久我VS司の緑茶対決が幕を開け、
他のチームも続々と食戟が始まります。
その続きです。

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食戟のソーマのネタバレ感想220話。221話の予想。女木島店主!

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(セントラル勝て勝て勝て勝て〜〜〜!!)
強張りながら中島がマイクを握ります。

『 さぁさぁー!!ここを取れば大きい!
大きすぎる2nd BOUT!!

各カードのテーマ食材はこのように
決定しました。 』

・司瑛士 VS 久我照紀 緑茶(茶葉)

・小林竜胆 VS 女木島冬輔 唐辛子

・斎藤綜明 VS 美作昴 まぐろ

久我が不満そうに鍋を振ります。

「ちぇっ!りんどー先輩が唐辛子ひいたの!?
久我照紀の専売特許なのにさ。

女木島のオッサーン!
しっかり頼むよマジで!」

葉山と黒木場が身構えます。

「司瑛士と久我照紀も気になるが…。」

「あぁ…あっちの試合も目が離せねぇ。

元十傑、第二席と第三席の激突……!!」

観客たちが湧き立つ中、女木島はお題の紙を
見ながら思案します。

「ふーん…唐辛子か。
なに作るかな……。」

竜胆がいきなりある生き物を鷲掴みにします。

思わず吉野や榊が叫びました。
「ひぃいっ!!?」

「おら———っ悩んでる時間あんのかよ
女木島———!?

こいつがお前を喰っちゃうぜ?」

女木島に突き出されたのは生きたワニでした。

生徒たちも驚きます。

「ワニ!!しかも生きてる!!
普通に手で持ってるぅ!!」

「あれをこの勝負で使うのか!?」

反逆者チームも驚きます。

「ワニ肉……日本国内でも手に入らない事はないが、
そんな特殊な素材を…まさか食戟という場で
出してくるとは!」

「えぇ……よほど自身があるという事でしょうね…。」

中島が自慢げに言います。

『 当然だろうが反逆者共がー!!
竜胆先輩は!遠月の歴史でも稀にみる

【希少食材マスター】の料理人なんだからなァ——!! 』

竜胆の手からワニがポロッと落ちました。

「あ、逃げたっ。」

「!!」

中島の方へ逃げます。

『 ぎにゃああああああああっ!! 』

場内がパニックになりますが、
竜胆に再び捕らえられ、手の中でジタバタ
暴れます。

「こらっだめだぞ!」

「何なのよもぉおおお!!」

中島、涙目です。

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「調理に入る前から大混乱じゃねーか!」

「あんなんでワニなんか捌けんのかよ、
危なっかしい!」

呆れる反逆者チームを横に、
ソーマは黙って事態を見ています。

ナイフをキュルキュル回しながら
竜胆が女木島に言いました。

「…へへ…女木島ー!
お前も一緒に…みんなで十傑やってた時間
楽しかったけどよー、

こーやって敵対しちまったからには
容赦しねーで叩き潰すぜっ。」

「……おう、こっちもそのつもりだ。
全力で来いや…小林!」

「へへっ。」

竜胆はワニに向き直りました。

「さて……ワニくん。

お前の命、ありがたくもらうぜ。」

ナイフを一気に振り下ろしました。

一瞬ソーマ達が目を見張ります。

その捌き方は神業でした。

トドメから血抜き、解体をし
鱗、皮、筋、そして肉、
そのすべての部位に対して
最も効率的なナイフを完璧に
使い分けています。

「おーしっ、いいぞ最高の肉質だ——!!!」

あっという間にまな板の上で
ワニが皮をはがれて横たわっています。

反逆者チームは声が出ません。

司もその腕前を安心して見ています。

— 竜胆の凄さはあのナイフテクニックだけじゃない。

解体法・裁き方を含めた…
食材に対する膨大な知識と
未知なる味への好奇心。

それら全てが竜胆を第二席まで
押し上げた!! —

小林竜胆は十傑入りした当初から、
その権限を使い、海外へと飛び回り始めます。

中国の高山から砂漠地帯・北極圏に
果てはアマゾンの奥地まで!

