が怒鳴りました。

「氷の防御なんぞ正義の鉄拳で
ブチ破る!!」

轟も起き上がります。

「なら…」

― 炎の壁で!! ―

広範囲に爆炎が噴き出します。

たまらずポニーが逃げ出しました。

轟が障子に言います。

「角取頼む。」

「オウ。」

― 退いてくれ
一旦距離を――… ―

爆炎の中で鉄哲の声が響き渡りました。

「何で俺がてめェの相手してっか!!
わかってねェなァア!?

効かねェからだよ。」

鉄哲が笑いながら現れます。

「今度ァてつてつが
チンチン※だよオイ…!!」

※一部地域で”熱々”のことです。

障子は驚きました。

「熱で赤く…!」」

ポニーが駆け出します。

「ファイトねチンテツ!!」

鉄哲が轟の元へ向かいます。

「”個性”伸ばしの一環よ!!

てめェ竈で暮らしたこと
あるか!?」

アナウンサーが実況します。

『 鉄哲!轟を捕らえて
逃がさない!!

圧倒的な近接に範囲攻撃も
出す暇なし!! 』

鉄哲が怒鳴りました。

「半冷半燃俺には効かねェ

これが限界を超えて手に入れた
俺の最高峰!!」

轟の脳裏に父の言葉が蘇ります。

” 体の熱を限界まで引き上げろ!

そしてその限界を超えろ!!

出来ぬハズがない!!

やろうとしていないだけだ!! ”

子供の頃父のようになりたくないと
母に泣いてすがったことがありました。

轟を捕らえた鉄哲が拳を振り上げます。

「このまま気ィ失うまでブン殴る!!」

” 自覚しろ

おまえは誰よりも強い力を
秘めていると!! ”

― なんで今出てくんだよ ―

「――くそ…」

鉄哲を見据える轟の手に力が宿ります。

今週はここまでです。

飯田のチューニングが怖すぎです~。

足に生えてるマフラー
引き抜くって!

爪はがしたら新しい爪が…とか
骨折ったら更に丈夫な骨が…とか
そーゆー理屈!?

人体の不思議…。

麻酔とか…ダメなのかな。
痛そうですー!!

回原は尾白にとって
最悪の相性でしたね。

飯田が来なければ結構
ダメージ凄かったのでは
ないでしょうか。

鉄哲も轟の天敵みたいな
個性だなぁ。

鋼鉄は熱にも冷気にも
強いんですねー。

熱で溶けるって事は
ないのかな?

そんな高温、轟の体の方が
耐えられないか…。

ポニーちゃん曰く
今鉄哲はチンテツなんですね。

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ここから来週205話の予想です。

轟が新技開眼する…かも!

エンデヴァーがずっと教えたかった
究極技みたいですね。

轟の半冷半燃の体でしか
出来ない技なんだろうなぁ。

楽しみです。

ただ柔造も向っているので
まだどうなるかわかりませんが。

鉄哲と回原を押えられたら
B組は戦力的に大分
苦しくなりそうですね。

柔造が柔軟な対応で
どうにかするのか。

ポニーちゃんの角も
戦闘には向かなそうですしね。

轟の技が決まるかどうかで
勝敗が大きく別れそうです。

来週も楽しみです。

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というわけですが、最後までお読み頂いてありがとうございました!

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