ヘンリーの操る「黒の暴れ牛号」に
ゴーシュ達が加勢し、白夜の魔眼を
返り討ちにしました。

その続きです。

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ブラッククローバーのネタバレ感想142話。143話の予想。結局魔石取られちゃったの?

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ボロボロになったミカエルカエサルを見て
ラデスは怒りでワナワナ震えます。

「…ふ…ふ…フザケるなぁぁぁぁ――――!!!
こんなりゃ奥の手見せてやるぜ
クソがァァァァァ!!」

サリーは足元がおぼつきません。

「お~~~~

ありゃ??
なんかフラフラして
きちゃったぁ~~~。」

突然ズズ…と空中に穴が現れヴァルトスが
降り立ちました。

「―――待て…!」

「ヴァルトス…!」

「目的のものは手に入れた…!
行くぞ!」

ラデスは納得いきません。

「――はぁ!?馬鹿言え!!!
このまま帰れるか…」

ヴァルトスはラデスをギロ…と睨みます。

「今回失敗は絶対に赦されない…!!
オマエのワガママをきくのはナシだ…!!」

ラデスは悔しがりながら空間魔法に
飲み込まれていきます。

「クソ、黒の暴牛ゥゥ!!
オレ様は退くわけじゃねーからなァ~~~!!」

サリーがバイバァ~~イと言いながら
両手をあげ、ヴァルトスは含み笑いをします。

「すべてはリヒト様の思うままに…。」

ゴーシュは怒鳴りました。

「フザケんな!!
待ちやがれこの――――…」

ズプン…と白夜の魔眼は空間に
消えていきました。

「………!!

一体何だったんだ…。」

グレイが顔を覆いながら言います。

「とっとにかくアジトも私達も
全員無事でよかったですぅぅ。」

「無事かコレ…。」

変形して横倒しになってる
アジトのなれの果てを見て
ゴーシュがはっとます。

「このアジト元に戻せんのかよ!」

ヘンリーがスローに答えました。

「…そ―――れ―――は―――」

「マリーグッズ壊れてたら殺す…!」

「だ―――め―――か―――も―――。」

ゴードンが小声でブツブツ言います。

〔それよりヘンリーさん
まずは僕と友達に…〕

グレイも疲労困憊です。

「もう変身する元気がありません~~~。」

場面は魔法騎士団”金色の夜明け”
本拠地に変わります。

イスに座りタバコを吸っている人物に
団員たちは驚いていました。

「―――オイ…!」
「何であの人がここに……!?」

ヤミ団長はイライラしながら目の前の
団員2人に文句を言います。

「オイテメコラ。

謝罪するとか言っといて
どんだけ待たせてくれんだ。

あの金ピカヘンテコ仮面団長はよ……!」

団員は申し訳なさそうに謝りました。

「す…すみません…。」

ヤミ団長はさらに畳みかけます。

「ウチのアッシーくんが今不在だから
ここまで来るのも大変だったんですけど~~~。

…そもそも試験でとはいえ

テメーらんとこの副団長が
ウチの団員に意識不明の重症
負わしてくれてんだ…。

本来ならそっちが詫び入れに
来るべきなんじゃねーのか…?

ナメてんのか?
金色の夜明け…!!」

その迫力に気圧されます。

― なんて圧だ…!! ―

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「―――副団長の暴挙は
本当に申し訳ありませんでした……!

ただし…ヴァンジャンス団長のことは
信じて頂きたい…!

あの方はとても素晴らしい人です…!

何の考えも無しに貴方様に無礼を
働くような方ではありません…!!」

ヤミは過去のウィリアム・ヴァンジャンスの事を
思い返してチッ…と舌打ちしました。

「んなこたぁ知ってるよ
バカヤロー。」

場面は変わり黄昏時、街を一望出来る
城の城壁に魔法帝がたたずんでいました。

コツコツと誰かが側に寄ってきます。

魔法帝が振り返りました。

「………話があるだなんて珍しいね…。

どうしたんだい…?
ウィリアム。」

ヴァンジャンス団長がコツコツと
歩いてきます。

「お時間を頂き有難うございます。
ユリウス様…。」

兜をス…と脱ぎ、魔法帝を
まっすぐ見つめます。

「この仮面を頂いた時に…
魔法騎士団に誘って頂いた時に…

私はユリウス様に我が魔導書を
捧げることを決めました…。

あれから11年…。

その気持ちは全く変わっていません。

ユリウス様のことを
ずっと尊敬しています。」

魔法帝は笑って頭を掻きました。

「いや~~~~どうしたんだい
いきなり…。

照れるじゃないか。」

「だから私は魔法騎士団団長の
地位まで上りつめ

自分の魔が導いた有能な団員を選び
金色の夜明けをつくりました。

最強の団をつくることが
魔法帝になったユリウス様への
恩返しだと――――…

…そしてそれは…

私の【もう一人】の
大切な人の為でもあった。

…ユリウス様と出会う前から
ずっと私と一緒にいた友人…。

ここから先は…
全く別の道を望む二人…。

ユリウス様とその友…
どちらも大切な存在…。

私にはどちらかを
選ぶことが出来ません…。

だから…

二人に選んでもらうしかない―――…」

ヴァンジャンスの痕が引いていき
髪の毛がどんどん伸びていきます。

やがてその顔は別人のものになりました。

「…ありがとう。

私の唯一の人間の友
ウィリアム…。

ご機嫌よう。
魔法帝ユリウス・ノヴァクロノ。

白夜の魔眼 頭首リヒトだ…!」

魔法帝は少し間をあけて言いました。

「……そうであっては
欲しくなかったね…。」

今週はここまでです。

魔石取られちゃったんですねー。
ネロが悲しむ…。

結局ゴーシュを殺しちゃいけない理由も
不明のまま襲撃終了してしまった…。

そしてまさかというか、やっぱりというか
ヴァンジャンス団長がリヒト!

怪しい怪しいとみんな
思っていたと思うのですが…。

ただそういう仕組みだったのかー
って感じです。

憑依っていうのでしょうかコレ。
リヒトって実体を持ってないのかな?

ヴァンジャンス団長との関係は
まだ不明ですけどね。

リヒトには子供がいましたし
ヴァンジャンス団長は
もしかしからその血筋なのかなぁ。

ここから来週の143話の予想です。

突然魔法帝とリヒトの直接対決とは!
予想できませんでしたよコレは。

魔法帝はヴァンジャンス団長の正体を
何となく予想してた様ですね。

ヤミ団長を足止めしてるのも
リヒトと魔法の相性が悪いからかぁ。

なんだかやっぱりすべて準備して
今の状況を作ったって感じがします。

強力な何かがもうじき目覚めるから
全面対決を仕掛けてきたんだろうし。

ヴァルトスの奪った魔石も
その目覚めに必要なんだろうなぁ。

ゴーシュ殺害が禁止されてるのも
その目覚めに必要だからなの?

で…結局何が目覚めるんだって
話ですけれども。

魔人?

アスタの存在も結構謎の部分が多いので
そのあたりも明かされてくるのかな…。

リヒトと魔法帝の対決、
どっちが強いんだろう…。

リヒト、光魔法と世界樹魔法の
両方使えたらやっかいだな~。

来週も楽しみです。

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というわけですが、最後までお読み頂いてありがとうございました!

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