2チーム目の合同訓練が始まりました。
黒色が常闇の黒影に溶け込みA組に
単独で突撃します。

その続きです。

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僕のヒーローアカデミアのネタバレ感想199話。200話の予想。抱っこ飛行!

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ホークスは電柱の天辺に立ち
足をトントンさせて言います。

「遅いですって。」

気絶する犯人と凶器、アタッシュケースが
羽で浮いていました。

― 彼は一人で解決してしまう。

彼が体育祭指名に参加したのは
初めてのことらしい。 ―

「完庭那のバーで客が暴れてる
らしいから次そこで!

事後処理よろしく
お願いしまーす。」

ホークスのサイドキック二人と
遅れて駆けつけてきた常闇に
ホークスが指示しました。

ゼエゼエ息を切らせる常闇に
サイドキックが言います。

「サイドキックはほぼ
後始末係でね。

ホークスははやすぎるもん。

やけん
この形が一番効率的とよ。

足並み揃えてるあいだに
被害拡大なんて許されないでしょ。」

ホークスはもう次の現場へ
飛んでいきました。

― 職場体験ではひたすら
彼を追いかけ彼が治めた
事件事故の後処理に終始。

疑問が湧く。

俺は何故声を
掛けられたのか。 ―

事務所でホークスは自分の羽を
1枚手に持ち言いました。

「鳥仲間。」

常闇が聞き返します。

「お巫山戯で……?」

「いーや2割本音。

半分は一年A組の人から
話聞きたくて。

君らを襲った敵連合とかいう
チンピラのね。」

「……。」

「んでどうせなら
俺について来れそうな
優秀な人ってことで。

上位から良さ気な鳥人を。」

― USJ襲撃時の詳細を
聞かれてる間

沸々とこみ上げる悔しさ。

俺は伝書鳩じゃないぞ。

一週間の職場体験は
何も教わる事なく終わり

そしてインターン。

彼は俺を再び
受け入れた。

雄英も色々動いた。

その”色々”を
聞きたいのだろう?
ホークス。

侮るなよ№3いや
№2ヒーロー! ―

ビル街を飛ぶホークスの後を
黒影を体に纏い街頭を伝って常闇が
ついて行きました。

サイドキック達は驚きます。

「ツクヨミくん
キバるなぁ!」

「伸びしろですね!」

ホークスは付いてくる
常闇を見て笑います。

「へえ。」

夜になりました。

「おつかれさまでしたー。」

帰ろうとする常闇を
ホークスが手招きします。

「常闇くん。

夜間飛行とシャレこもうよ。」

ホークスは常闇を抱きかかえ
ビルの上空を飛びました。

常闇は感動します。

「ホ!ホークス!!
我々風になっている!」

「飛ぶの初めて?

残りの3割さァ

常闇くんがもったいない事
してるなーと思ったから
なんだよね。」

「!」

「空はね

良いよ。

物事を俯瞰して
見られるから。」

「?」

「後進育成とか
する気ないんだけどさ。」

「……”もったいない事”とは?」

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ホークスはビル街の一際高い
塔に降り立ちます。

「弱点の近距離カバーに
尽力もいいけど

“得意”を伸ばす事も
忘れない方がいい。

君はもっと自由に動ける。
ホラ…鳥仲間のよしみさ。

飛べる奴は飛ぶべきだよ。

地面に縛りつけられる
必要なんてない。」

場面は運動場γに戻ります。

黒色が配管の陰にズプンッと
潜りながら言いました。

「ケヒヒ黒の堕天使!?
良いじゃねえか
見せてみろ!」

ゾゾゾと動き出しました。

八百万が目で追います。

「影の中を移動しています!」

青山は動揺しました。

「また単騎突撃って
これは想定外!」

モニターで様子を見ていたA組も
想定外でした。

「先刻の一戦目と同じ
展開でくるとは!」

「裏の裏か。」

「この配管まみれのステージじゃ
居場所把握はムリだ!」

八百万が常闇に声をかけます。

「常闇くん大丈夫!?」

「ああ。」

” 常闇踏影
おまえは俺が穿つ ”

― 狙いはこの俺…!!
宿敵!!

