1班の合同戦闘訓練は梅雨と上鳴が
心操の個性を生かし、A組の勝利に
終わりました。

その続きです。

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僕のヒーローアカデミアのネタバレ感想198話。199話の予想。ダブル中二病!

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相澤が言います。

「反省点を述べよ。」

切島がヘッドギアを外しました。

「相手にケンカする気がねェと
俺の”個性”は役立てづれぇ。

本番だったら捕まった時点で
ブッ殺されてる。」

口田は肩を落とします。

「虫たちにもっと
細やかな指示出せるように…。」

上鳴は機嫌良くプッシュボーズ
しまくります。

「俺は良かったっしょ!?
ホレるっしょ!?
良いよホレて!大丈夫。

恋なんてのはコントロール
出来るものじゃないんだ。
良いよ大丈夫。」

梅雨は冷静に言いました。

「2人を失ったこと。

誰も欠けること無く
勝ちたかったわ。

バタバタしちゃった。」

心操は力なく捕縛布に触ります。

「教わったことの一割も
実践できなかった。

悔しいです。」

相澤が言います。

「いきなり出来たら苦労しない。

捕縛布を使いこなすのに
俺で6年かかってる。

その悔しさ忘れず
次も臨め。」

「はい。」

青山と耳郎がその様子を
見ていました。

「インターン行ってた2人は
シリアスだね☆」

「ジャミングウェイの
素っ頓狂っぷりが
浮いてる。」

ミッドナイトはゾクゾクして
喜びます。

「心操くんの青み…良いわ。」

オールマイトが呆れました。

「君ねえ…。」

相澤が一人一人に
アドバイスします。

「切島は正面戦闘を誘える
セットアップを意識すること!

口田は自覚通りだ。
搦め手を考えていけ。

上鳴!序盤の緩み!
仲間がやられないと
力を発揮できないのか?

蛙吹、ミスよりもミスを
カバーできる迅速な対応を。」

B組の1班を前に
ブラドキングが腕組みします。

「もう自分たちでわかってるな?」

全員コクと頷きました。

「宍田を軸にするか
塩崎を軸にするか

統率が取れていれば
勝てた内容だぞ」

真顔で生徒たちに迫ります。

― 目がこわいよ
僕らのブラキン先生 ―

物間がツカツカと宍田達の
所に歩いてきました。

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「塩崎は人を欺けない。
そこの考慮が裏目に
出たよね宍田。」

宍田は塩崎に謝ります。

「結果的に相手に準備させて
しまったのですな…。

すまなんだ塩崎氏。」

「業火に焼かれて。」

物間は心操に向き直りました。

「まァでも良いもの
見せてみらったよ。

共闘が楽しみだ。」

心操の元へ駆け出します。

「ヘイ心操くん
A組に吠え面かかせる
計画練ろうよ!」

次に心操と対戦する出久の
チームも集まります。

「こっちも対策練らなきゃ。
今出来ることアイデア
挙げてこう!」

「よしゃ!」

「コンボつくろー」

他の生徒たちも作戦会議に
入りました。

熱く盛り上がる生徒たちに
ミッドナイトが恍惚とした
表情を浮かべます。

「これよ…!これですよ!
若人の青い春。」

「冬だけど。」

オールマイトがツッコみました。

― 気付けばもう年の暮れ。

皆”個性”伸ばしや
必殺技の開発

様々なイベント・トラブルの
中をひた向きに邁進してきた。

ここで一度周囲と自身の
力量を照らし合わせ

現状の立ち位置を把握する…。

この授業はある種の
総ざらいだ。 ―

ブラドキングと相澤がオールマイトの
元へ来ました。

「オールマイト、ミッドナイト。
心操どうでしょう?」

「良いね!物怖じしてない。

「悔しい」がまず出てくるのは
素晴らしい。」

相澤が言いました。

「今回はいわばヒーロー科
編入への「センター試験」

次のセットは相当気合
入れてくるでしょう。」

号令がかかります。

『 では第二セット。
チーム2!準備を。 』

A組とB組の2班は
一緒に移動開始します。

拳藤が八百万に聞きました。

「八百万さ!」

「はい拳藤さん。」

「ミスコン何で出なかったの?
絶対出ると思ってた。」

「相澤先生がお伝え下さり
ませんでしたの。

バンド練習があったので
どのみち出なかったでしょうが…。」

「ふーん。

職場体験からCM出演しちゃって
なーんか私たち同列に見られるん
だよね。

ハコ推しみたいな。」

「箱おし?」

意味の分からない八百万に
葉隠れが説明しました。

「まるごと好きーって
ことでしょ!?

