食戟のソーマ ネタバレ 感想 201話 202話 予想

食戟のソーマ ネタバレ感想201話

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連帯食戟に向けた最初の特訓、3VS3の紅白戦開始!
チーム堂島はすごい勢いで料理を仕上げていきます。
その続きです。

列車のスタッフ達はチーム堂島の調理の凄さに
声を上げ続けます。

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「すごい凄すぎるぞ!!

一言の会話も交わさず、怒涛の勢いで調理を進めていく!!」

「それにひきかえむこうのチームは…」

女性スタッフ達が見る視線の先には
仙佐衛門に頭を下げ、

「すみませんでした」

と謝るソーマ親子の姿がありました。

城一郎は仙佐衛門に抗議します。

「けどだいたいよー、道具を置いて調理台から離れて喋ってただろーが

つまり調理中じゃなかったって事でセーフだろー!」

「そんな屁理屈は通らん」

次はないぞ!と仙佐衛門が注意している最中も
ソーマ親子はにらみ合いを続けます。

そんなソーマにえりながあせって話しかけます。

「ちょ ちょっと幸平君!
チーム内でいがみあっている場合ではないでしょう!
才波さまがリーダーなのだから、私たちは全力で
サポートだけを考えて…」

ひそひそ話しかけるえりなにソーマは笑い出します。

「うはははっ 薙切まで喋りだしたー
ルール破ってやんのーっ いけないんだー」

そんなのんきなソーマにえりなもつい大声を出してしまいます。

「他人事みたいに笑ってる場合!?」

すかさず仙左衛門の咳払いが入り、あわててえりなも口を押えます。

その時ソーマがボソッと言いました。

「何で親父のやつ、あんな勝手な調理するんだろーなー」

えりなもその点は気になっていました。

『アッシェ・パルマンティエ』

この料理の主役は何と言ってもミートソース!
作業時間も最もかかる工程である。

なのに才波さまは、それ以外の作業から始めようとしていた。

何故、堂島シェフのように王道の手順で進めないのかしら…

するとその堂島が突然アンチョビとバジルをテーブルに出しました。

これを見ていたえりなや田所は驚きます。

列車スタッフの料理人も首をかしげます。

「あれ…?おかしいな、アンチョビにバジル?
そんな材料あの料理には使わないはずだけど…!?」

えりなは観察を続けます。

アッシェ・パルマンティエはフランスの家庭だと
グラタン皿で提供される。

しかし堂島はそれを皿盛りで出そうとしています。

堂島シェフが今創ろうとしているのは本格レストラン使用!

美食路線のオリジナル アッシェ・パルマンティエ…!?

