ゾラの参戦により人間の複雑な魔法に
慣れていないエルフ達を一網打尽に
する事が出来ました。

その続きです。

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ブラッククローバーのネタバレ感想179話。180話の予想。王様が光魔法を!

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ヴァーミリオン邸では桜の花びらが
エルフ達を取り囲んでいました。

「どれだけ吹き飛ばしても
また戻る…

人間共め…
小賢しい魔法を……!!」

桜が貴族達を出口に誘導します。

ミモザが言いました。

「――さぁ皆様早く避難を…!」

キルシュがポーズを決めます。

「ここはヴァーミリオン邸…。

地の利は完全に我々にあり…!
そして―――…

弱体化、攪乱、隠蔽、誘導、探索。

目的が”避難”となれば
我々の魔法はうってつけ…!

誰の血も流れることは無い……!

美しい…!」

ミモザが笑顔で切り捨てます。

「お黙りくださいお兄様。
見つかってしまいますわ。」

“魔花の道標”を発動し
建物内部を探索します。

― 金色の夜明けの皆様…

絶対に私達が元の人格に
戻して差し上げます……!! ―

突然背後からエルフに声を
かけられました。

「やっほ~~~~~
頑張ってる~~~~?」

「!!」

慌てて振り返ります。

「ダヴィドさん……!!」

「いや、オレはパヴァルだよ~~~。」

エンも驚きました。

― なぜ見つかった…!?
魔法が効いてないのか――…!? ―

パヴァルは笑顔で言います。

「おいおいそんな
怖い顔しないで。

構えたところで
意味ないよ~~~?

だからのんびり
しゃべろうぜ~~~。

ホラ、オレ達は君達よりも
強力な魔力を持って転生して

この王族の住まいに集まって
来てるワケじゃん?

君達も感じるだろ?」

ペラペラ喋るエルフにミモザは
眉をしかめます。

( なんですの…このエルフ… )

エルフは喋り続けます。

「今ここにいるオレ達以外にも
すごそこに強力な魔力をさ~~。

外に逃げてもムダだよムダ~~~。
だって全部殺しちゃうんだから。

だからのんびり諦めなよ~~~。

オレも凄いけど他のヤツらも
凄いんだぜ~~~~?

いや~~~~~
懐かしいなぁ。

早くみんなに会いたいよ。」

ミモザは言い返します。

「そんなことさせませんわ…!!
私達は諦めません…!!」

「それは別にいいけどさぁ
こういうのってさぁ~~~~

相手の王様取れば勝ちみたいな
感じじゃん?

君達の王様のとこにも
めちゃくちゃ凄いのが
行ってるよ~~~~。

ひねくれてるけど。

それにしつこくて
ネチッこいからさ~~~

絶対逃げらんないよ
あ、それに~~~

あの魔法を殺すことに
使うってなったら

絶対に生き延びれやしない……!」

王の間では地面をえぐり取る
空間魔法を魔法騎士が必死に防御
していました。

が、防ぎきれず傷を負います。

「!!」

― 私の空間魔法でも
相殺しきれない…!!

ここまで強力な―――…!!? ―

「が…!!」

魔法騎士はそのままえぐれた床に落ちました。

その様子に王が怒鳴ります。

「この神聖なる王の間で
何をしておる……!!」

えぐれた穴の横で女性が
青ざめながら言いました。

「ど…ど…どうしちゃったの……!!?
ランギルスちゃん―――!!!」

ランギルスが笑いました。

「ハッ

アイツが今の王か…。
貧相すぎるだろ。」

王が激怒します。

「やはり叛意ある不穏分子では
ないかァァァ―――!!!」

床に落下した魔法騎士、ランギルスの
父親は動揺しながらも庇います。

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「…王よ…!!
これは…何かの間違いです…!!」

母親も必死に訴えます。

「そッ…そうですわよ!!

ランギルスちゃんが
こんな馬鹿なことをする
はずございませんッ!!」

王はイライラして体を震わせました。

「他の魔法騎士団は…

ユリウスめは何を
しておるのだ…!!

よかろう不届き者!!

この余の魔法…見せてやろう!!」

ス…と魔導書を取り出します。

【 光魔法 ” 聖なる輝きの絶対王 ” 】

光輝く巨大な王が現れます。

「どうだぁぁぁぁぁ
この神々しき魔法は!!!

