氷結・炎熱攻撃がまるで効かない
鉄哲に追いつめられた轟の掌が
熱を帯びて光り出します。

その続きです。

206話に進む

204話に戻る

僕のヒーローアカデミアの記事一覧はこちら!

ヒロアカのネタバレ感想205話。206話の予想。超超超炎熱攻撃!

スポンサーリンク

” 体の熱を限界まで引き上げろ! ”

鉄哲に胸元を掴まれ殴られる直前
轟の掌が熱を帯びました。

( 氷結も炎熱も意に介さねェなら―― )

かつて体育祭で父に言われました。

” 炎熱の操作…
ベタ踏みでまだまだ
危なっかしいもんだが

子どもじみた駄々を捨てて
ようやくお前は俺の
上位互換となった ”

出久の言葉が蘇ります。

” 君の力じゃないか!! ”

ジリジリと高熱が手に伝わり
鉄哲は慌ててバッと離れました。

「あちっ!!」

轟の熱がさらに上昇します。

「退け。
溶けちまうぞ。」

― もっと

もっと上げろ

上げられる

己を燃やせ ―

あまりの熱量に周囲が溶け出し
モニター画像がザザ…と乱れます。

ブラドキングが驚きました。

「熱でカメラが…!」

轟の熱は更に上昇し続けます。

― なりたい俺になる為に ―

オールマイトが目を見張ります。

「…轟少年…
エンデヴァーの火力を…」

鉄哲がたまらず叫びました。

「あっちいいィイイイ!!!」

― 熱!!イカレた熱量!
わかるぞ轟
俺にはわかる!

チンテツで熱を内に
溜める俺にはわかる!!

てめェそれキツイだろ!!

長くはもたねェハズだ!!

んなもんそんなら ―

ダッシュでかけより再び
轟を捕らえて叫びました。

「我慢比べは得意だぜェ!!
さらに向こうへぁあ!!」

轟の腕を掴んでみぞおちに
膝蹴りします。

轟が鉄哲を睨みながら
言いました。

「おまえ…!!
火傷どころじゃ済まなく
なっちまうぞ」

鉄哲は嬉々とします。

「訓練で命懸けねェ奴ぁ
本番でも懸けらんねェよ!!

格上と限界は
超える為に在る!!」

「―――――
うるせェな」

轟も笑いながら更に火力を上げました。

工場の一角ではポニーと障子が
戦闘を続けています。

ポニーは焦りました。

( だいぶ離れたのに熱がここまで…!
早くチンテツのサポート
戻らないと…)

飛行用の角から飛び降り
障子に向き直ります。

「ソーリーテンタコル。
私アクアリウムでいつもタコ
見ないスルー苦手。」

「恐がられるのは慣れている。」

「だから一気にプリズン
勝負つけるね!」

【 ”THUNDER HORN”(サンダーホーン)!! 】

操れる四つの角をスタンバイさせます。

「そうこなくては。」

【 ”オクトブロー” 】

障子もズッと触手を無数の手に変えて
待ち構えます。

ドドドと発射される角を触手の手で
次々躱しました。

障子とポニーが同時に言います。

「貰っ」「タ!」

ポニーの角が障子の背後を
とりました。

障子はギュンと襲い来る角を
触手で素早くキャッチして
言います。

「助かった尾白」

ポニーの角が突然砕かれました。

【 ”尾空旋舞!!” 】

尾っぽを激しく旋回させながら
尾白がポニーの角をガシと捕らえます。

スポンサーリンク

「操作する角発射させなきゃ
脅威はないね!」

ポニーは英語で悔しがります。

障子が言いました。

「拘束し牢へ連れてく。
おまえは轟をサポ…」

突然足元がズブと沈み込みました。

尾白が地面から顔を出す
柔造に気付きます。

「骨…しまっ…」

「角取返してもらうよ
俺ね意外と友達想い」

その頃轟と鉄哲は超炎熱の中
激しい殴り合いを繰り広げて
いました。

鉄哲が怒鳴ります。

「どうした
すットロいぜ轟ィイイイ゛ァア

あっちィイイイイ゛イ゛!!」

轟も必死にガードします。

「お前も鈍くなってんぞ」

― 目眩がする
体が思うように動かせねェ…

冷やそうにも一旦こいつ
退かせねェと…!! ―

” 限界を超えろ ”

