食戟のソーマ ネタバレ 感想 202話 203話 予想

連帯食戟に向けた3VS3の紅白戦開始!
タクミの気迫に触発されて、ソーマ、えりなも反撃開始!
その続きです。

食戟のソーマの記事一覧はこちら!

食戟のソーマのネタバレ感想202話

スポンサーリンク

腕の手拭いを額に巻いて、ソーマも気合を入れます。

えりなは考えます。

— 才波さまや堂島シェフは私達を試そうとしている…

ならば今やるべき事はひとつだわ

才波さまの意図を汲み…何としても応えてみせなくては! —

ソーマもえりなも城一郎の調理をよく観察します。

アッシェ・パルマンティエの基本構造は大きく分けて3つ。

ひき肉にしっかり焼き色をつけ、重厚に仕上げる”ミートソース”。
クリーミーなマッシュポテト”ポムピューレ”。
そしてチーズを重ねて焼き上げる料理です。

「なのに…あの人…」

女性の列車スタッフが困惑の声をあげます。

そう、何故か城一郎は【クレープ】を焼いているのです。

「デ デザートでも作るの?何のつもりなんだろ」

これはえりなにも訳が分かりません。

「ど…どうすれば!?何をもとめられいてるの〜〜〜!?」

仙左衛門は黙ってその様子を見ています。

そんな中、ソーマの目がキランと光りました。

場面は十傑の乗る列車に変わります。

斎藤 綜明が、茜ヶ久保 ももと将棋を差しています。

斎藤は携帯で、誰かと話しをしています。

「連帯食戟…!豪気な事よ…だが悪くない。
中枢美食機関に逆らう徒党を註するよき機会だ」

茜ヶ久保も「いいと思う」と賛同し、
斎藤にあっさり王手をかけました。

ショックで頭を抱える斎藤を尻目に、電話を代わります。

「反逆者たちをいっぺんにポカポカ叩けるもんね。
だから薊総帥に、ももたち戦うよって伝えといてね、竜胆」

すると横から強引に叡山 枝津也が電話を奪います。

「俺にも戦わせろ!!幸平創真だけは、この手で絶対にブッ潰す…!!」

血管を浮き上がらせて怒鳴る叡山に、
電話の向こうで司 瑛士が心配そうに言います。

「でも…叡山だいじょうぶ…?」

「…あ?何がだよ、司さん」

「いや…また負けたりしたら困るなぁって」

思わず、叡山の隣にいた紀ノ国 寧々が噴き出します。

司の横で聞いていた小林 竜胆は、司に大ブーイングです。

「ばっきゃろ———!!つかさ——っ今の聞こえたぞ!」

「り 竜胆?な…なに…?」

「お前にはコーハイに対する思いやりってもんがねーのかー!
えーざんは一年坊主相手におもいっきりガツンと
負けちまったんだからかわいそうなんだぞ!

もっと気遣ってやれ——!」

その会話は叡山にも筒抜けで、顔の血管がさらにビキビキ浮き上がります。

「叡山ってかわいそうね」

紀ノ国が言うと、叡山は怒りに任せて携帯を ガンッ とテーブルに投げつけます。

「ちょっと!私の携帯!!」

本当に野蛮でイヤだと思いながら、今度は紀伊国が電話に出ます。

「ところで薊総帥…敵は4名なのですよね?

こちらも相手と人数を合わせて戦うのですか?」

「うん…その考え方もあるね。

でもどうせだ、派手にやろう」

場面は再び、ソーマ達の紅白戦に戻ります。

スポンサーリンク

ザカカカカッと素早くソーマがジャガイモをスライスします。

チーズを用意し、アッシェ・パルマンティエらしい材料で
調理を進めていきますが、急に何かを捜し始めました。

あったあった!と取り出したのは【ちりめんじゃこ】

見ている列車スタッフ達も、なんでちりめんじゃこ!と驚いています。

ジャガイモ、チーズと混ぜてスキレットで焼いていきます。

段々ジャコの潮の香りがいい感じになってきました。

えりなはソーマの意図がつかめず困惑しています。

「こんな事ではまともな料理になるわけない。
二人が考えてることが、さっぱりわからない…!」

ですが、自身に語り掛けます。

— ……いいえ本当は気付いているはずよ、薙切えりな。

思い出しなさい、極星寮でふれたものを  —

あそこはみんなのメチャクチャな発想同士がぶつかり合い、
予想外の答えが生まれる…その可能性があった。

今、城一郎とソーマがやっている事も同じ。

それぞれの主張をぶつけ合い、
予定調和ではありえない【なにか】を創り出そうとしている。

それが城一郎が自分たちに課した”試し”———…

そう思いながらもまだ戸惑っていました。

こんなものは完璧主義の自分から見れば、
とても料理とは言えません。

言えません…が。

迷い、えりなも腹をくくりました。

— …いいわよ、わかったわよ 乗るわよ —

「ん…んなっ…!!?えりな様……!?」

列車のシェフが驚きの声を上げます。

えりなはフライパンで分厚いステーキを焼きはじめました。

ソーマも城一郎も思わず口元に笑みが浮かびます。

本来細かく刻んだひき肉などを使う料理なのに…
列車のシェフもビックリしながら言います。

「あくまで王道…最高級美食のスタンダードを志向してきたえりな様が
まさか、あんなはみ出した調理をするなんて…!」

仙左衛門も嬉しそうに目を閉じます。

堂島は思います。

— …たった今ようやく
本当の意味でようやく今…始まったのかもしれない。

彼女にとっての「研鑽」が —

また場面は変わり、薊が部下に言います。

「才波先輩たちが乗っている、つきかげ4号へ無線連絡を頼む」

そして地図を広げます。

「彼らの進むルートと、別のルートとがちょうど交わるこの地点、

明日この場所で落ち合おう とね。

ここで決勝のルールの詳細を定める」

スポンサーリンク

そしてえりなに思いを馳せます。

— えりな…お外で遊ぶのは楽しかったかな。

君の言葉を聞かせてもらう時間だ —

その頃えりなはソーマやタクミ、田所たちと全力で紅白戦に挑み、
初めて「研鑽」という感覚を感じ始めていました。

「そこまで!!双方 皿を出すがよい!」

仙左衛門の号令で紅白戦、終了です。

堂島チーム、才波チーム、両チームの「アッシェ・パルマンティエ」が完成。

実食です!

今週はここまでです。

今週はえりな覚醒の回でしたね!

ここまで楽しそうに調理をする姿は初めてではないでしょうか。

アッシェ・パルマンティエってラザニアみたいなもんなのかな。

…違うか…ミートソースにグラタン皿って聞くと…つい…。

でも完成品はどっちも全然違いますね!高級っぽい!
そしてクレープはあそこにくるのか———!なるほどね!

ここから来週の203話の予想です。

さて、実食ですね。

仙左衛門様のおはだけは来るのか。

堂島さんの例のあのリアクションは来るのか!

勝負の結果、私の予想では才波チームの勝ちのような気がします!

すごく僅差とかで堂島さんが負けそう。

ただここの訓練、すっごく期間が短いんですよね、多分。
薊総帥が「明日」落ち合おうっていうくらいだから。

徹夜で特訓、みたいなことになるのでしょうか…。

それともこの訓練って、えりなの覚醒が目的だったのでしょうかね。

来週が楽しみです。

食戟のソーマの記事一覧はこちら!

というわけですが、最後までお読み頂いてありがとうございました!

スポンサーリンク