リヒトは光魔法を発動し魔法帝を
襲撃しますが魔法帝の時間魔法に
圧倒されます。

その続きです。

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ブラッククローバーのネタバレ感想144話。145話の予想。デザナイーズ魔導書

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街の人々はクローバー城の異変に
ざわめいていました。

「城の…塔が…!!」

「―――…!
何か…光ってる…!?」
「何が起きてるんだ……!?」

マルクスは城の塔の倒壊と
周囲で乱舞する光をを見て
声が出ませんでした。

「………!!」

― 交信魔法が遮断されていると
思ったら…

ユリウス様が交戦中…!!
相手は光魔法…!!
白夜の魔眼頭首か…!?

一体どうやって
この城内に入った…!?

…加勢しようにも
レベルが違いすぎて
私では足手まとい…!

ユリウス様が
負けるはずはないが… ―

魔導書を開くと魔法を発動します。

― この戦いについていけるのは
魔法騎士団長クラスだけ……!!

マーキングしてある
各魔法騎士団本部へ通達を――!! ―

シャーロットやジャックの元へ
通信回路が開きます。

『 各魔法騎士団長に緊急通達!!

クローバー城にて魔法帝が
白夜の魔眼頭首とおぼしき
人物と交戦中――!!

各団員は団長の指示に従い
警護を―――… 』

ヤミ団長は金色の夜明け本部で
通達を聞いていました。

「………」

タバコをジュッと灰皿に
押し付けて消します。

― まさか…な―――… ―

箒で金色の夜明け本部を後にし、
魔法帝の元へ向かいます。

城では魔法帝とリヒトの
戦闘が続いていました。

リヒトが光の矢を高速で放ちますが
魔法帝はすべて時間魔法で受け止めます。

「返すよ」

魔法帝が言うと、さらに高速で
リヒトに光の矢を返しました。

「!!」

リヒトが驚きます。

― 僕の魔法を加速させ――― ―

突然魔法帝がリヒトの背後をとりました。

「!!」

時間魔法につかまる紙一重で
リヒトが飛びのいて避け
崩れた瓦礫に着地します。

魔法帝も着地しました。

「いや~~~惜しかった…。
流石に速いね。

先読みしてるのに
まだ完全には捕えられない。」

リヒトは目を見開いて
魔法帝を見上げます。

― 何なんだ…!

この男の強さは…!?

ただの人間なのに…
この男は一体――…!?

僕を殺さず【捕えようと】
している…!

まだまだ余力を…!

四つ葉の魔導書の
僕に対して…!!

― この男の魔導書は…
一体どんな……!? ―

魔法帝が上空を指さしました。

「私の魔導書が気になって
いるのかい?

私の魔導書なら…
あそこだよ。」

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はるか上空で表紙のない
円筒状の魔導書がパラパラ
無限に開かれ続けています。

リヒトは驚きました。

― 何だあの形状は…!?
表紙すらない…!?

あの魔導書は一体……!? ―

魔法帝は言います。

「時間魔法に表紙の無い魔導書…。

良いか悪いかはわからなかったが
私は【特殊】だった…。

だからよく考えたよ…。

自分は何者なのか…

何を成すべきなのか…

そのことをずっと
問い続けてきた…。

問い続け、実績を積んできた…。

そうして頂点に辿り着いた時
思ったよ…。

私が歩んできた道程が
私だ…!

私は魔法帝だ。」

リヒトは納得しました。

― 今

解った。

僕達は今から魔石の力を使って
【この世界の理に背くこと】を
しようとしている…!

この男は…
この人間は… ―

魔法帝が続けます。

「魔法帝として
王国を、国民を護る…!!」

再び魔法帝がリヒトの背後を取りました。

リヒトが気配を察知します。

― 世界が…運命が
僕達を止める為に
用意した存在…!!

理の最後の砦…!!

ならばやはり…
だからこそ…

斃さなければならない…!! ―

「おおおッ」

リヒトはさらに上空に飛び上がり
光を放ちました。

「…ならば…護ってみせろ…!!」

【 封印魔法 解除 】

黒い魔法の枷が外れ、リヒトを包む光が
巨大化していきます。

魔法帝は見上げています。

― 魔力が…膨れ上がって――… ―

リヒトを中心に巨大な光の
円が出来ると無数の光の剣が
垂れ下がっていきます。

街の住民たちはその光景に
ざわめきました。

「…お…オイ…」

「…何だ…!?」
「あれは……!!」

魔法帝は目を見開きます。

― この莫大な魔力は…!! ―

無数の光の剣でできた円は
王都全土を包むほど巨大になりました。

リヒトが言います。

「理を侵してでも

人間に罰を…!!」

今週はここまでです。

魔法帝の魔導書初登場ですねー。

こんな形もあるんだなぁ。
なんかインテリアになりそうな…。

閉じどころが分からない…。

四つ葉とか五つ葉とかも
ないのかな?

それにしても他の団長達、
みんな中に籠ってるから
連絡来ないと襲撃に気づきませんね。

みんなインドア派。

ここから来週の145話の予想です。

実力を隠していたリヒトですが
魔法帝もまだ本気ではないような。

でもリヒトの封印解除された
魔法は禁忌の魔法なのかな?

だとしたらデカい代わりに
代償もありそうですね。

街一つ飲み込むくらいの
巨大魔法ですが魔法帝なら
なんとか出来そう…な気がする!

そろそろ他の団長達も
到着するだろうし。

この騒動でもしかしたら
フエゴレオン団長が目覚めるかも!

ないか…。

浮遊魔宮で目覚める「ナニか」も
気になるところですし。

もしかして「ナニか」って
フエゴレオン団長の事!?

ないかー。

みんな中々目覚めない…。

来週も楽しみです。

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というわけですが、最後までお読み頂いてありがとうございました!

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