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ヒロアカのネタバレ・感想151話。152話の予想。治崎、入中よりすごいな!

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ミリオは治崎の部下の手から
壊理を助け出します。
その続きです。

治崎の顔に蕁麻疹が浮き出ます。

「…汚いな。」

ミリオの体はまだ少しグラっとしました。

治崎は顔をゴシゴシと擦ります。

「戻って来い壊理。

殺されちゃう?
何度言ったらわかるんだ。

おまえは人を壊す。
そう生まれついた。」

壊理は恐怖に震えながら
ミリオに言います。

「――ダメ…!やっぱり…」

ミリオは即座に否定します。

「聞かなくていい。」

治崎は執拗にゴシゴシと顔を擦ります。

「いつも言ってるだろう。
おまえの我儘で俺が手を汚さなきゃ
いけなくなる。

おまえの行動一つ一つが人を殺す。

呪われた存在なんだよ。」

ミリオが激怒しました。

「自分の子に何でそんな事
言えるんだ!!」

治崎は顔を擦るのを止め、跪きます。

「ああ…?そうか、そういう話だったな。

俺に子などいない。」

そう言うと右手の手袋を外し
一気に床全体を分解しました。

ミリオは壊理を抱いたまま
飛び上がります。

すかさず治崎はまた右手を
床に突き立てます

― ”オーバーホール”

対象の分解、修復が可能 ―

ミリオは驚きます。

― 修復どころじゃない!! ―

一度バラバラに分解された床が
巨大な無数のトゲになってミリオを襲います。

ミリオは壊理を高く掲げ、
自身の体を透過させてかわしました。

― なんて速度!!

ギリッギリだ。
危ない…!!

しかし…こいつ…!! ―

治崎が言います。

「”個性”だけじゃないようだな。」

「この子ごと――…!」

治崎は再び床を分解します。

「ああ、壊れても支障はない。

すぐに修復すれば蘇生出来る。

原型を留めていなくとも
元通りに治せる。

その子は身を以て知っているハズだ。」

ミリオの怒りは頂点に達します。

治崎は再び修復の個性で床を無数のトゲに変え、
ミリオを襲います。

ミリオは壊理を抱きかかえて
素早くかわしました。

治崎はゆっくり立ち上がります。

「壊理が傷を負ったらどうする。

この状況下、治せるのは俺しかいないぞ。

抱えたままじゃ透過で逃げられない。
俺と戦うのか?学生さんよ。

今の修復で逃げ道は封じた。

その”個性”も」

気絶していたクロノがムクっと起き上がり
銃を構えます。

「こいつを撃ち込まれりゃ
消えちまいやす。」

ミリオはまだすこしグラつきました。

― 気絶させたつもりだったけど…
軸がブレたか。

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あの酔っぱらいの”個性”が
まだ効いてるせいか。 ―

治崎がクロノに指示します。

「壊理を抱えてる腕を狙え、間抜け。」

「間抜けって…。

あんな精密な”個性”の使い方
されるとは思いませんよ。

相当鍛えてきたんでしょうね。」

ググっとミリオに向けて引き金をひきます。

治崎が再び右手を地面につきました。
(棘を壊して遮蔽物をなくす。)

床を分解します。

ミリオは壊理を抱きかかえて飛び上がりました。

― あてたいだろうな。
二回攻撃避けたし
「面倒な”個性”」っつったし!

ってなると修復での攻撃は邪魔になるから
トゲトゲは来ない!! ―

「ちょっとごめんね。」

マントをグルッと体に覆い
壊理ごと姿を隠しました。

クロノが2発撃ちましたがマントに隠れた
ミリオには当たりません。

― 顔が見えないけど役割的に
あいつはおそらく

若頭補佐・玄野

リストに載っていた”個性”
あれだけは喰らえない! ―

クロノは驚きます。

(体を隠して狙いをズラした!)

「ヒーローのマントって
かっこつけだと思ってやした。」

ミリオと壊理がくるまったまま
マントごと床に落ちます。

瞬間治崎が察知します。

「クロノ!」

分解した床を急いで修復します。

透過で床に潜ったミリオが突然クロノの下に現れ、
肩でクロノの拳銃を弾き飛ばします。

ミリオはクロノをそのまま殴ろうとしますが
治崎の個性で作った柱が寸前で
クロノを突き飛ばしました。

倒れ込みながらクロノが謝ります。

「すいやせんオーバーホール!」

拳銃はそのまま床を転がっていきました。

治崎はマントにくるまった壊理の元へ走ります。

(こいつ強い…だが――…壊理を置いた!
アレを壊してしまえば抵抗出来ない!)

