2nd BOUT前の休憩中、久我と司の会話をソーマが
偶然立ち聞きしてしまいます。
その続きです。

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食戟のソーマのネタバレ感想218話。219話の予想。ソーマの芝居は結構下手だ。

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反逆者サイド 控え室。

アリスが丸井とホワイトボードで2nd BOUTの
作戦会議をしています。

「いいかしら?最大戦力を一気に投入し、
一気に敵を叩く。

これは戦闘の基本なのです!

戦力の逐次投入はこれ以上ない愚策よ?
それはこの連帯食戟でも同じはず!!」

「いやしかし!それで上級生達を失ったら
それこそジリ貧では…!?

様子見しつつ戦力を温存することも
考えていかないと!」

横で見ている葉山がボードにツッコみます。

「その数式は何なんだ。」

黒木場がえりなに目線を向けます。

「…で……どうすんですか、えりなお嬢。」

えりなはしばし考え込みます。

— 連帯食戟では…剣道なんかにある
所謂”捨て大将”みたいな戦術は全く意味がない——。

たとえ何勝か白星を拾えたとしても
一席二席が残っている限り、
すべてひっくり返される可能性があるから。

だから上位勢には勝てる時に
意地でも勝っておかなければならないわ。

そして何よりも…1st BOUTの勢いを止めたくない。

いま送り出すべき3名……それは——— —

その頃ソーマは久我と司が廊下で話す場面に偶然居合わせていました。

久我が司に言います。

「この食戟で俺と戦ってちょ。」

「………。」

司はしばらく黙ります。

「……考えさせてもらう。」

「……。」

「俺の一存じゃ決められないもんな。
叡山なんかも戦わせろって騒いでたし…。

ほかの十傑の皆とも相談してくる。

……じゃ俺は行くよ、久我。

また後で。」

そう言うと司は行ってしまいました。

司が消えると残された久我は
深く息を吐いて扇子で顔を煽ぎます。

「あっ…と。」

手の震えが止まらず思わず扇子を
落としてしまいました。

すかさず横からソーマが受け止めます。

「うおっと!どーぞっす。」

「お!ありがとー幸平ち……。」

一瞬久我が固まります。

「………んもうっ、居るなら言ってよね、
幸平ちーん!」
(ふんっとに腹立つなこの子は!!
間が悪いつうか逆に良いっつうか。

まぁ震えてるとこまでは気付かれなかった
と思うけど)

焦る久我にソーマが冷静にアドバイスします。

「あの……手のひらに人の字を書いてそんで飲むんす。
そうしたら緊張とか震えが少し収まるっす。」

「……!!」

久我が赤面します。

「あ!もしくは「ゆきひら式緊張ほぐし術」
してあげましょーか?

合掌してください合掌!」

「うるさいよ!!あのねぇ言っとくけど、
いくらカワイイ幸平ちんでもこれだけは譲れぬよ?

司っさんとの勝負のチャンスだけは——

絶対に……俺が………!!」

握りしめる拳が震えるのをソーマは見ていました。

突然肩を回しはじめます。

「あ——疲れたぁ〜〜〜!

俺さっきの試合出たから疲れましたわー。
疲れ取れねぇっすわー。」

久我は驚きます。

「だからそうだなー、一戦くらい休ませてもらお!

あ、久我先輩!そろそろ戻んないと。

薙切が3人メンツ決めちゃうかもっすよ。」

「あ、うん……。」

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2人とも控え室に向かって走り出しました。

「………ふん、別に借りが出来たとは思わないからね。
らしくない芝居なんか打っちゃってさ!」

「…んぇ?なんの事か分かんないすけど?
それにー俺も一回は司先輩と勝負できたんでー、
まぁ次は久我先輩の番って事で!」

それを聞いた久我の態度が豹変します。

「どういう事?俺とはちっとも再戦してくれなかった
司っさんが、何で幸平ちんと……?」

「いや……かくかくしかじかで。」

ソーマは以前司と食戟した経緯を説明します。

事情を知った久我は得意げに言います。

「ふふ———ん、そかそかそっかー!
サポートとして!サポート役として
見込まれたんだぁ。

一方の俺は料理人同士として、アツイ戦いを
したけどねんっ。

あっはははぁっ、んまー落ち込む事
ないよ幸平ちん!」

ソーマと肩を組みます。

(嬉しそーだな)

再び廊下を走り出します。

「そんな事なら仕方ないなー、
俺がきっちり司っさんと対決してくるね!

