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食戟のソーマのネタバレ・感想232話。233話の予想。みんなでショッピング。

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第1カード「バター」のお題に対し
斎藤は海鮮丼を選びました。
ソーマもご飯を活かした品を作ります。
その続きです。

ソーマはバットに綺麗に処理した
エビを並べていきます。

― 下ごしらえ第一段階
あらかたおわりっ。

さーて次の工程!
まずは食材を――― ―

調理開始から数分経過しました。

ソーマ、タクミ、田所は食戟会場のお隣、
船の搬入ドックを兼ねた食材保管庫に来ています。

基本的な食材はステージ上の冷蔵庫などにも
保管されていますが、より専門的な材料は
ここで探さなければいけません。

田所は保管庫を見渡して驚きます。

「ひ……広いべさ~~~~~~!!!
何だべ、ここ―――――!?」

タクミが言います。

「よし……3rd BOUTで必要な食材を
一気に揃えるとしよう。」

田所が一角を指します。

「えっと、こちらのカートや台車を
ご自由にお使い下さいだって。」

タクミは思いました。
(IK〇Aの倉庫みたいだな。)

ソーマがカートにどっさり食材を入れて
ほくほくしながらやって来ます。

「おうおめーら!良い野菜とかスゲー揃ってるぜ!
早い者勝ちだぜ、もたもたすんなっ。
お買い得だぞこりゃ。」

タクミが呆れます。

「普通にショッピングを楽しんでる感じ
出してる場合か。

しかし確かに!
急ぐに越したことはない。

材料を探すのに手間取れば
調理時間を圧迫してしまう。」

タクミが歩き出します。

田所もきょろきょろしながら歩き出しました。

「う……うん!えっと、私が欲しい
食材はどこだろ……。」

突然叡山が後ろから現れました。

「退けや、ジャマだ。」

「ひ、ひぃああごめんなさい―――っ!!」

ソーマが茜ケ久保を見つけます。

「先輩たちも食材取りに来たんすね。」

「そうだよ幸ひゃん。」

叡山が言います。

「……どうかしたかアルディーニ兄。

人を睨むのは止めてくれや。」

タクミと叡山の間の空気がピリッと張り詰めます。

「……これは失礼。

しかし力が入るのは仕方ないでしょう。
偉大な先輩に胸を借りるのですから。」

「目はそう言ってねぇぞ、一年坊主がよ。
十傑を敬う気持ちが足りないらしい…」

茜ケ久保が突然ぐいぐい叡山の服を引っぱります。

「枝津にゃん、あれ取って取って~~~~。」

「自分で取ったらいいでしょうが……!
いま取り込み中なんすよ…!」

「ももは小さいから大変なの。

あ、カートも重いから運んでね。

ももにはブッチーがいて両手が
塞がってるから大変なんだよ。」

叡山はくるっと踵を返します。

「そのぬいぐるみも一緒にカートへ
ぶちこんだら両手空くと思いますよ。」

茜ケ久保は背後から思い切り叡山を睨みます。

「ぬいぐるみじゃなくてブッチーでしょ。」

「………はい。」

結局叡山は茜ケ久保の言いなりになりました。

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ソーマはオレンジを吟味している
斎藤を見ます。

「………。」

会場の檻の中で吉野が呟きました。

「それにしてもさー…

【バターを活かした料理】

それって具体的にはどういう
品なのかな?」

みんな悩みます。

「……言われてみれば…
バター料理って何だろうな。」

「そもそも副食材だし…
メインで使う素材じゃないもんな。」

「バターで仕上げる品って聞いて
パッと思いつくのは白身魚やホタテの
バター焼きとかか?」

「だけどそれって魚やホタテが旨いんであって…
バターが主役って言えるのか?」

「じゃあじゃがバターとか!」

「う~~~ん食戟で出すにはシンプルすぎるし…。」

えりなはソーマに北海道講座でバターの知識をみっちり
叩きこんだので、今の彼はバター博士だと信じていますが
皆はソーマがほとんど寝ていた事を言えませんでした。

葉山が言います。

「フランス料理なんかじゃバターを使わない
料理の方が少ない。

活かし方は幾通りもあるはずだぜ。」

アリスもうなずきます。

「そうね…幸平くんの頭に浮かんでるアイディアとは
どんなものかしら。

斎藤先輩がどんな手で来るかも
気になるところ……

!?」

ちらっと斎藤の方を見ると出刃包丁で
食材を豪快に斬る最中でした。

「盛やッ!!」

観客の生徒たちが盛り上がります。

「うおおっ!!凄い迫力!」

「いったい何の素材を捌いてるんだ!?」

「……ってあれ!?」

「お……オレンジ!?」

まな板の上で半分に切ったオレンジが転がります。

「大量のオレンジをカットして搾り始めた!!」

斎藤はハンドジューサーで
オレンジジュースを搾り出します。

反逆者チームも困惑します。

「す…すだちやカボスみたいに
使うのかと思ったけど…

あんな大量に絞らねぇよな。」

「余計訳がかわらなくなったぞオイ!」

斎藤はコップに集めたジュースを見つめます。

「ふむ。」

えりなは大体掴めました。

― ……なるほどね。

どうやら斎藤さんの狙いは…… ―

川島が進行します。

『 こ…これは完成がさらに気になる所!!

