夢の中で初代が出久に語りかけ
出久の手に触れた瞬間目覚めた出久の
部屋は荒れ、手には痣がありました。

その続きです。

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僕のヒーローアカデミアのネタバレ感想194話。195話の予想。葉隠風邪ひきそう…。

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AM6:30

出久はランニングをしていました。

― 結局あのあと
寝れず終い。

夢なのに鮮烈に覚えてる。

手と手が重なる
その瞬間。

夢の終わり。

夢を見る先代たち。 ―

昼休み出久は学校の仮眠室で
オールマイトに夢の事を
相談しました。

オールマイトが言います。

「初代の記憶…!
見たか…!」

「あれは…オール・フォー・ワンの
記憶でもありました。

“ワン・フォー・オールの面影”
オールマイトも若い時に
見たんですよね?」

「ああ。

その後お師匠…私の先代から
“面影”の存在を教わった。

君に成り立ちを伝えられたのも
見たからこそさ。」

「僕が見たのは”与えられた”
ところまでで…

その後初代が僕に
話しかけてきました。

まだ20%かって…
特異点がどうこうって…。

オールマイトは体育祭の時
そこに意思はないって
言ってたけれど

そうは思えなかったです…。」

出久は初代が夢で触れた
自分の手を見つめました。

オールマイトは驚きます。

― 話し… ―

「私は経験しなかったし
お師匠にもそう教えられた。

私の知る限りじゃ
君だけに起きた現象だ。

ただ…」

過去の師匠との会話が蘇ります。

『 そりゃ夢じゃない。
面影だ。 』

『 面影? 』

『 その”個性”はさ
きっと色々溜め込ん
じまうんだよ。

「ああしたい
こうしたい
ああなりたい
こうなりたい」

“力”の前にはいつだって
必ず”想い”がある。

眠ってきた人たちの想いが
“力”の一部として記憶されてる。

私はそう思ってるよ。 』

『 オカルトでしょうか。 』

『 ロマンだよ。

道半ばで斃れたとしても
ワン・フォー・オールの中で
また逢える。

ロマンだよ。 』

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先代師匠は笑顔で言いました。

暫く考え込むオールマイトに
出久が声をかけます。

「オールマイト?」

「はっ!!」

オールマイトは喀血しながら
我にかえりました。

「暴発して目が覚めたと言ったね?
怪我は?」

「してなかったです。」

「それは良かった。

現状わかるのは
私にもわからない事態が
起きた…という事のみだ。

[特異点]とはあの
“個性”特異点の話なのか。

この事態、君に因るものなのか
外的要因によるものなのか。

他には何か?」

「あとは…2人だけ見えなくて…。
オールマイトもボヤーッと
してました。

オールマイトは比較的
まだ新しいから…って
ことなんでしょうか…?」

オールマイトは出久の肩に
手を添えました。

「私も詳しくはわからない…。
ごめんな。

でもその力は絶対に
君の味方だよ。

これから共に探っていこう。」

出久は笑顔で言います。

「…頑張ります!

あ…あとそうだ。」

出久は以前オールマイトと
話した事を思い出します。

“…どことなく先代と似ているよ”

“え!?お母さんが…!?”

“うん、髪型とか”

「オールマイトのお師匠
キレイな人でした。」

オールマイトは笑顔になります。

「だろ。

午後から演習だよな!
そろそろ出ねば。」

「はい!」

「今日私も見に行くよ。
楽しそうだから。」

「楽しそうって…」

2人が廊下を歩いていると
相澤がガラッと戸を開けて
出てきました。

「おお、お二人さん。
相変わらず仲のよろしいことで。」

オールマイトが驚きます。

「相澤くん!

違うんだ
これは彼から強引に」

「浮気現場みたいなノリ
やめて下さいサムい。」

「言葉強くない?」

オールマイトは相澤の言葉に
ショックを受けます。

相澤の脇からヒョコっと
心操が現れました。

出久が声をかけます。

「心操くん!

たしか前も相澤先生と
一緒にいたよね。」

心操は意味ありげに笑います。

「まァね。」

相澤が言いました。

「緑谷、早めにアップ済ましとけよ。
今日は忙しいぞ。」

場面はγ運動場に変わります。

密集工業地帯を模したγ運動場に
1-Aの生徒がコスチュームを着て
ゾロゾロ集まってきました。

飯田が言います。

「入学時と比べるとだいぶ
皆のコスチュームも
様変わりしてきたな。」

全身覆われた飯田のコスチュームを見て
砂藤が笑います。

「飯田それで夏耐えぬいたの
凄いよな。」

出久が爆豪の新コスチュームに
気付きました。

「!かっちゃんも変えてる。」

爆豪が怒鳴ります。

「あ――――――!?

