八百万が創造したアイテムで
B組の個性に抵抗するも、
あと一歩で敗北してしまいました。

その続きです。

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僕のヒーローアカデミアのネタバレ感想202話。203話の予想。破壊魔B組!

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ゴホゴホ咳き込む常闇を
希乃子が気遣います。

「メンゴね常闇。
浅田飴いる?」

「情けは無用…!」

「リカバリーガールに
お薬もらおうね。」

フラフラの八百万は
車椅子のマシンに
座っています。

心操が破壊された運動場γに
目を向けました。

「被害がえげつないですね。
一戦目とうってかわって。」

相澤が無表情に答えます。

「ヒーロー科の訓練とは
こういうもんだ。

しかしちょっと
壊しすぎたな。

吹出!拳藤!
わかっているとは思うが
被害は最小限に!」

相澤とブラドキングは
目を合わせます。

「……うむ…
ステージの移動も兼ねて
少し休憩挟むか。」

小休止中、ガヤガヤと
賑やかになりました。

「B組さァ曲者多くない?」
「いやこっちのセリフ。」

「吹出くん
あんなデカイの
出せるんだねー。」

「喉がイガイガになるけどね!
グッとこらえるのさ!」

出久はひたすらノートをとります。

「当たり前だけど皆”個性”だけじゃなくて
精神面での成長が”個性”を更に
強くしてるんだね。」

お茶子が感心しました。

「書くなあ~。

デクくんも
成長しとるさ。」

「だといいなぁ。」

峰田が割り込みます。

「オイラにゃ及ばんけどな。」

オールマイトが後ろから
声をかけました。

「緑谷少年!」

「はい!」

「私がシットリ来た!
ちょっと。」

手招きして奥に移動するのを
お茶子や芦戸が見送ります。

「蜜月~~。」

オールマイトが出久に聞きます。

「引き続き何か違和感などは?」

「特にはないです。」

「そうか。

お師匠が何か仰っていなかったか
グラントリノにも伺ってみる
つもりだ。

くれぐれも気をつけてくれ。

5戦目…面影の欠片となった
心操少年がいる。」

「……はい。」

突然後ろから爆豪が現れました。

「オイ」

出久はビクッとします。

「わ っちゃんびっくりした!」

爆豪が怒鳴りました。

「てめーら人に守秘強要しといて
バンバンコソコソしてんじゃ
ねェぞ。

バレるぞ」

オールマイトはうなだれます。

「ムム」

「ムムじゃねェよ…!!」

改めて爆豪が聞きました。

「何かあったんか。
ワン・フォー・オール。」

「…暴発…。」

「ハッ

成長してんのか後退してんのか
わかんねェな!

いつンなったら
モノにすんだ?あ?

てめーとやった時より
強くなってんぞ俺ァ。」

出久は笑顔でコクと頷きました。

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「それは…焦る!」

オールマイトは二人の様子を
見ていました。

( 彼なりに気を遣ってくれてるのか )

爆豪が出久を威圧します。

「何笑ってんだ

そういうのがマジで
イラつくんだやめろくそが」

( 違うかな )

小休止が終わりました。

「えーではステージ
ちょっと移動させまして

次行くぞ!

第三セット準備を!!」

薬で治療してもらった常闇が
移動しようとする轟を呼び止めました。

「轟」

「ん」

「情けない姿を見せた。
後は託したぞ。」

「何で俺に」

「ホークス
エンデヴァー

我々先の戦いの英雄に
師事を仰ぐ者故に

№1・№2の名を
背負う責務。」

「…ああ」

― 先の戦い…か ―

轟の脳裏にエンデヴァーの
技の数々が浮かびました。

” おまえはこの技を
習得しなければならない ”

記憶は幼少期の稽古場まで
遡ります。

嘔吐し泣きながら膝をつく轟を
エンデヴァーが竹刀を手に
見下ろします。

「俺から逃げるな。
“おまえ”から逃げるな。」

「うう…」

轟の体からは煙が
立ち昇っていました。

「立て。
柔な振りをするな!!

燈矢は惜しかった。
俺以上の火力を備えているのに
冷の体質を持ってしまって…

あいつは…
惜しかった。

お前だ焦凍

ようやくおまえが

おまえだけがこの技を!
俺の野望を完遂できる!」

飯田が声をかけました。

「轟くん!?

