突然暴牛のアジトから現れたヘンリーは
組換魔法でアジト全体を人型に組換ました。
その続きです。

▶︎142話へ進む

▶︎140話に戻る

ブラッククローバーの記事一覧はこちら!

ブラッククローバーのネタバレ感想141話。142話の予想。髪の毛万能!

スポンサーリンク

巨大変形したアジト『黒の暴れ牛号』を
全員が見上げます。

ラデスとサリーが驚きます。

「な…なんだとォ~~~~!?」
「すっご――い!!」

ゴーシュ達も目を見開きます。

「こんなデケーもん動かすって…
どんな魔力だよ!!?」

ヘンリーがゆっくり説明しました。

「僕だけの――――
魔力じゃないよ――――

みんなからもらって――――
蓄えてた力を――――
一気に放出してるんだ――――

これは黒の暴牛みんなの――――
マナパワーさ――――

みんなのお陰で――――
寝たきりだった僕も――――
数年前にはアジト内を――――
徘徊できるように――――
なったよ――――」

ゴーシュは納得しました。

― やっぱオマエが幽霊の
正体だったのか―― ――

ヘンリーは思い返します。

― まだ自分の体質をコントロール
出来てなくて

あまり近づきすぎると
大量の魔力を奪ってしまうから

面と向かっては
会いに行けないけど… ―

ヤミ団長は去り際にいいました。

「ヤバ、何かめっちゃ魔力吸われてるから
もう行くわ。

仕方ねーからオマエも
ウチの団員な。

いつか動けるようになって
仲間を守りたい時にでも

それ羽織れや。」

わさっとした髪の中から黒の暴牛ローブを
取り出すと身に纏いました。

ミカエルカエサルが竜巻と茨の魔法で
暴れ牛号を攻撃します。

「ただデケーだけで
オレの№0に敵うかァ―――!!!」

暴れ牛号はガシャガシャ変形すると
巨大竜巻を右手に発生させてミカエルを攻撃します。

【 マナコークスクリュー 】

衝撃でミカエルが吹き飛ばされました。
ラデスは驚きます。

「な…」

吹き飛ばされるミカエルに暴れ牛号が
ジャキッと照準を合わせるとボゴォと
一室を撃ち込みました。

【 マナロケットパンチ 】

ゴーシュ達は口を開けて
立ち尽くすしかありません。

― 何だこのムチャクチャな魔法は―――!!! ―

ミカエルは地面にめり込みました。

撃ち込んだ一室は魔力でまた元の位置に
戻っていきます。

ラデスが怒鳴ります。

「何やってやがるミカエルカエサル!!
オマエの力はそんなもんじゃ
ねーだろォが!!