文句あんなら面と向かって
言えやクソナードが」

出久は興味津々です。

「そのスーツ…防寒発熱機能付き?

汗腺が武器のかっちゃんにとって
とても理に適った変更で素晴らしいと思」

「ほめてんじゃね――――!!!」

爆豪が激怒しました。

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尾白が出久に言います。

「緑谷が一番変化
激しいよな。

最近また何か付いたし。」

出久も笑顔で答えます。

「やれることが増えてきた
からさ。

すごいんだよこのグローブ。

実は既に2代目なんだけど
発目さん強度の調整まで
してくれて!」

お茶子は以前密接に出久に
接近していた発目が浮かんできて
自分にガンッと拳を入れました。

「去れ」

「麗日ー!?」

尾白がギョッとします。

突然割り込む声が聞こえてきました。

「おいおい。
まーずいぶんと
弛んだ空気じゃないか。

僕らをなめているのかい。」

切島が迎えます。

「お!来たなァ!!
なめてねーよ!
ワクワクしてんだ。」

「フフ…そうかい。
でも残念。

波は今確実に僕らに
来ているんだよ。

さァA組!!!

今日こそシロクロ
つけようか!?」

1-Bの生徒たちが現れました。

物間は高笑いして喋り続けます。

「見てよこのアンケート!
文化祭でとったんだけどさァーア!

A組ライブとB組超ハイクオリティ演劇
どちらが良かったか!見える!?」

(ぼくしらべ)のアンケート結果用紙を
見せつけます。

「二票差で僕らの勝利だったんだよねえ!!」

切島たちは驚きました。

「マジかよ。
見てねーから
何とも言えねー!!」

「入学時から続く君たちの悪目立ちの
状況が変わりつつあるのさ!!」

暴走気味の物間に拳藤が
近づきます。

物間がしゃべり続けます。

「そして今日!!AVSB!!
初めて合同戦闘訓練!!

僕らがキュ!!」

拳藤が止める前に
相澤がマフラーでヒュッと
物間の首を閉めました。

「黙れ。」

「ものまァ!!!」

相澤はキリキリ閉め続けます。

「しょうもない姿は
あまり見せないでくれ。」

B組の担任教師ブラドキングが言いました。

「今回特別参加者(ゲスト)がいます。」

生徒たちがどよめきました。

ゲスト見て出久と尾白は驚きます。

「あ」

「あ」

ブラドキングが紹介します。

「ヒーロー科編入を希望してる
普通科C組 心操人使くんだ。」

「あ~~~~~~!!!」

今週はここまでです。

オールマイトは相澤先生に
対してメンタル弱すぎですね!

エンデウヴァーには厳しい事
言われても結構平気なのに何故?

あの素で言ってる感じが
心に刺さるのでしょうかね…。

やっぱり夢で初代が話しかけたのは
出久だけだったんだなぁ。

歴代の継承者達の中で
二人だけ姿が見えなかったのも
すごく気になります!何故!?

どんな力を授かったのかも
気になりますね~。

今回の合同戦闘訓練でその能力
チラ見せしてくれないかな…。

みんなが新コスチュームに
身を包む中、葉隠だけ真っ裸
手袋なのが泣ける。

今11月位なのかな?
ひいぃぃ~

みんな結構着込んでるのに!

風邪ひきそうで心配ですね。
根性ありすぎ。

そして心操がヒーロー科に
編入する…かも?

体がゴツくなってたのって
こういう事だったんですね~。

ここから来週の195話の予想です。

合同戦闘訓練開始ですね。

心操はA,B組の
どちらに入るんでしょう。

心操にとっては編入試験的な
意味合いもあるのかなぁ。

だとしたら気合入りそうですね。

体育祭の縁で出久とタッグ
組んで欲しいなぁ。

物間とか、意外と心操の個性の
えじきになりそうな気が…。

物間もこれだけ豪快に歪んでると
いっそ気持ちが良いです。

総当たり戦なのか
グループに分かれるのか。

どうやって勝敗を決めるのか。

まだルールがわからないので
なんともいえませんが。

色んな個性、見たいです!

来週も楽しみです。

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というわけですが、最後までお読み頂いてありがとうございました!

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