現地でしか味わう事の出来ない素材に触れ、
竜胆の才覚はさらに爆発的に成長を遂げました。

その飽くなき探求心は遠月学園祭
「月饗祭」でも毎年おおいに発揮されました。

場面は少し時を戻し、月饗祭。

ソーマは39位の研究会を見て笑います。

「昆虫食研究会なんてのもあるとはなぁ。

どんな物好きが行くんだろーなー。」

田所と水戸はあきれます。

「幸平みてぇな奴だろどうせ。
つーか自分の赤字のこと心配しろっての。」

その頃昆虫食研究会の店内では竜胆が
席についていました。

「お待ちしておりました…!小林様。

ご贔屓にして頂き、我が研究会一同
感謝の気持ちでいっぱいです!」

「おー!120店舗オールコンプリート
目指してるしなっ。

さて…今年も最高の料理をよろしく頼むぜ!」

「一昨年はイナゴ料理…昨年はアリ料理を
お召し上がりでしたね。

今年ご用意させて頂いたものは———

コオロギのフルコースでございます。」

コオロギの姿をそのまま留めた料理たちが
テーブルに並びます。

「さぁ存分にご堪能ください。」

「うむっ」

「小林様は昆虫食研にとって
最大の上客でございますから!」

躊躇なく小林は食べ始めます。

「今年もすばらしい食べっぷり!」
「希少食材マスター万歳!!」

彼女は希少食材専門の料理人として
“3つの顔”を持っています。

小林竜胆は財と権力を行使し己の欲望を満たす
「美食家」であり

未知なる食材を体系的に探究する
「調査者」であり

ありとあらゆる素材を切り捌き、
ワイルドに貪り喰らう勇猛なる
「蛮族」でもあるのです。

生き生きとワニを料理する竜胆に
思わずソーマが漏らします。

「あれが第二席……!くっそーとんでもねーな…!

司先輩の前にあんな凄ぇ料理人が
立ちはだかってるなんてよ……!

ちっくしょー燃えてくるぜ!!
いつか貞塚と3人でマニアックな食材とか
語り合ってみてーな…!」

「そんなこと言ってる場合か——!!」
「あと絶対やるなよ、その会議!」

吉野達がつっこみます。

ずっと動かない女木島に観客たちからヤジが飛びます。

「どうしたどうした、随分静かだな女木島冬輔!」
「竜胆先輩にビビっちまったのか———!?」

「……ん?」

中島がふと気づきます。

女木島がぐっと何かの塊を押しています。

観客席がザワザワし出しました。

「なにか作り始めてる?」

「あれは……チャーシューか……?」

グツグツと寸胴鍋のお湯が沸いています。

女木島は両手に麺の湯切に使うテボを持ちました。

吉野が声援を送ります。

「行けぇ——女木島先輩ー!

相手が希少食材マスターなら……
こっちの女木島先輩はラーメンマスター
なんだかんね!!!」

遠月十傑 第三席(元)

『 ラーメンマスター 』

女木島冬輔

「ビビってる?誰がだ?」

女木島の調理が始まります。

今週はここまでです。

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やっと女木島さんの得意ジャンルが明かされましたね!

ラーメンとは!似合う!

ラーメン屋にいそうです、こういう店主。

結構見た目と合うジャンルでしたね。

もしかしたらすごい裏をかいて
パティシエとか可愛いジャンルも
有りかと思っていました。

同時に竜胆先輩のジャンルも明らかに!

希少食材マスターかー、これもまた合う!

竜胆さんの顔も爬虫類っぽいし…関係ないか…。

希少食材マスターってゲテモノ食いOKって事ですね。
秘境の奥地まで行くくらいだからそりゃそうかー。

コオロギなんて朝飯前ですね…。
どこでも生きて行ける…。

それにしてもこの2人の二席と三席の差って
何なんでしょう?

それを言ったら一席の司と二席の竜胆の差も
わかりませんが。

ここから来週の221話の予想です。

竜胆VS女木島の続きでしょうか。

お題の唐辛子はラーメンには凄く合いそう
ですけどね!

ワニ肉にはどうなんでしょうか?
ワニ肉を食べたことないからわからない!

淡泊な味だって何かで聞いたような…ぼんやり…。

どちらも辛くなる事は確実だと思うのですが。

辛いけど不思議とやめられないってこれ本当に
久我の専売特許だったのに!

しかし竜胆さんが選んだ食材、ワニで良かったですね。
未知のでかい虫とか正体不明の深海魚とかじゃなくて…。

超絶に美味しく調理してくれるのは確実だけど
出来れば調理の過程を見たくない…。

そしてもう一組の斎藤VS美作はどうなるのでしょうかね。

お題はまぐろかー。

斎藤も得意ジャンルが謎ですね。

あのデカい包丁どーやって使うんだ…。
てゆーかあれは包丁なの?

司VS久我対決も気になりますが。

来週も楽しみです。

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というわけですが、最後までお読み頂いてありがとうございました!

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