そしてハッと気づきます。

— 才波さまも…堂島シェフも

私達を試している? —

列車のスタッフ達も戸惑いを隠せません。
このままでは両チームとも料理を完成させる事も
できないのではないかと心配します。

そんな中、タクミは過去の「実地研修(スタジエール)」の時の事を
思い出していました。

場所は料亭『藤雨』

タクミが到着する前、12代目店主「藤井智也」と
料理人たちが日本庭園で話をしていました。

「遠月学園の実地研修?今年は受け入れるんですかい?
どうしてまた?毎年毎年断っていたじゃねぇですか」

店主は、仙左衛門殿直々に紹介状まで書いてよこされては
仕方がないと答えます。

女性たちは書類のタクミの写真の顔に大喜びだが
男性陣は面白くなさそうです。

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店主は言います。

「ま…受け入れはするが、ちゃらついたガキの相手はごめんだね。
見込みがねぇようなら一週間庭の掃き掃除だ。

退学になろうとこっちゃ恨まれる筋合いは無ぇ…」

そこへ遠月学園の学生がやって来ます。

「ご免ください、遠月学園 高等部1年
タクミ・アルディーニと申します

スタジエールに参りました」

髪を切り、凛とした強い瞳で店主に向き合い頭を下げます。

「何でもやります、宜しくお願いいたします。」

店主はじっとタクミを見つめています。

その後、調理場に入り忙しく走り回るタクミの姿がありました。

「タクミ!大皿人数分出してこい!!徳利もだ!!急げ!」
「はい!今すぐ!!」

それを見た女将がビックリしています。

「いや驚いた…まさかウチの大将が、一日二日で学生を調理場にいれるなんて…」

店主は言います。

「…あの眼にやられたのよ。
あの蒼い眼ん中には、カンカンに熱された覚悟が見えた」

タクミの脳裏には屈辱的な過去がありました。

ソーマに向けて、放った言葉。

「食戟をいずれキミに申し込む」

「この選抜で必ず合宿初日の、あの勝負のケリをつけるぞ」

— あれだけの啖呵を切っておきながらおめおめ敗北し
挙句の果てにはその絶対負けたくない男に、

魂より大切な包丁を取り返してもらった —

暗闇で一人、テーブルに思い切り拳を叩き付けます。

「くやしい… くやしい…!
くやしい…ッ!」

— こんな悔しい事があるか —
— こんな惨めな事があるか —

今のままでは駄目なのだと痛感します。

自分の中に築いてきた『アルディーニの料理』を破壊する。

これまでの自分を ”ぶち破る!!”

強く心に誓います。

そしてまた、場面は3VS3の紅白戦へ戻ります。

タクミはテーブルにドカカカっと
白ワインビネガー、オリーブオイル、それにミキサーを並べます。

それを見たえりなはすぐにわかりました。

— あの材料…そういう事ね…! —

皿盛りで出すならソースは不可欠!

堂島シェフが要求したのはバジルとアンチョビをメインに作る

『アンショワイヤードソース』!

そして次にタクミは玉葱やニンニク、ピーマン・パプリカを
たっぷりの油で炒めていきました。

列車の料理人スタッフもピンときます。

「…わかった!『ソフリット』だ!!
イタリア料理に使うペーストだよ!」

ソフリットとは、香味野菜をオリーブオイルでじっくり炒めペースト状にした物。

仏料理の玉葱・人参・セロリが主流の”ミルポワ”に近いけれど
ソフリットはパプリカやピーマンを加えます。

アンショワイヤードソースとの相性も良く、
甘みとコクを深められます。

しかしソフリットも普通はアッシェ・パルマンティエでは使いません。

堂島シェフの「アンショワイヤードソース」というアドリブに
タクミは「ソフリット」というアドリブで返して
さらに味を高めようとしました。

これには見ていた列車のスタッフ達は驚きます。

ソーマも一瞬「……!!」と声がつまります。

仙左衛門は目を閉じ言います。

「成長したな。

今までの彼には無かった…”泥臭さ”にも似た執念を感じる」

タクミはソーマを振り返り無言で語り掛けます。

— 何をもたついているんだ?幸平

我々の目的はイサミやみんなを取り戻すこと
なのにこんなところで躓くのか?

それに…たとえ特訓のために紅白戦だろうが、サポート役だろうが

ここは厨房 —

『オレとキミの勝負の場だぞ』

その強い眼に、ソーマもの闘争心にも火が付きます。

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—  へへ…ちくしょー それでこそタクミ・アルディーニだぜ

燃えさせてくれんじゃねーかよ!! —

腕に巻いた手拭いを額に締め直し、勝負開始です!

今週はここまでです。

今回はタクミの見せ場でしたね!やはり一度堕ちた男は強いです!

あの包丁の一件の後は私も気になっていました。

まさか髪の毛バッサリいっていたとは!

しかし現在見事に元の髪型に戻っているので、
よほどあの髪型は気に入っているんだなぁ…。

私は調理人ではないのでわからないのですが、
タクミのアドリブ返しは相当すごい事なんですよね、きっと。

ここから次の202話の予想です。

まさか1週丸々タクミの回になるとは思わなかったのですが、
ようやく来週からチーム才波、始動しそうですね。

城一郎のおかしな順番の調理方法もなんだか意図がありそうです。

堂島・城一郎の二人で勝負の前に、何らかの話し合いを
してたという事でしょうか。

今回のように城一郎のアドリブを、さらにアドリブで返さなきゃ
いけない場面もあると思うのですがどう返すのか!

ソーマの並外れた発想力とえりなの超料理知識に期待です。

次週も大変楽しみです。

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というわけですが、最後までお読み頂いてありがとうございました!

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