僕のヒーローアカデミア ネタバレ 感想 125話 126話 予想

僕のヒーローアカデミア ネタバレ感想125話

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オーバーホールと死柄木の不穏な接触。
その続きです。

そこはとある山間の廃工場。

トゥワイスがオーバーホールを案内します。

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オーバーホールは埃っぽさを随分気にしていました。

中に入ってきたオーバーホールを見た死柄木は
とんだ大物を連れて来たと、ボソッと言いました。

マグネが聞きます。

「何!?大物って有名人!?」

死柄木が答えます。

「”先生”に写真を見せてもらったことがある。

いわゆるスジ者さ。

「死穢八斎會(しえはっさいかい)」その若頭だ」

マグネがはしゃぎます。

「極道!?やだ初めて見たわ、危険な香り!」

トガは極道と一般人の違いがわからないので、コンプレスが説明します。

昔は裏社会を取り仕切る団体がたくさんあったが、
ヒーローが現れてからは摘発解体が進み、
オールマイトの登場で、その時代が終わります。

シッポを掴まれなかった生き残りは
敵予備軍という扱いで、監視されながら
細々と生きています。

ハッキリ言って、時代遅れの天然記念物。

オーバーホールも同意します。

「まァ 間違っちゃいない」

マグネが聞きます。

「それでその細々ライフの極道くんがなぜうちに?
あなたもオールマイトが引退してハイになっちゃったタイプ?」

オーバーホールは否定します。

「いや…オールマイトよりも

オール・フォー・ワンの消失が大きい」

【オール・フォー・ワン】

裏社会の全てを支配していた闇の帝王。

都市伝説に近かったが、老人たちは死亡説が流れてもなお
確信をもって畏れてしました。

それが今回実体を表し、タルタロス(監獄)へ収監された。

「つまり今は、日向も日陰も 支配者がいない。

じゃあ次は、誰が支配者になるか」

死柄木は不審に思います。

「…ウチの”先生”が誰か知ってて言ってんならそりゃ…
挑発でもしてんのか?

次は 俺だ」

敵連合の勢力は拡大し、その力でヒーロー社会を頭からブッ潰す。

そう語る死柄木にオーバーホールが聞きます。

「計画はあるのか?」

「計画?おまえさっきから
…仲間になりに来たんだよな?」

「計画のない目標は妄想と言う。
妄想をプレゼンされてもこっちが困る」

畳みかけるようにオーバーホールが問いかけます。

勢力を増やした後は?

そもそもどう操るのか?

どういう組織図を目指すのか?