とか思ってんだろ
A組。

試合前から仕込んだ
精神的トラップ!

陰謀ヒーロー”ベンタブラック”

これが俺のやり方さ。 ―

黒色は配管の陰から静かに近寄り
青山のマントを掴みました。

塩崎は天を仰ぎます。

「見直しなさい。
抜本的に。」

青山が振り返ります。

「へ」

八百万達が気付いた瞬間
猛スピードで青山が連れ去られ
ました。

「へ―――――――ゥプ」

黒色が高速移動します。

― 俺のスビードだ!!
そしてこの狭く煩雑な
ステージ!

黒影は本体へとつながる
“へその緒”が邪魔で
動きづらいだろう!

つまり!
A組が俺に追いつく
術はない!! ―

「と思ったか?」

常闇の声でした。

【 黒影 黒の堕天使 】

黒影に抱きかかえられた常闇が
飛びながら黒色の後を追ってきました。

モニターを見るB組も驚きます。

「飛んだ!!!!」

黒影は常に浮遊状態の為
常闇を抱えて移動する事も
可能なのです。

” “得意”を伸ばす事も
忘れない方がいい ”

― ホークス
感謝する ―

黒色がソワッとします。

「それが……!!」

そのまま常闇は青山を奪還しました。

― 俺は更に上へ行く! ―

黒色が配管の陰にズプッと潜ります。

( プランAは失敗 )

八百万が叫びました。

「青山さんネビル・ビュッフェを!
常闇さんは自由飛行!!」

青山が言います。

「影の形を変えるまでさ!!」

常闇が黒影に指示しました。

「黒影!外套を纏え!!」

「アイヨ!」

青山の膝から光の弾丸が
ビュンビュンと放たれました。

工場内に光が溢れます。

― 影が

動く!

これじゃあ―――… ―

影が無くなり黒色がトパッと
放り出されました。

八百万が駆け出します。

「いました葉隠れさん!!」

「よっしゃー
捕まえるぞー!!」

「想定外の事態など
私、すでに想定内ですわ!!」

相澤は無表情にモニターを
見つめています。

黒色を追う八百万の鼻に
突然キノコがポムと生えました。

黒色が笑います。

「やっぱ拳藤の方が
上手だな。」

小森希乃子の周りにはキノコが
ポムポム生えていきます。

「光ったら黒色失敗。

うふふ
うふふ

プランB。

キノコまみれに
しちゃいノコ!」

希乃子はニッペロと笑いました。

今週はここまでです。

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ホークスの事務所の勤務形態が
明らかに…。

ほとんど一人で事件解決
しちゃうんですねー。

自信がないと中々出来ない
スタイルですよコレ。

サイドキック達の足は
相当鍛えられそうです。

常闇の黒の堕天使が出来る
キッカケはホークスの
抱っこ飛行からなのか…。

黒影も結構上空まで
飛行出来るのかな?

これは相当行動範囲
広がりますね!

黒色のヒーロー名も
ある意味凄い。

陰謀ヒーロー…。

試合前から仕込んだ精神的トラップが
どれ程効果あったかナゾですが。

青山の個性で無効化されちゃうのは
結構みんな想定内な気がしますね。

ここから来週の200話の予想です。

希乃子ちゃんのキノコの
威力がどれ程のものなのか。

ポンポン生えるだけじゃなくて
何か効能があるんだろうなぁ。

食糧難に優しそうな子だ…。

人体に生えるのはある意味
ホラーだけど!

動きを鈍くするとか
思考を奪うとかだったら
大ダメージですね。

あと葉隠にキノコとか胞子とか
付けられちゃったら透明化が
無効になるのかな?

檻に引っ張っていかなきゃ
いけないので拘束技とかが
ないと難しそうです。

そう思うと梅雨ちゃんの舌とか
塩崎の蔦とか良かったですね。

八百万の個性でそういう道具とか
出せそうですけど。

B組のブレーンはやっぱり
拳藤みたいなので。

最終的には拳藤と八百万の
ガチンコ勝負って事も
あるかもしれません。

勝負したがっていたし。

来週も楽しみです。

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というわけですが、最後までお読み頂いてありがとうございました!

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