文化祭でも同じ人が
ヤオヨロズー!ケンドー!って
叫んでたよ。」

常闇が言います。

「イドラ。
偶像崇拝。」

その言葉に隣の黒色がソワ…
としました。

拳藤が続けます。

「八百万の方が成績も
個性も上なのに
一緒くたにされてんのが

地味に嫌だったからさ。

個人的にちゃんとたたかって
みたかったんだよね!」

笑顔で言う拳藤の言葉を
八百万も笑顔で受け止めます。

「誠心誠意
お受けいたしましょう。」

黒色がス…と常闇を指さしました。

「…とこやみ、おまえは…
俺と同類だ。」

「黒色支配…”個性”は
“黒”に溶け込み

“黒”の中を自在に移動できる
…だったな。」

ケヒヒ…と黒色は笑います。

「俺とおまえは
…宿命の存在。」

黒色の言葉に常闇も
ソワ…としました。

「ホホウ。
貴様も深淵の理解者。」

「ヒヒ…常の黒に住む。」

別れ別れに歩いて行きます。

「わあー」

葉隠がそんな二人を
見ていました。

ブラドキングのアナウンスが
響きます。

『 それではガンバレ拳藤
第2チーム!

START!! 』

「偏向実況やめろー!」

B組チームが円陣を組みます。

「よっし行こうか!!」

瀬呂が鉄哲に聞きました。

「拳藤ってB組で
どういう立ち位置なん。」

「おう!!
ありゃあやる奴だぜ!」

「声がでけェ」

「なんたって委員長だからな!

頭の回転早くて
とっさの判断も冷静だ!

それでいてクラスを
まとめる明朗な性格!

あれがいなきゃ今頃皆
物間に取り込まれてら!

B組の姉貴分。

それが拳藤一佳と
いう女だ!」

拳藤がグッグッと拳を
握ります。

轟が呟きました。

「とっさの判断、か。

八百万のオペレーションが
うまく刺さるかどうか…。」

「オペレーション」

それぞれが位置につきました。

B組サイドで拳藤が皆に言います。

「”個性”はだいたい
知ってるけども

新技とか”個性”伸びてると
「わからん殺し」される。

だからまず様子見って
感じかね!」

工場の奥から突然常闇の黒影が
飛び出して来ました。

「任せるよ黒色」

拳藤の言葉に黒色が
前に出ます。

黒影が怒鳴ります。

『 様子見ジャネーヨ

今ココデヤレル奴ァ
ヤッチマウゼ!!? 』

襲いかかる黒影に
黒色が笑いました。

「”行ってきます”」

A組は常闇の黒影の後を
追っていました。

「見つけたようだ。

あの一際高くそびえる
煙突の下手前。」

青山は感心します。

「かなり遠くまで行かせられる
ようになってない?

君もインターンでレベルアップ
してるのかい。」

「どうかな。

離れた分黒影の持続も短い。
向かおう。」

突然黒影の声が頭に響きました。

― フミカゲ!!
ヤラレタ!! ―

「!」

奥から黒影が戻ってきました。

「あ、戻ってきた。」

常闇が叫びます。

「皆散れ!戻れ黒」

黒影は常闇の腹ににドフと
攻撃してきました。

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黒影からシュウッと黒色が
分離します。

葉隠が驚きました。

「黒影の中から黒色くんが!」

八百万が個性で出した
網で捕獲しようとしました。

「フッ!」

「ケヒヒ!」

黒色は天井の排水管の
影に溶け込みます。

【 黒色 支配 】

“個性” 「黒」

“黒”に溶け込むことが
出来ます。

そして個性を伸ばしたことで
溶け込んだ”黒い物”を動かす
ことが可能になりました。

(動かせる物に限ります)

黒色が排水管の陰に
ぶら下がりました。

「常闇踏陰
おまえは俺が穿つ」

受け身を取った常闇は
黒いマントをバサッと
取りました。

― 成程
宿敵! ―

「良いだろう。

ホークスの元で編み出した技

“黒の堕天使”で
受けて立つ。」

黒色はソワ…とします。

「だてんし…!?」

今週はここまでです。

ミッドナイト先生の
変な性癖が炸裂ですね!

ある意味先生って職は
パラダイスだなぁ…。

この戦闘訓練はやっぱり
心操にとっては重要なんですね。

「センター試験」という事は
本番ではないのかなぁ。

改めてあるんでしょうかね
本当の編入試験。

そして第二セットが始まりましたが…。

黒色と常闇は話が合いそうだ!
中二病…。

お互いのセリフにお互いが
ソワソワしまくりですね!

個性も通じるものがあるし。

同じクラスだったら合体技とか
できそうな個性です。

拳藤と八百万も正々堂々としてて
良いです。

男前な二人。

ここから来週の199話の予想です。

常闇の「黒の堕天使」が
気になる所です。

技の名前って自分で
つけるのでしょうか…。

ホークスが付けたの?

黒色は黒い服とかにも
溶け込むことが出来るの
かなぁ。

自分と同じ位のスペースが
ないと無理なのかな?

拳藤達が後から追ってくるのか
本当にA組の個性が判明するまで
様子見を続けるのか…。

むしろB組の個性の方が
全然わからないし。

吹出君の個性がメチャクチャ
気になりますー!

あと轟が言っていた
「八百万のオペレーション」も
気になります!

何となくリーダーシップは
八百万か常闇がとるような
気がするので。

上手く葉隠れと青山の個性を
活かせる作戦が見たいですね!

来週も楽しみです。

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というわけですが、最後までお読み頂いてありがとうございました!

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