さぁ余の権威の前に
平伏すがよい―――!!!」

ランギルスはズグリュと光の王を
空間魔法でえぐりました。

王が目をむきます。

「んな!?!

……余の…
余の魔法がぁぁぁぁ!!」

ランギルスは鼻で笑いました。

「ハッ

大層鈍間な光魔法だな。

すぐには殺さない…。
まずは足から…」

ス…と手を振り上げるランギルスに
父親が叫びます。

「やめろォォォォォ!!!
ランギルス―――」

ランギルスの背後からガシッと
フィーネスが飛びつきました。

咳き込みながら制止します。

「……やめてください
ランギルスさん……!!

このままだと…

アナタも…

アナタの大切な人も…
悲しむことになってしまう……!!」

一瞬ランギルスは固まると
ドンっとフィーネスを
付き飛ばしました。

「あッッ…」

手を振り上げます。

「うるさいぞ」

えぐり取られた壁の向こうから
男が走ってきました。

「ランギルス―――!!!」

ランギルスがフィーネスに向けて
放った空間魔法がバァァァンと
突然現れた空間魔法に吸い込まれました。

「!」

ランギルスが男を睨みます。

「何だ…?
オマエ。」

フィーネスを抱き上げて
フィンラルが答えました。

「オマエの兄だ…!!」

父親もフィーネスも驚きます。

「……!!フィンラル……!!?」

「フィンラルさん…!」

「大丈夫ですかフィーネスさん…!!
何でここに…」

ヤミの怒鳴り声が割り込みました。

「フィンラルてめー
カッコつけてんじゃねーぞォォ」

ランギルスは呟きます。

「…他のヤツらは何をしてる…。」

ヤミとジャックが笑いながら答えます。

「この城の光ってんのはテメー以外
全員のしてやったぜ…!

この縦長マンがちゃんとやってりゃ
もっとスムーズだったけど。」

「あァ?
モタついてたのはテメーだろが
この筋肉バカ。

カカ!

自分達の力、過信して
散らばったのが良くなかったなァ。」

ランギルスは鼻で笑いました。

「ハッ、オマエらが…?

どうやったらそんなことが可能なのか
教えてもらいたいな。」

二人がバッと飛び出しました。

フィンラルが両手をかざすと
ランギルスの至近距離に空間魔法で
ヤミとジャックが現れます。

『 こうやってだよ 』

― 攻撃する間を与えねー!!! ―

その瞬間ヤミのタバコとジャックの剣が
空間魔法でブグリュっとえぐり
取られました。

「!!」

ランギルスは笑います。

「悪いが今のオレの魔法は…
襲って来る敵を勝手に攻撃する……!

愉しませてくれよ…
人間………!!」

両手に空間魔法の塊が現れました。

「―――――………!!」

フィンラルは冷や汗をかきます。

ヤミとジャック同時に言いました。

『 おもしれぇ…!! 』

今週はここまでです。

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何にビックリしたって
王様が光魔法の使い手だった
事にビックリです。

「聖なる輝きの絶対王」って
どういう魔法だったんだろう…。

眩しくて頭上げられない魔法…
とかなの?

テティアの兄も光魔法の使い手
だったのでやっぱり王様の家系は
その辺と関係あるのかもしれませんね。

しかし…宝の持ち腐れじゃぁ~!

そしてランギルスとフィンラルが
久しぶりに対面しましたね。

ランギルスは中身別人だけど。

フィーネスはどっちの
許嫁なんだろ?

はっきりランギルスとも
言ってないような。

フィーネスをちゃんと
お姫様抱っこできるとは!

フィンラル以外と力ありますね!

ここから来週の180話の予想です。

空間魔法は超強そうです…。

とゆーか攻撃も吸い込まれそうだし
裂けるのかな?って感じだし。

少しでも触れると消滅しちゃうし。

フィンラルとの連携が
やっぱり鍵なのかなぁ。

フィーネスさんへの攻撃も
同じ空間魔法で相殺して
いましたしね。

ジャック隊長の剣は
再生可能だと思うけど。

難しいのは生け捕りって
所なんですかね。

ランギルス自身の意識が
ラックみたいに揺り起こされる
のもありそうです。

素直になれなかっただけで
ここの兄妹も結構仲良さそう
ですよ!

ヤミとジャックとフィンラルの
連携で何とかランギルスを
捕えて欲しいですね。

来週も楽しみです。

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というわけですが、最後までお読み頂いてありがとうございました!

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