劣勢のA組1班は梅雨の粘膜を
利用してB組に攪乱作戦を
仕掛けます。

その続きです。

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僕のヒーローアカデミアのネタバレ感想197話。198話の予想。梅雨ちゃん高スペック!

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1班の戦闘を生徒たちが
モニターで見ていました。

宍田が言います。

『 蛙吹氏が3人
向かってきてる! 』

生徒たちには意味が
分かりませんでした。

「何言ってんだ宍田。
エクトプラズム先生じゃ
あるまいし…。」

「蛙吹は一人だろ。」

峰田が出久にコッソリ
耳打ちしました。

「緑谷…”アレ”だよな。」

「うん…!
アレだ…!」

― 聞いてはいたけど
ちゃんと使った場面は
見たことなかった。 ―

以前梅雨は言っていました。

” 私は跳躍と、壁に張りつけるのと
舌を伸ばせるわ―――… ”

【 毒性の粘液!! 】

” …といっても多少ピリッとする
程度のを… ”

出久は感心します。

「2人に塗布して匂いを
上書きしちゃったんだ!」

「オイラたちすら忘れかけてたから
B組が想定なんてできやしねえわな。」

梅雨が走りながら言います。

「宍田ちゃんのあの
特定精度の高さ。

私たちの位置は常に
割れてると考えた方が
いいわ。」

横を毒の粘膜を纏った
心操が走ります。

「そこを突くってわけだな。」

同じく粘膜を纏った上鳴は
排水管を飛び移りながら
移動します。

「梅雨ちゃんの香り3人分!
見られねー限りどこに”誰が”
いるかわかんねえ!

ポインターにもまだ
気付いてないっぽい。

変な動きなし!」

心操が懸念します。

「問題は他の二人だな。
どこにいるか…。」

上鳴が言いました。

「そこ探るより
宍田をやれる時に
やった方がいいっしょ!

あの鼻とパワーはやべェ。
つーか梅雨ちゃん大丈夫?

ぶっとばされてたけど。」

「なんとか受け身を取れたけど…
まともにやり合ったら
敵わないわね。」

塩崎の蔓がゾワァァと動き出しました。

A組3人の探索を始めます。

「我が真名「ヴァイン」の
名に於いて

謀る者へ裁きを。」

【 ヴィアドロローサ 】

髪の蔓が工場内部に
一斉に這っていきました。

塩崎が宍田に聞きます。

「位置を!
黙示録の獣よ!」

宍田はスンスンと匂いを
辿りました。

「十時、十二時、二時
扇状に展開!

全員地上を走り接近中。

あとその呼び方
やめて頂きたい!

私「ジェボーダン」 」

飛龍が何かひっかかります。

「3人とも接近て
位置バレてるよな……。

そんなサーチ”個性”
向こうにいたか?

…おい黙示録おまえ…

ホラ!!何かついてる!」

「ム!?」

「……たしかこれは上鳴の―…」

塩崎がピクと反応しました。

「一人捕獲。」

― 引きずり出します! ―

蔓を引き寄せます。

飛龍が身構えました。

「”誰が”来るかわからない!

下がろう宍田。
上鳴の場合万が一が――…」

引っ張られて出てきたのは
上鳴でした。

「ハイ正解
はずれクジー!

三人ご一緒ォ!?
仲良く痺れ―――

な!?」

放電する前に塩崎の蔓が猛烈な勢いで
上鳴を覆っていきます。

【 磔刑(クルセフィクション) 】

塩崎の前面には分厚い
蔓の盾が作られました。

【 信仰の盾(フェイスシールド)! 】

― 幾層ものツルで
放電を封じますし

万が一があっても
盾で受け流します。

対応は万全 ―

蔓の隙間から見える
上鳴の顔は笑っていました。

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「なんつって」

― ポインターとの距離が
10m以内なら俺の電撃は―…

一直線に収束され ―

宍田のズボンに着いたポインターに
放電した瞬間、飛竜の鱗の弾が
ポインターを弾き飛ばしました。

上鳴の放電は宍田を逸れていきます。

「はああ――――!?」

ギチッと上鳴が塩崎の蔓に
丸め込まれました。

飛竜は腕のギミックから放たれた
鱗をジャコンとしまいました。

「っブねえ。」

【 鱗 飛竜(りん ひりゅう) 】

” 個性 “「鱗」

体中に硬質の鱗を生成できます。
飛ばせるし鎧にもなります。

飛竜が叫びます。

「次だ!
早くツル貼り直せ!」

塩崎がブチブチ蔓を
切り離しました。

「ええ、宍田さん位置を…」

突然塩崎の動きが止まります。

飛竜は驚きました。

「おい!?
今のは俺の声じゃねえよ!!」

物陰で心操がマスクを
押えました。

上鳴は塩崎の蔓が探索に来た時
ある作戦を思いつきました。

” うっわまじかよツル!!
宍田の方からって
一緒にいんのか! ”

心操が聞きます。

” 捕まったら終わりだ。
退くか!? ”

” あ!いや!やっべ思いついた。
俺だけ捕まるってどう!?

俺が警戒されてんならさ
向こうハズレくじじゃんね。

更に体育祭ん時もさ

電気防ぐ為に
ツルめっちゃ使ってた。

俺が暴れてヘイト稼ぎゃ
探索が手薄になるんじゃね!?