ミリオがその行動を読んで
治崎の背後を取り、構えます。

― そういう奴だよな

おまえは!! ―

咄嗟に気付き、手で防御する治崎を
ミリオは透過ですり抜け顔面を
思い切り殴ります。

治崎は地面に叩きつけられました。

ミリオが怒鳴ります。

「ヒーローがマントを羽織るのは!

痛くて辛くて苦しんでる女の子を
包んであげる為だ!」

走って拳銃を拾おうとするクロノを
ミリオは足蹴りします。

拳銃の弾倉が吹き飛びます。

ミリオは続けます。

「相手をよく見て!!
次の行動を予測する!!

一介のヤクザとは思えない身のこなしだ!
おまえは強いよ治崎!

でもね!!

俺の方が強い!!」

壊理はマントから出てミリオを見ていました。

― もう君を悲しませない。

俺が君のヒーローになる! ―

ミリオの言葉を思い出していました。

地面に潜ったミリオは再び蕁麻疹が出た
治崎の前に現れ殴り飛ばしました。

「もう指一本触れさせない!!

2人まとめて倒してやる!!

おまえの負けだ、治崎!!」

治崎の脳裏に組長との出会いが蘇ります。

組長が幼い治崎に聞きます。

「寄る辺がねェならウチに来い、小僧。

名前は?喋れるか?」

蝉が泣いていました。

「治崎。

治崎 廻。」

治崎がミリオに言います。

「気安く呼ぶな。

その名は…捨てた!」

組長が成長した治崎にこぼします。

「藤堂組が解体させられた。
肩身が狭くなる一方だ。」

治崎が組長に言います。

「このままじゃいずれ八斎會も…
革新が必要だ。

俺が前に話した計画…
少しは考える気に―――」

組長に強く遮られます。

「てめェあれだけシメられて
まだ言うンか。

人の道から逸れたら侠客終いよ。
治崎。

心のねェ外道に
人はついてきやしねェ。」

その頃地下道では音本が意識を取り戻し
這いずりながら動き出していました。

通形ミリオは彼を確かに
完膚無きまでに打ちのめしました。

彼の銃から弾を抜いた上で
顎部に三発の打撃。

成す術もなく失神し、十数分は
意識混濁で動けぬよう打ちのめしました。

音本が意識を失わず
はいずることができたのは――…

「若…!!」

― 私が本音を問いただすと
人はいつも嘘をついていた。

何故嘘で繕うのか問いただすと
人は狼狽え、私から遠ざかっていった。

私は只信頼できる
友が欲しかった。 ―

過去、治崎が音本に言いました。

「仲間になってくれ。
おまえがいてくれると心強い。」

― 若は私を!!―

音本は這いずります。

「共に歩まねば!!」

治崎が叫びました。

「音本!!」

音本が壁の隙間から体をのぞかせます。

治崎は音本に向かって5発の弾の入った
箱を投げました。

音本は急いで受取り素早く拳銃にセットします。

「撃て!!!」

音本が拳銃を構えます。

今週はここまでです。

壊理ちゃんは結局治崎の子供じゃ
ないって事かな?

治崎の分解と修復の範囲がすごい
広くてビックリです!

あと原型を留めてなくても
修復すれば蘇生できるって
言ってましたが…

身を以て知ってるって事は
壊理ちゃんは一回そういう目に
あったって事?

スプラッタ!!
これはリアルに想像しては
イカン!!

治崎の過去も少し見えましたね。
やっぱり組長の息子ではなかったかー。

まだぼんやりとしてるけど
治崎の過去も壮絶な予感がします…。

ミリオの透過も強いですね!

あらゆる攻撃がすり抜けるって
ある意味最強かも…。

そのミリオが警戒する
クロノの個性が気になります!

ここから来週の152話の予想です。

やっぱり個性消失弾出てきちゃった…。
そりゃそーか。

当たらないで欲しいです!

これ当たったらシャレにならない!

完全に個性を失ってしまうー。

その前に出久達が駆けつけて
くれることを願います。

クロノも銃を使っていましたが
あれはクロノの個性を弾にして
撃ってるのかな?

上手く出久達と合流できれば
戦況はグッと変わると思うんですがね。

壊理ちゃん奪還が成功すれば
上等だと思います。

最悪なパターンは
治崎達に逃げられて壊理ちゃん奪還失敗。
なおかつミリオの個性も消失…かなぁ。

この結末にだけはなってほしく
ないですね。

来週も楽しみです。

というわけですが、最後までお読み頂いてありがとうございました!

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