轟が更に拳に力を込めました。

柔造が現れます。

「鉄哲溶けちゃうよ。」

轟の足元が突然ズブッと崩れ
上から落ちてきた支柱に頭を
打ち付けました。

「!」

鉄哲がフラ…とよろめきます。

「骨…抜…っ!!」

轟が軟化した地面に
沈んでいきました。

― やべェ!!
熱と相まって―…意識が… ―

柔造が言います。

「固める。」

突然柔造の後頭部に強い衝撃がきて
カッとマスクが割れました。

「今度は!!
外さないぞマッドマン!!」

回原を牢に入れに行った飯田が
フルスロットルのまま帰って
きました。

轟を連れて一気に駆け出します。

― 轟くん!!
気を失ってるじゃないか!
遅れてごめん!! ―

鉄哲が全身黒ずみになりながら
叫びました。

「てめっ…待っ…
逃げんじゃねェ―――!!」

飯田はかつて私怨でステインに
立ち向かい、側で傷つく人が
目に入らない事がありました。

尊敬する兄は言います。

” 迷子を見かけたら
迷子センターへ
手を引いてやれる

そういう人間が一番
かっこいいと思うんだよな ”

「慎め悪党!
救助が先決!!」

柔造は必死に意識を繋ぎとめます。

― やっばトぶ…!!
一撃で―――…

制御きかねーとか
言ってたくせによー…

飯田後回し完ペキミスった
あー負けかこれ…

俺がトんだら柔化も解除される…!
八百万みてーに後に残す
みたいなことできねー

悔しいとかはあんな無い
負けたと思うだけだ ―

倒れそうな体を必死に支え
横の太い支柱にバッと手を
つきました。

目の前には黒煙を上げながら
去っていく轟達をズリ…と
体を引きずって追う鉄哲がいます。

― でも

自分のミスで
友だちが負けんのは

嫌だ! ―

太い支柱を柔化させて叫びます。

「鉄哲”これ”押せ!」

鉄哲が押した支柱は柔化しながら
飯田達を飲み込みました。

ドドドと周囲の建物も巻き込み
やがて柔化が解けた支柱が
パキッパキッと硬化していきます。

側には気絶した鉄哲と柔造
そして倒れた支柱の下敷きに
なった飯田がいました。

飯田の先には支柱の倒壊を
免れた轟が倒れています。

『 これは…!!全員――…
ダウン!!!? 』

今週はここまでです。

轟の新技はエンデヴァーの熱量を
遥かに超える超超炎熱攻撃って事?

これは確かに体辛そうです。
鉄も溶ける熱量ですからね!

鉄哲も全身火傷みたいに
なってたし。

でも鉄哲との熱血我慢比べも
なんとなく楽しそうに見えたり。

そして柔造も結構
熱い物があったり。

ちょっと青春を感じました。

しかし轟の新技ってプロになって
使用するとしても使える時あるのかなぁ。

よっぽど限定された場所でないと
難しそうです。

飯田の心の成長も
見てて嬉しかった!

何よりまず人命救助。

ステインの時の教訓が
生きてるなぁ。

失敗は人を大きくしますね。

結果的にA組3班は飯田の
働きが大きく戦況を変えたと
思います。

B組の功労賞はやっぱり柔造かな?

スポンサーリンク

ここから来週の206話の予想です。

お互いの攻撃が死人が
出そうな位過激ですね!

先生達がついてるから
大丈夫なんだろうけど。

飯田は轟を庇って突き飛ばした
って事なのかな?

ボクシングの試合みたいに
ダウンのカウントとるんんで
しょうか…?

誰か立ち上がって
欲しいですね!

ポニーちゃんや尾白達は
どうなっちゃったのかな…。

回原だけが檻の中だと
わかってるけど。

尾白も障子も柔造に檻の中に
連れていかれたとしたら…

最悪ドローかもしれませんね。

全員気絶でドローって予想は
出来なかったなぁ!

まだわかりませんけど。

大穴でポニーちゃんが
しれっと出てくるかも
しれません。

何にせよ次で決着ですね!

来週も楽しみです。

206話に進む

204話に戻る

僕のヒーローアカデミアの記事一覧はこちら!

というわけですが、最後までお読み頂いてありがとうございました!

スポンサーリンク