脳無はエンデヴァーの必殺技
【プロミネンスバーン】をかわし
エンデヴァーを貫きます。

その続きです。

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僕のヒーローアカデミアのネタバレ感想189話。190話の予想。不屈のヒーロー!

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ホークスの羽で斬られた白脳無達が
歩道で倒れています。

「なんだ強くない
良かった」

呟くホークスに倒れた白脳無を
拘束しているヒーロー達が言いました。

「ホークス!
排出されたのは9体だ
まだいる!」

ホークスもハイとうなずきます。

「駅ウラ4体
交番前3体です
手分けを」

「避難区域を拡げろ

こっちは逃げ遅れた人の
救出にあたる!」

黒脳無が暴れている区域の
ビルが倒壊しました。

「!」

ホークスは黙って見つめます。

気絶したエンデヴァーに見向きもせず
黒脳無が四つん這いで瓦礫の上を
はいずります。

「もっモッと
強いヒッヒロヒー…ロ…

もっト…」

突然黒脳無の首からカクッと
音がしました。

首がカクカク揺れ動きます。

「モも あ も ア」

ピタッと揺れが止まりました。

「…?」

上空ではテレビ中継のヘリが
現在の状況をレポートしています。

『 突如として現れた一人の敵が!!
街を蹂躙しております!

ハッキリと確認できませんが
“改人脳無”も多数出現している
との情報が――

現在ヒーローたちが交戦・
避難誘導中!

しかしいち早く応戦した
エンデヴァー氏は――――…

この光景

嫌でも思い出される
3か月前の悪夢――…」

気絶していたエンデヴァーの
指がクッ…と動きました。

ポと全身から火力が吹き上げると
立ち上がり、ドッと黒脳無に突進します。

拳から火拳を放ちますが
黒脳無は簡単に避け ド と
手を鞭のように伸ばしました。

ガシとエンデヴァーの体を
掴むとブンとビル群に
叩きつけます。

「遅」

周りのビルが砕け散ります。

土煙の中、周囲のヒーロー達は
おののきました。

「…今の見えたか…?」

「…全く…」

「何でこんなのがポンと
出てくるんだ……

街の全員逃がさねえと――…

このままじゃ神野どころの
話じゃなくなる!」

仁王立ちする黒脳無は咆哮を上げます。

「もっと…もっモ強さを――…」

エンデヴァーは瓦礫のなかで
うずもれていました。

移動中のタクシーで中継を見ていた
轟冬美と夏雄は激しく動揺します。

「何してんだあいつ…!

敵わねえなら退いて
増援待てよ…!

自分が一番わかってんだろ
オールマイトのようには
なれないって

だから早々に諦めて
イカれたんだろ……

いらねー子供は放出ったらかしで
お母さん病むまでおいつめて…

諦めて逃げろよ…」

瓦礫から這い出たエンデヴァーは
ゴパと口から血を吐き出しながら
黒脳無を睨みました。

冬美が言います。

「夏…

理解はできても
納得できないってこと
あるでしょ?

諦めたんじゃないんだよ

あの人は誰よりも
諦めの悪い人なんだよ」

街の中は恐怖で逃げ惑う人々で
溢れかえっていました。

交通機能は完全にマヒしています。

「大丈夫!落ち着いて!
押さないで下さい!!」

「大丈夫です
案内に従って下さい!」

必死で叫ぶ警察やヒーローの声も
人々には届きません。

黒脳無がボッと飛び上がって
ビルの上に降り立ちます。

「にっ…人間ハ
あっ…あっちか」

人々の混乱は収まらず
親とはぐれた子供が泣き叫んでも
誰も立ち止まりません。

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「大丈夫です!!落ちついて!
大丈夫ですから!」

ヒーローの声が虚しく響きます。

狂気の様子にレポーターは
人の波に押されながら言いました。

『 象徴の不在…

これが象徴の不在…!! 』

雄英の寮では1-Aのクラスメイト達が
リビングで中継を見ていました。

「パニックだ…!
マズいぞ」

出久達が立ち尽くす轟を見ます。

「轟さん…!」

「TVつけたら…
エンデヴァーが!」

相澤が駆けつけました。

「轟…

―――…もう見てたか…!」

轟は呟きます。

「ふざけんな…」

突然テレビから怒鳴り声が
聞こえてきました。

『 てきとうな事言うなや!! 』

「!」

『 どこ見て喋りよっとやテレビ!