その隙に心操と梅雨ちゃん
おいでぇあああ~~~… ”

そうして上鳴は蔓に
わざと捕まりました。

心操は隙間からB組の
様子を伺います。

― 別に見くびってた
わけじゃないけど

場数の違いを
見せつけられた。 ―

捕縛布を握りしめました。

飛竜は心操の位置を
掴みかねています。

(入り組んでて反響しやがる…。
どこから声したかわからん)

「宍田、敵の位置を―…」

宍田は無言でダッシュして
指で位置を指し記しました。

飛竜は驚きます。

「指差し!?喋れよ
疑心暗鬼なりすぎ。

そっちに一人いるのか!?
オイ!喋れよ!

アイヤー…!

口元見てりゃ安全だろが!!」

鱗弾を塩崎に撃ちました。

― とりあえず塩崎起こして… ―

塩崎の体がヒョイと持ち上がり
鱗弾が当たりません。

壁に張り付く梅雨が舌で塩崎を
持ち上げ別の場所に下ろします。

「よいっ、しょっ。
そこからじゃ鱗銃も
当たらないわ。」

飛竜は両手から梅雨に
鱗弾を撃ちまくります。

― 蛙吹!!

やっぱ良い動きしやがる!! ―

梅雨は飛び跳ねて避けると
壁の色と同化しました。

飛竜は別方向に突進する
宍田に叫びます。

「宍田!蛙吹だ!隠れた!!

心操より蛙吹を!
位置を!!

―――!」

飛竜は歯ぎしりします。

― コミュニケーションが ―

突然梅雨の飛び蹴りが飛んできました。

宍田は心操の元に
突進していきます。

「~~~~~!」

― 匂いの動きで”あっち”が
蛙吹氏だとわかった!
ならばこっちだ!

心操氏よ!

遅れを取ったと
自負してましたが

いやはやどうして
恐ろしい!!

あなたは既に立派な脅威!! ―

周りのパイプを薙ぎ払って
心操を見つけました。

心操が捕縛布をグイと引っ張ります。

― イレイザーヘッド直伝

操縛布!! ―

予め巻き付けておいた天井のパイプを
宍田の頭上に叩き落としました。

宍田は衝撃を受けますが
落ちません。

― ―――なる程

しかし!!

これしきで倒れる程
敵は緩くないですぞ!! ―

奥から飛竜が梅雨の舌で
投げ飛ばされてきました。

飛竜が叫びます。

「避けろォオ黙示録ゥ!!」

宍田は返事をせず
心操を攻撃します。

― 洗脳にはもうかかりませんぞ。
一対一ならあなたは

……ん?

黙示録…!? ―

飛竜が宍田の後頭部に
ゴンと直撃しました。

梅雨が謝ります。

「ごめんなさいね。」

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映像を見ていた峰田が言います。

「オイ心操やべーだろ。
ハンデになってねーだろ。」

出久も興奮します。

「いや…蛙吹さんと上鳴くんの
機転で心操くんが活きた…。

…すごい…。」

― 状況さえ整えてしまえば
“いる”だけで場を支配できる。 ―

洗脳されている塩崎の蔓と
梅雨の舌、心操の捕縛布で
宍田と飛竜を運びます。

梅雨は感心しました。

「遅れてるどころか
とっても強力よ心操ちゃん。」

「…全然まだまだだ。

おんぶにだっこじゃ
だめなんだ。

俺自身の実力で
プロにならなきゃ。」

A組の檻にB組のメンバーが
全員入れられました。

ブラドキングのアナウンスが
響きます。

『 第1セット
ぐぬぬぬぬ

A組+心操チームの
勝――――――利!! 』

今週はここまでです。

A組勝利ですねー!

梅雨ちゃんが高スペックで
驚きました。

体術が結構凄いんだなァ。

水中戦になるともっと強いのかな?
ベロ力も凄い…。

大の男を舌の力で投げ飛ばせるって
凄いですねー。

飛竜の個性も初めて見ました。
鱗の弾って結構痛そう…。

ゴーグルとゆーか目隠し?
あれも何か機能があるのかなー
と思ったのですが。

出す前にやられちゃったのかな…。

心操もいい働きをしてたと
思います!

いてくれるだけで
敵が勝手に警戒しすぎて
自滅してくれる…。

もちろん出久も言ってたように
「状況が整えば」なんでしょうけど。

捕縛布も使ってくれたし!

相澤先生も嬉しかったんじゃないかな?
弟子のデビュー戦みたいで。

ここから来週の198話の予想です。

2班の勝負ですね!

でも拳藤以外の人達が
謎過ぎる~。

あの漫画原稿用紙みたいな
人は一体何だ…。

黒い人は男?女?謎!!

キノコちゃん可愛いですけどね。
個性はやはり謎。

対するA組は常闇が
有利かもと思います。

工場内部が暗いので。

影が制御不能になったら
青山のキラメキで何とか!止めて!

八百万も作戦立てるの
得意そうだし。

葉隠れはどこにいても
有利そうだし。

なんせ透明だから!

実は真っ裸という事実を
B組の人達は知っているので
しょうか…。

B組の個性が不明なので
どうなるか想像つきませんが
切磋琢磨してほしいですね!

来週も楽しみです。

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というわけですが、最後までお読み頂いてありがとうございました!

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