ヒーロー殺しのステインその他、すぐに落としたのは何故なのか。

数人もまともに操れないのに勢力を拡大?
コントロールできない力を集めてどうするのか。

「目標を達成するには計画がいる。

そして俺には計画がある。

今日は別に仲間に入れてほしくて来たんじゃない」

死柄木がトゥワイスに言います。

「トゥワイス…ちゃんと意思確認してから連れてこい」

オーバーホールが宣言します。

「計画の遂行に莫大な金が要る。
時代遅れの小さなヤクザ者に投資しようなんて者好きは
なかなかいなくてな。

ただ名の膨れ上がったおまえたちがいれば話は別だ。

【俺の参加に入れ おまえたちを使ってみせよう。

そして俺が次の支配者になる】」

死柄木は一蹴します。

『 帰れ 』

瞬間マグネが武器の布をはぎ取り肩に担ぎました。
それはロケット砲のようなマグネット武器です。

「ごめんね極道くん。
私たち、誰かの下につく為に集まってるんじゃあないの」

オーバーホールの頭部を”磁力”の個性でS極にすると、
オーバーホールがグンッとマグネに引き寄せられます。

「!」

マグネの担ぐマグネット武器のN極に引き寄せられているのです。

武器を担ぎながらマグネが語ります。

「こないだ、友だちと会ってきたのよ。

内気で恥ずかしがり屋だけど、私の素性を知っても尚友だちでいてくれた子。
彼女言ってたわ。

『常識という鎖につながれた人が、つながれてない人を笑ってる』」

オーバーホールは引き寄せられながら、
左手の手袋をグイッと外します。

マグネのは友だちの言葉を思い返します。

『健ちゃんはそこから飛び出したんだよね。
私は飛び出す勇気も持てないや…』

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マグネは叫びます。

「何にも縛られずに生きたくてここにいる。

私たちの居場所は私たちが決めるわ!!」

引き寄せられたオーバーホールの頭を
マグネット武器で思い切り打ちつけます。

その瞬間の接触で、オーバーホールがマグネの左腕を
カリ…とひっかきます。

ギギギギ…と何かの音がして、マグネも

「?」

と思った直後

【バツン!】

マグネの上半身が風船が割れるように弾け飛びました。

死柄木、トガ、トゥワイス、コンプレスは
血の雨の中、下半身だけ倒れてゆくマグネを
時が止まったように固まって見ています。

ユラリとオーバーホールが立ち上がりました。

「先に手を出したのはおまえらだ」

トガが叫びます。

『 マグ姉——!!!? 』

オーバーホールは手の返り血を落とそうと
神経質に服に擦り付けます。

「ああ汚いな…!!これだから嫌だ」

コンプレスがオーバーホールへ攻撃をしかけます!

「待て、コンプレス!」

死柄木の制止も聞かず、コンプレスは”圧縮”の個性を発動しようとしますが
肩に トッ と何かが刺さりました。

するとオーバーホールの左腕に触れますが、
個性が発動出来ません。

『 触るな 』

顔に蕁麻疹が浮き上がったオーバーホールが
触られた腕を振り払うと、コンプレスの左腕が吹き飛びました。

「ってえええ!?」

そのまま尻もちをついたコンプレスに脇目も振らず、
オーバーホールは触られた左腕をゴシゴシ服で拭いています。

その瞬間、死柄木が間合いをつめ、
“崩壊”の個性でオーバーホールに触れようとします。

とっさに危機を察知したオーバーホールは

「盾っ」

と叫ぶとオーバーホールの部下が間に割り込み、
死柄木の個性でボロボロ崩れていきました。

天上から声がします。

「危ないところでしたよ オーバーホール」

死柄木は後方に飛びのき呟きます。

「なるほど———…

ハナからそうしてりゃ、幾分かわかりやすかったぜ」

オーバーホールの背後から、その部下たちが4人が
壁を突き破り現れます。

トゥワイスは驚きます。

「待て、どこから!!尾行はされてなかった!!」

死柄木は言います。

「大方どいつかの”個性”だろう」

「遅い」

叱咤するオーバーホールに部下が答えます。

「一発外しちゃいやした…しかし即効性は充分でしたね」

後ろを向き、ゴシゴシ左腕の汚れを落としながら
オーバーホールが敵連合に言います。

「穏便に済ましたかったよ、敵連合。

こうなると冷静な判断を欠く。

そうだな…戦力を削り合うのも不毛だし

ちょうど死体は互いに一つ…キリもいい。
頭を冷やして後日また話そう。

腕一本はまけてくれ」

左腕を持っていかれ、立ち上がれないコンプレスを支えながら
トゥワイスが叫びます。

「てめェ 殺してやる!!!」

トガもナイフをかざして言います

「弔くん 私刺せるよ 刺すね」

ですが、死柄木は許可しません。

「…… 駄目だ」

「責任とらせろ!!!」

トゥワイスは納得できません。

オーバーホールは出口に向かいながら
死柄木の足元に名刺を投げ、再度言います。

「すぐにとは言わないが、なるべく早めがいい。

よく考えてみてくれ…自分たちの組織とか色々…

冷静になったら電話してくれ」

冷ややかに横目で死柄木を見ました。

場面は変わり、雄英高校の仮眠室。

オールマイトがお茶を飲みながら二人の生徒を
招いていました。

「いらっしゃい お2人さん

そんじゃまァ 色々話そうか」

緑谷 出久と
通形 ミリオ その人です。

今週はここまでです。

今週はダークサイドでしたね!落差が激しいなぁ。

予想外にショックだったのがオグ姉です。
オグ姉〜〜〜。

ファンとかではないのですが、死に方が!衝撃!
お友達のちょっといい話も死亡フラグだったか…。

お友達の服も可愛いいですなぁ。

オーバーホールも一応キチンとネクタイ締めてるんですね。

潔癖症ヤクザ。

除菌グッズとかメチャクチャ詳しそうだ!

ここから来週の126話の予想です。

オーバーホールへの返事はまだもうちょっと
先になるような気がします。

果たして死柄木は舎弟になるのか。

舎弟になる死柄木って全然想像つかないのですが。

オーバーホールの個性の正体を攻略できれば
勝機はあると思うのですがね。

来週のメインはオールマイトと出久達なのかな?

この2人が呼ばれたという事は、『継承者』の件なのかなぁ。

ミリオ先輩がオールマイトと面識があるのかすら
まだわかってない状態ですが…。

来週も楽しみです。

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というわけですが、最後までお読み頂いてありがとうございました!

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