大丈夫かい!?
随分と怪訝な顔だが!!」

「そうか?」

「うん!何か悩みでも!?」

「何でもねェ
ありがとな。」

尾白が感心しました。

「轟、表情そんな変わらないから
わかんなかったな。
よくわかるなァ。」

飯田が両手を上げます。

「委員長たる者クラスの皆を見て
悩む者には手を差し伸べるんだ。」

「いやにハイだな。
いつもだが。」

「最近兄さんの経過が
良好でね!!」

「おお!良かったね!」

飯田がマスクを被ります。

「俺もまたインゲニウムを
背負う者。

皆を見るということは
皆からも見られていると
いうこと。

欠番ではあったが
俺も体育祭3位!
皆に見せてやろう。

継ぐ男の気概を!!」

B組3班は檻の前にいました。

鉄哲がパイプをゴインゴインと
叩きながら言います。

「俺ァよ…
良くバカ扱いされる
わけだが

腐っても雄英合格した男。

考え無しに生きてるわけじゃア
ねェのよ。」

「急にどうした。」

鉄哲が怒鳴ります。

「このチーム!!
索敵搦め手からっきしな
奴ばかり。」

「確かになー。」

「ならどうする!?オイ!!皆!!」
「そこはさっき話」
「なら当然」
「え?」

「更地にするよなァ!!?」

突然鉄哲が周囲を破壊しまくります。

「バカの考え!!」

轟達にもB組の位置が
ハッキリわかります。

ブラドキングは
開いた口が塞がりません。

「さっきの反省
聞いとらんかったんか」

鉄哲が挑戦的に笑います。

「小細工無用!

来いや死ようぜ真っ向勝負!!」

わーいと破壊しまくる鉄哲を
回原が慌てて止めます。

「もう!
向こうは轟いるんだぞ!!」

骨抜が言いました。

「まァこれはこれで
やれる事あるんじゃね。」

回原がツッコみます。

「柔軟な思考かよ柔造!!」

ポニーも英語で鉄哲を諫めます。

回原が言いました。

「ほらポニーも英語出ちゃってる!!
本怒り!」

骨抜は英語でやんわりと
鉄哲を擁護しました。

回原がツッコみます。

「柔軟な応対かよ柔造!!」

轟はみんなに言います。

「向こうの意図は
おそらく正面戦闘。」

飯田が叫びました。

「やるぞA組チーム3!!」

今週はここまでです。

やはり運動場γの被害凄いですね。
希乃子のキノコも2~3時間は
生えっぱなしな訳だし。

しかしこの運動場広いなぁ。
迷ったら大変そう…。

休憩時間、楽しそうでしたね!

爆豪とオールマイトと出久の
関係を見てるとヒエラルキーの
頂点は爆豪のような…。

オールマイトにもタメ語で
駄目出しです。

ちゃんと追ってきて忠告する
所とか、何だかんだと面倒見
いいですねー。

イライラが抜けて落ち着いてきた
今が本来の姿なのかもしれませんね。

だって以前は会話が
成立しなかった…。

そして第三戦始まりましたが
轟の過去が気になります~。

エンデヴァーが言っていた燈矢って
荼毘ですかね。

青い火使うし、轟に度々
気になる事言ってたし。

まだ秘密が多いですね轟家。

習得させようとしてる技も
超気になります!

エンデヴァー、目、血走ってるし!
相当な大技なんですよね多分。

でも子供の頃にこんなしごき
受けたらそりゃあ父親嫌いに
なるなぁ。

片手に竹刀片手に炎ですから…。

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ここから来週の203話の予想です。

色んな戦い方がありますね。

小細工無用の正面戦闘も
いっそ清々しくていいのかも!

正面戦闘したいのは
鉄哲だけかもしれないが。

回原は大変ですね!
お母さんみたいになってる…。

そして骨抜の性格が
とても良くて驚きます。

頭いいし…英語で即返事
出来るなんてすごいなぁ!

柔化ってどういう個性なんだろう?

でもガチンコ勝負ならやっぱり
轟は強い気がします。

近距離も遠距離も可能な
個性だし。

今や冷も温もいけるんだろうし。

尾白も武闘派なイメージです。
障子も防御力ありそうだし。
飯田もスピードありますし。

何だかんだでバランスの良い
チームだと思います。

でもB組の個性が謎だから
やっぱりどうなるのか
わかりませんよね…。

柔化って何!?

今はオカンみたいな回原も
戦闘能力凄いのかもしれないし。

来週も楽しみです。

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というわけですが、最後までお読み頂いてありがとうございました!

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