やめとけやこんな時に

あれ見ろや

まだ炎が上がっとるやろうが
見えとるやろが!!

エンデヴァー生きて
戦っとるやろうが!!

おらん象徴の尾っぽ引いて
勝手に絶望すんなや!

今俺らの為に体張っとる男は誰や!!
見ろや!! 』

叫ぶ男の子を友だちが止めています。

轟は画面を見つめます。

上空のヘリが中継を続けます。

『 再び空からの映像です

あっ!!黒の敵が……あっ!!

避難先へ!!ああ!!

追っています!
しかし追っています

エンデヴァ――――――!!!! 』

炎を纏って追いすがるエンデヴァーに
黒脳無が聞きます。

「おっオ前も再生さイせい
も持ちなノか?」

エンデヴァーは答えず手に
火力を溜めます。

― 一緒にするな

こちとら既に
体が動かん!! ―

黒脳無はゾドと手を鞭のように
伸ばします。

「ん゛ん゛ん゛っ!!」

ジュッと伸びてきた手を
炎で焼切りました。

― 動かん体を火力で押し出せ ―

オーバーヒートした腕から
ドシュッと血が噴き出します。

― ありがたい!
痛みで意識が保てる

倒れてなるものか!

霞むこの眼で
勝機を見据えろ!

火力を上げろ!!

もっと!!
更に!!

改人貴様
頭部は傷ついちゃ
マズいんだろう!?

最早生け捕りは考えぬ!!

超えろ!
こいつの反応速度を!

超えてその面
炭にするまで

倒れてなるものか―――… ―

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ヒュンとホークスが黒脳無の背後から
現れました。

「そーゆーとこです」

タタッと脳無の顔に羽が刺さります。

ブンと羽を払うとズッとホークスの方へ
腕を伸ばしました。

― エンデヴァーさん!
俺の羽じゃ破壊力が足りない

けれどスピードなら
互角です

俺ね見てたんで
知ってんですよ

本気で超えようなんて人は
一人もいなかった

あなただけですよ
本気で超えようと
してたのは ―

ホークスは子供の頃から
オールマイトを超えようとする
エンデヴァーを知っていました。

“いや無理でしょ……

どんだけ不器用なんだ
この人は”

「羽、あらかじめ
飛ばしときました」

ホークスの羽がドドドドッと
エンデヴァーの背に集まります。

― あなたの火力に俺の羽を
上乗せする!

背中押しますよ№1――!! ―

グンとエンデヴアーのスピードが
加速して黒脳無に迫ります。

今週はここまでです。

エンデヴァー生きてて良かったです!

目を貫かれた訳では
ないのかな…。

まだ何とも言えませんが。

ホークスがあんな子供の頃から
エンデヴァーを見てたとは!!

ガチのファンだったのかな?

隣にいる人はお父さんですかね。

エンデヴァーのようなヒーローって
好き嫌いが分かれるものの
好きな人は熱狂的なんだろうなぁ。

濃いファンが多そうです!

あのガチファンの男の子のセリフを
エンデヴァーに聞かせてあげたいです。

無事敵を倒して帰る事が出来たら
録画かネットでぜひ!

ここから来週の190話の予想です。

ホークスの羽、ドカドカエンデヴァーに
刺さってるけど肌に直にじゃないですよね!

い…痛い!

そして羽ガンガン燃えちゃってるけど
このまま燃え尽きちゃわないよね!

ホークスのヒーロー生命に
関わる事態ですよ。

冒頭で敵の首がカクカクしてたけど
限界が来てるのでしょうか。

頭が弱点らしいので
これで決まってもらいたい。

ホークスの事も心配です。

敵が伸ばした手がホークスの
顔を狙ってるように見えますが…。

避けたのかどうかが
わからない。

恐いです!どうなったの!?

ぜひエンデヴァーに勝利してもらって
新№1ヒーロー宣言してもらいたい!

次の回も楽しみです。

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というわけですが、最後までお読み頂いてありがとうございました!

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