わりーねー何かさっ。」

「全然っす!それにぃ、もし久我先輩が司先輩に負けたら
そのあと俺がしっかりカタキとらなきゃ
いけないっすからね!」

「ぷっち——ん…言ってくれるじゃーん。

いい度胸してるよね。」

— ……ほんとに腹立つよなぁ。

そう言われたら意地でも集中しちゃうっつの —

ソーマが言います。

「次の試合…司先輩出てきたらいいすねー。」

「ん、もし出て来なかったら
司っさんが出るまで全員ぶっ倒す。

…そんくらいの覚悟がないと
第一席には勝てないっしょ。」

場面は再び食戟の会場に戻ります。

場内がざわめきます。

「お!!反逆者側が出すのはあの3人か!!」

檻の中から榊や吉野が叫びます。

「がんばって———!!」

「行け———ストーカーゴリラー!!」

反逆者チームの2nd BOUTの出場者

女木島 冬輔
美作 昴
久我 照紀 が現れました。

「んどーも、どーも、どーもぉー!!
魅せちゃうよ、2nd BOUTも〜〜〜〜〜!!」

会場が沸きます。

「女木島先輩連戦か!!

第三席にいた女木島さんを誰にぶつけてくるか…
それで流れが変わりそうだな。」

「美作昴は例のパーファクトトレースで来るのかな。

不気味よね…いろんな意味で……。」

「そして…久我照紀か。

十傑側は3年をぶつければ、
問題なく勝てる相手だな。」

ソーマは黙って久我の評価を聞いています。

「十傑メンバーも出てきた!」

「さぁ誰が出る……!」

「どの三人を出すんだ!?」

吉野達も檻の中から固唾をのんで見守ります。

久我は深く息を吐きました。

— おーし…もう開き直った…。
気合入ったわ。

そうだ…幸平ちんも勝ったんだ。

いいとこ見せなきゃ久我照紀の名が
廃るっしょ!! —

「出てこいや!!!」

叫びます。

小林 竜胆
司 瑛士
斎藤 綜明 が登場しました。

竜胆が言います。

「さて……対戦カードを決めなきゃな。
あたしと戦いたい奴はいるか——?」

「…おう。」

反逆者チームから女木島が名乗りを上げました。

「よっ久々だなー女木島。
いい勝負にしよーぜ…。」

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美作が斎藤のトレースを開始します。

「拙者の名は斎藤綜明——…
今日も己が信ずる料理道を歩む者!
邪魔立てするならば……斬って捨てる!」

斎藤は笑います。

「ふはは…おもしろい男だ。
よかろう…手合わせ願う。」

司が久我に言います。

「やぁ久我、お望み通り……かな。」

久我が不敵にわらいます。

会場がどよめきます。

「久我を司瑛士にぶつけてきただと!!!」

「八席と一席だぞ……!?」

「無謀!!」

(久我先輩…!!)
ソーマは久我を見守ります。

運命の2nd BOUT

そのゴングが今、鳴り響きました。

今週はここまでです。

ついに対戦カードが決まりましたね!

女木島VS竜胆さんはすごく楽しみ。

久我も念願の対戦叶ってよかったですねー!

久我が緊張で手が震えてる姿は結構貴重ですね。

普段軽く見せてるだけに真剣さが伝わります。

だからこそソーマも譲ったんでしょうけど。

しかしソーマの芝居は下手だな!

ここから来週の219話の予想です。

最初の対戦は誰になるのでしょうか。

美作と斎藤かな?

斎藤の専門料理も謎ですね。

久我と司は最後になるんじゃないかなぁ。

1st BOUTは何となく対戦の行方を
予想しやすかったのですがね。

ジュリオとかはまぁ…負けるかな…みたいな。

しかし2nd BOUTはわかんないなぁ!

何となく美作が危なそーな気が…いや…うーん。

司、竜胆の二人は底が見えないだけに
本当にわかりません。

一席と二席だもんなぁ!

斎藤さんもあのでかい包丁(?)を
どう使うのか、見ものです。

あんなでかい刃物で捌くものって何!?
マグロの解体とか…?

予測がつきません!

来週も楽しみです。

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というわけですが、最後までお読み頂いてありがとうございました!

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