あなたがしてくれなくてもにアニメ・映画・ドラマ化はあるか？

今回は「あなたがしてくれなくてもはアニメ・映画・ドラマ化はあるか？」というテーマについて語っていきます。

■あなたがしてくれなくてもの各巻のネタバレ記事もご覧ください！■

セックスレスという現代日本の多くの夫婦が抱えているであろう悩みと、それによる夫婦間の心の揺れ動き、不倫などを題材にした漫画「あなたがしてくれなくても」のアニメ・映画・ドラマ化はあるのか？についての考察です。

まずはアニメ化ですが、漫画を見ていると、ミチや陽一はどんな声で喋るんだろう、、、と登場人物の声を想像して脳内再生している人も多いかと思います。

実際、「ミチは大人の女性だけど可愛らしい声なのかなぁ」、「陽一は年齢よりも少し若い感じの声で、少し気だるそうに喋っていそうだなぁ」とか、私も楽しみながら想像している一人です。

しかし、この漫画でのテーマ「セックスレスの夫婦」や「不倫」を考えていると、あまりアニメ向きではないのかな、と思います。

なぜならば、アニメになると、途端に「子供向け」という感じがあるからです。

現在では子供よりも大人に人気なアニメがたくさんあるのというのは承知の上ですが、

「旦那に抱いてもらえない寂しさ」

「伴侶以外の人との体の関係」

がダイレクトに描かれているため、アニメ化するといやらしさがあるような気がします。

大人だからこそ共感できる部分が多い作品なので、子供も大人も問わず、誰にでも親しみやすいアニメ化は、私の中では「なし」と考えます。

次に映画化についてですが、こちらも「なし」と考えます。

何故なら、こちらの作品は、夫婦がお互いに気持ちを探り合ったり、職場の異性との駆け引きがあったりと、一話一話「この先どうなっていくんだろう？」と予測ができない展開が繰り広げられていくところが魅力だと思うからです。

そのため、映画で約2時間ぶっ通しで見るのではなく、一話一話「どうなっちゃうの？」とハラハラドキドキしながら楽しみたいからです。

もはや意見というよりは、私の希望に近いですが、、、。（笑）

さらに、「夫（妻）のことが嫌いなわけではないのに、お互いの心が離れていく寂しさ」など、登場人物たちの繊細な感情も、たっぷり時間をかけて描いてこそ、見る側が感情移入できる作品になるのではないかと思います。

こうした観点で考えると、ドラマ化は「大いにアリ」、むしろ「早くドラマ化してほしい」です（笑）

近年、不倫を題材にしたドラマは多く、ヒットしているものもありますので、こちらの作品も、共感を呼ぶものとして人気を集めると思います。

特にこの作品、私にとっては「悪い人物がいない作品」なんです。

ミチも陽一もそれぞれの会社で異性と不倫しているので、それ自体は良いこととは言えません。

しかし、ミチには「陽一のことを裏切ることができず、一線を超えられない」部分があり、陽一も一度は会社の三島と関係を持つも、それにのめり込む訳ではなく、ミチを裏切ったことを後悔し、ミチに歩み寄ろうと気持ちを持ち直しています。

「お互いを思うからこそ、相手の気持ちに踏み込めなくてすれ違うことがある」、というのは、その人たちが優しさを持って相手と向き合っているからだと思います。

もちろん、だからといって不倫は肯定できませんが、

「相手に気づかれなきゃいいや」

「相手が傷ついてもいいや」

という気持ちは、ミチにも陽一にもないと思います。

だからこそ、「どうにかしてこの二人が関係修復しますように。」と願える自分がいるのではないかな、と感じます。

どっちかがどっちかを傷つけても平気でいたら、そんな風には思えないですよね！

ということで、かなり個人的な見解ですが、私は是非ともドラマで、ステキな俳優さんたちに、ミチや陽一の繊細な心の動きを表現してほしいなぁと考えます。

■あなたがしてくれなくてもの各巻のネタバレ記事もご覧ください！■

というわけですが、最後までお読み頂いてありがとうございました！