さて幸平創真はどんな調理を
行っているのでしょう!? 』

「ふんふふ~~んっ」

ソーマは鼻歌を歌いながらガサガサ何かを
取り出します。

『 ……んん?あれは……お餅? 』

「そ!切り餅!

や――こんな素材まで用意して
もらってるとは驚きでしたわー。」

イストワールが困惑します。

「そ、それはいいが…料理にどう使うというんだ…?」

ソーマが説明します。

「豆乳を沸かした鍋にですね…
細かくカットした切り餅をぶっこんで

ゆっくり混ぜていき、溶けたところで
塩とコショウで味付けすれば――

なんちゃってホワイトソースの完成っす!!

家庭で余った餅を活かせる
ナイスなテクニックなんすわ!」

【 ホワイトソース 】

バターや小麦粉をじっくり炒め纏めたルーを
牛乳などで溶きのばして作ります。

クリームシチューやグラタンなど
数多くの品のベースとなるソースです。

イストワールは納得します。

― なるほど…餅の粘り気によって
しっかりとしたとろみが生じ

本来の物よりもはるかに軽快な味わいを持つ
ホワイトソースもどきを作る事ができるわけか! ―

黒木場と葉山が言います。

「ここまではお互い下ごしらえ…。」
「あぁ!動くならそろそろのはず……!!」

『 あ―――っとご覧ください!!
ここで両者ともにバターを……

フライパンへ同時投下だ―――!! 』

観客席の生徒たちが興奮します。

「くおおおお!!たまらん。」

「脳がとろけそうなバターの匂いが
一気に広がるー!!」

アンも笑顔になります。

「うふふふっまろやかなのにピュア…。
すばらしい香りなのです。

Mr幸平は1㎝角にカットした
鶏肉と玉ねぎ・エビそして生米を
炒めていますね。

バターの風味をフライパン全体へ
やさしく広げ、素材に絡ませてゆく!

一方のMr斎藤は熱した油で
ニンニクの香りを立たせてから

バターとともに醤油・イカ・そして
イカの肝を投入しました。

海産物特有のゴージャスな潮の香りを
バターの濃厚な風味でさらに高めてゆきます。」

反逆者チームに緊張が走ります。

「いよいよテーマ食材であるバターが!」

「……って事はここからが調理の本番…」

― つまり瞬きすら許されない
鍔迫り合いのスタート……!! ―

斎藤は否定します。

― いや

あの鍋、落し蓋をして何かを煮立てて
いるらしい。

対峙している俺には分かる。
― この男

まだ真の刃は抜いておらぬ。

面白い。

どこで斬りかかってくるか…
せいぜい楽しみせてみせい。

俺に一刀両断される前にな!!! ―

審査員達は困惑します。

「オレンジジュースと……切り餅ホワイトソース」
「読めん!読めないぞこの勝負!」

ソーマは鍋を振り続けます。

同時刻 礼文島内割烹旅館【 月れぶん 】
静かな部屋の囲炉裏の前に仙左衛門がいました。

「………。」

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後ろから薊が声をかけます。

「どうして観戦なさらないのです?」

「お主か……よく此処がわかったな。」

「もう3rd BOUTは始まっていますよ。」

「…儂がやるべきことはもう済んだ。
彼らを信頼しておるのでな。」

仙左衛門は静かに目を閉じて答えます。

薊はわらいます。

「フフッ信頼…ですか。
それはそうでしょうね…。

遠月第92期…「玉の世代」は
あなたが【集めた】世代ですものね。」

今週はここまでです。

食材保管庫の広さにビックリですよ。

ここ見て回るだけで2時間終わりそう!

叡山はなんだかんだ言って
縦社会に従順ですね。

先輩には絶対敬語使うし逆らわないし。
後輩にはこれでもかって位高圧的だし。

結構組織人だなぁと思います。

薊と仙左衛門さんの会話も気になります!

遠月学園がだんだんアイドル事務所状態に
なってきましたね。

遠月第92期生…。

仙左衛門さんが集めた世代なんですね!

えりなもその一人って事なのかな?

えりなを薊政権から守る為に選んだのでしょうか…。
この辺はまだわかりませんね。

ここから来週の233話の予想です。

ソーマと斎藤さんの調理が始まりましたね。

でも相変わらず全然全容が掴めない~!

斎藤さん、海鮮丼だけど
オレンジジュース使うし
バターで食材炒めてるし…。

ソーマもわかんないなぁ。

ホワイトソース(もどき?)用意して
鶏肉、玉葱、エビ、生米を炒めるって事は
ドリア?しか思い浮かばない…。

でもそんなに単純な訳なーい!

定食屋のメニューっていうより
喫茶店のメニューって感じだし…うーん。

どちらも美味しそうですけどね。

斎藤さんのオレンジジュース、
ご飯を炊く時の水の変わりなのかな…。

それか酢飯の酢の代わりとか。

仙左衛門さんと薊の話の続きも気になります。

薊と仙左衛門さんの確執は、やはり
城一郎さんの存在が関係してるのかなぁ。

すべての始まりは城一郎さんが
挫折した所から始まってる気がします。

その辺もそろそろ明らかに
なってくるかもしれませんね。

来週も楽しみです。

というわけですが、最後までお読み頂いてありがとうございました!

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