とっとと起き上がって戦え―――!!」

サリーは頭を掻きました。

「苦痛を感じない頑丈な屍体だけど

あんなのもう一発くらっちゃったら
バラバラになっちゃうかもね~~~。

相手、なかなか解剖し甲斐
ありそーだし

ちょっと研究の成果
見せちゃおっかな~~♪」

ス…と胸元の蠍に埋め込まれた
魔石を押します。

ググッと蠍の尾が持ち上がり
ドスとサリーを刺しました。

「…あ…あ―――――」

ドッドッと脈打ち一気に魔力が
大量放出されます。

スポンサーリンク

― 着けてる者の魔力を
10分間10倍にする!!! ―

【 ゲル魔法―――デカデカベトベトサラマンダー 】

ヌプンと暴れ牛号と同じくらい巨大な
ゲル状のサラマンダーが現れました。

ゴーシュは叫びます。

「なにィィィ――――――!!!
バカでかくなりやがった!!!」

サリーは目をギンギンにし鼻息を荒くします。

「いっっくよぉ~~~~!!」

暴れ牛号が再び右手に巨大竜巻を作り出します。

「い―――け―――
黒の暴れ牛号―――――」

サラマンダーにスクリューパンチを
打ち込みますが吸収されてしまいます。

「!」

サラマンダーの頭上でサリーが言いました。

「ゲルにパンチなんかムダだよ~~~。

えーいっ!!」

サラマンダーに注射をします。

【 裏魔道具 ”特性+α” 】

― ゲルの粘性流動性を強化―――!! ―

ドロドロに溶けだしたサラマンダーが
暴れ牛号をからめ捕りヘンリーのいる部屋に
侵入していきます。

「う―――わ―――」

サリーが興奮します。

「その変わった魔法もそーだけど
キミの奇妙な体質にもキョーミ
あるなぁ~~~。

さて、どーしよーかなぁ~~~。」

ラデスが笑いながら叫びます。

「クハハハハ!!いいぞサリ―――!!」

ゴーシュ達が慌てて駆け出しました。

「マズイ!!
援護するぞ!!」

グレイが青ざめます。

「はいいいい!!
でもどうやって…!?」

「オレとゴードンの魔法は
あの女の魔法と相性が悪い!

グレイの魔法で属性を
変えるしかねえ!!」

「ええええ!!
あんなにおっきいのは
ムムムムリですぅぅ!!」

「大丈夫だ!!
オイグレイッ!!」

「ひゃひゃいっっ!!」

「オレを見ろ!!」

髪をグッと上げて左目の鏡魔道具を
グレイに見せます。

顔を隠していたグレイが指の隙間から
鏡魔道具を見ました。

突然グレイが増殖します。

【 鏡魔法 ”ミラーズブリゲイド” 】

ラデスが驚きました。

「ふ…増えやがっただとォ――――!!?」

グレイ達が飛び上がって変身魔法を発動します。

【 ”マジックコンバート” ゲル⇒植物!! 】

巨大ゲルサラマンダーが一瞬で
植物に変化しました。

「わあっ!!」

頭上のサリーが慌てます。

グレイが地上のゴードンに叫びます。

「お願いします!!
ゴードンさんっ!!」

― これで毒が効果バツグンです―― ――

〔任せろ〕

ボソっとゴードンが呟くと
呪術魔法を発動します。

【 毒呪詛魔法 ”毒雲の棲家” 】

植物化したサラマンダーに毒を放つと
ザザザと枯れていきました。

「そこまでだクズ共がァァ――――!!!」

ラデスが叫ぶとミカエルが両手に魔法を
発動させながらゴーシュ達の元へ
駆け出してきました。

「!!」

植物に埋もれたヘンリーがモゾっと
動き出します。

― ……僕の仲間に……

【 手を出すな!!! 】 ―

暴れ牛号がコークスクリューを放ち
ミカエルが砕け散ります。

ゴーシュ達はガッツボースをしました。

「よっしゃああああ――――!!!!」

今週はここまでです。

白夜の魔眼サイドも巨大化しちゃった!
これは本当にどこかで見たパターンだー。

なんてスケールのデカい
魔法大戦なんだろう…。

ヘンリー初登場で大活躍ですね!

ゴードンの魔法初披露のインパクトも
どこかへ飛んでしまいましたよ…。

そしてヘンリー、一体どこから
暴牛のローブを出すんだよ~~~。

地味に髪の毛が万能…。

魔力を吸い上げてしまう体質だけど
アスタなら近づけますね。

いつ再会できるか分かりませんが
仲良くなれそう。

隠れ暴牛団員、まだまだいそうです!

ヤミ団長一体何枚スカウト用
団員ローブを隠し持ってるんだろ…。

ここから来週の142話の予想です。

まだラデス達が撤退したわけじゃないので
油断できないのかなぁ。

アジトの中にいるヴァルトスは
どーなっちゃったの!?

この人がいないと撤退したくても
出来ないのでは…。

他の暴牛団員達はまだ帰って
こないのでしょうか。

そろそろアスタ達の方にも
動きがありそうな気がします。

ボコボコに殴られ続けてる
ライアはどうなってるんだ~。

ゴーシュを殺しちゃいけない理由も
まだわかっていませんし。

ヴァルトスが探してた魔石も
浮遊魔宮の「あの方の目覚め」に
関係してくるのかも。

こっちの出来事とあっちの出来事が
つながる時は近いのかもしれませんね。

来週も楽しみです。

▶︎142話へ進む

▶︎140話に戻る

ブラッククローバーの記事一覧はこちら!

というわけですが、最後までお読み頂いてありがとうございました!

スポンサーリンク