あなたがしてくれなくてもの結婚記念日について感じた事

あなたがしてくれなくてもの結婚記念日について感じた事について書いていきます！

■あなたがしてくれなくてもの各巻のネタバレ記事もご覧ください！■

新名さんが妻･楓との結婚記念日をとても大事に考えて、花束を買ったり、ディナーやホテルを予約したりしているところを見て、とても羨ましく思いました。

しかし、妻の楓は新名さんの優しさに甘えてディナーもすっぽかし(仕事なので仕方はないですが)、ホテルでも新名さんが「今だけでもオレのために頑張ることは出来ないの？」と求めたけれど、｢あなたが満足するならどうぞ｣というふうに突き放して、本当に自分勝手で人の気持ちが考えられない女だと怒りを覚えました。

仕事で疲れているのは分かるけれど、今までずっと我慢していた夫のために、結婚記念日ぐらいなぜサービスができないのかが分からず、とても腹立たしかったですし、新名さんがその後｢楓が大変なのは分かっているのにオレが悪い｣と自分を責めてしまっていたのはとても悲しくて、どこまで良い人なのかと思いました。

そしてその後の、｢男として必要とされている自信がほしかった｣という気持ちの描写も、私はとても共感することができましたし、すごく悲しくなりました。

楓にはもう新名さんを傷つけてほしくないと強く思いました。

相手の喜ぶことをしたいと思うのが普通だと思っていましたが、ミチの夫･陽一も新名さんの妻･楓も、相手への配慮を感じないというか、相手の優しさに甘えて自由気ままにやり過ぎだと思います。

家族になったことで少し感覚が麻痺してきているのかと感じました。

結婚記念日のディナーより仕事を優先した楓に、同僚が｢あまり仕事優先していると私みたいにバツが付くよ｣と言われた時、｢大丈夫、そんなことで怒るような人じゃないから｣と言った言葉にもカチンときました。

全然相手の気持ちを考えられていないと思います。

約束をすっぽかす側っていうのは、すっぽかされる人よりも何も考えていないなと実体験でもいつも思いますが、楓は典型的な例だと思いました。

しかも、同僚に｢まだいたの？｣｢結婚記念日なのでディナーに行ってください｣って言われているのなら、1年に1度の大事な日を過ごさせてもらうことだってできたと思います。

夫はそんなことで怒らないという浅はかで甘えた理由で、仕事を取ったことは間違っていると思いました。

(よく読んでみると、先に帰らせてもらうことは可能なように感じたので、さらに怒りを感じました)

楓にはそうやって甘え切って、今まで新名さんを散々傷つけてきたバチが当たってほしいです。

新名さんのような人は、ミチと夫婦になった方が合うように感じたので、この2人が将来的にはくっついてほしいなと思いました。(お互い離婚した上で)

■あなたがしてくれなくてもの各巻のネタバレ記事もご覧ください！■

というわけですが、最後までお読み頂いてありがとうございました！