ブラッククローバー ネタバレ 感想 95話 96話 予想

突然復活したラドロスVS反魔法の剣のアスタの対決。
その続きです。

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ファナをラドロスのレーザーから覆いかぶさって守ったマルスは、
力尽きてファナの上に倒れてしまいます。

ファナが慌てて回復魔法を使おうと試みますが、
出せません。

― 私の体…何があったの…!?魔力がつきて――… ―

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焦るファナに、ラドロスに突進しながらアスタが言います。

「ちょっと待ってろ!!アイツはオレがぶっ倒す!!!」

すかさずラドロスが後ろに下がりながら言います。

「待った待った!!君アレだろ!?
魔力がない反魔法使いの騎士ってヤツ!!」

うなづきつつ、続けます。

「わかるよその辛さ!オレも生まれつき魔力の属性が無くて、
子供の頃は色無しってみんなから馬鹿にされてたからさ~~~

でもさぁ…オレ以上じゃん、キミの”無さ”って
ちょっと同情しちゃうよね」

含みのある言い方にアスタも警戒して聞きます。

「…何が言いてーんだ…!?」

ラドロスが手を差し出し、極上のスマイルで言います。

「手ぇ組まない?オレの右腕にしてあげるからさ。

ダイヤモンド軍にはオレから上手く言っとくから
一緒に王国軍を駆け上がろうよ♪

才能だけでふんぞり返ってるヤツらをやっつけてさ」

と、言いながら腹の中ではアスタの反魔法の力も
自分のものにしようと画策しているのですが。

しかしアスタはキッパリと言います。

『 断る 』

一瞬ラドロスの笑みが固まります。

「オレはクローバー王国の魔法帝になるんだ!!!」

叫んでラドロスに向かいます。

すかさず側に倒れていた木に乗り、ラドロスは空に逃げます。

「魔法帝って…あ~~~あ…だから馬鹿って…」

そして、上空からアスタに向かってレーザーの雨を打ち放ちます。

『ヤダね!!』

そのレーザーの雨をアスタも

「んだらァァァァ!!!」

と反魔法の剣で打ち返します。

「あはははは♪キミの戦い方は聞いてるよー!
そこに転がってる空間魔法の使い手がいないと、
遠距離魔法には手も足も出ないんだろ!?

イイ的だよ!!」

ラドロスは笑いながら余裕でアスタにレーザーの雨を降らせます。

空間魔法の使い手のフィンラルは、先程のラドロスの不意打ちの攻撃で
力なく地面に倒れています。

アスタもせいいっぱい無数のレーザーを
ラドロスに向けて打ち返します。

が、そのレーザーは打ち返しても
また再びラドロスの力へと吸収されてしまいます。

「キミに勝ち目は無いよ!!諦めな!!」

ラドロスはまた貯めた力でアスタに攻撃を続け、
アスタもまた、その攻撃を跳ね返し続けます。

「…誰が諦めるか……!!」

地上には傷つき倒れているフィンラル、バネッサ、ノエル、
ファンゼル達がいます。

「オレの…仲間を傷つけたことを…絶対赦さねー…!!!」

その言葉にラドロスは言います。

「…仲間?」

吐き捨てるように続けます。

「そんなモンいねーよ。

この世には利用するヤツか、されるヤツの2種類しかいないんだよ。

オレは周りの”仲間”ってヤツらを利用して勝ち上がって来た。

そこにぶっ倒れてるマルス君も横の女も、オレの出世の為に利用させてもらうよ。

二人共死ぬまで軍部の魔術研究に使ってもらおうかな!!」

アハハハハハと高笑いする様子に、
アスタの怒りも頂点に達します。

ラドロスが上空から笑いながらレーザーを連射してきます。

「オマエもオレの踏み台になれ―――――♪」

アハハハハハ…ハハ…あれ?」

ふと気が付くと自分の左肩にアスタの反魔法の剣が、
深々と突き刺さっていました。

「何だコレ?」

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大きくヨロっとよろめき身に纏っていた魔法壁が、
アスタの反魔法の剣に吸い込まれ始めます。

地上を見ると爆煙が晴れた中心に
反魔法の剣を上空に投げつけたアスタの姿がありました。

ラドロスの肩に突き刺さった剣が
ズシッと重さを増します。

そしてラドロスの魔力を吸収し始めました。

― ヤ…ヤバい!!オレの魔力が抜けていく… ―

慌てて剣を引き抜こうとしますが、いくら力を入れても抜けません。

フラフラと落下していきます。

― は?え?嘘だろこんなことで?マジで!?

ヤバいオレの積み上げて来たモノが
ヤバいちょっと爆煙で目を離しただけなのに
八輝将にまでなったのに
ヤバいヤバいヤバい―――――

そんな事を考えている間に地面にドサッと落ちてしまいます。

― ウソウソウソ ナニ今の何で
こんなクソ重い剣をこの高さまでただブン投げただけ!?

どんな判断力だよ クソクソこんなのヤケクソじゃねーか
こんなバカみたいな攻撃でオレがやられるってゆーの? ―

ワタワタしていると奥からアスタが近づいてきます。

「クソ…来んな!!来んじゃねぇ!!」

アスタは言います。

「…オレ一人じゃここまで来れなかった…」

アスタの脳裏に今までの仲間達との記憶が蘇ります。

「力の使い方を…戦い方を教わって…みんなと一緒に死線を潜り抜けて
助け合って扱い方を磨いてんだ…!!」

ラドロスの真正面に立ちふさがります。

「仲間は利用する存在だって…?

オレの仲間は違う…!!オレの仲間は―――…

一緒に高め合う存在だ!!!」

ラドロスは声も出ません。

今週はここまでです。

ラドロスVSアスタは多分これで決着ですよね。

マルスや他の人達の参戦ならず!残念。
思ったよりも手ひどくやられてしまったんだなぁ。

しかしこの反魔法の剣って、総重量はどれくらいなのでしょうか。

魔法帝ですらよろめく位ですから相当なもんですよ!
でも魔力高めの人はそこまで体をムキムキに鍛えてないのでしょうかね…。

ヤミ団長とかはともかく、他の美麗な団長様達の
純粋な腕力をぜひ知りたいもんですね。

驚くべきはアスタの驚異的な身体能力って事なのかなぁ。

ぜひ体育測定で色々測定してもらいたい!
ギネスを塗り替えまくりそうですね。

ここから来週の96話の予想です。

ラドロスVSアスタ決着!ですが…

マルスやファナが洗脳でおかしくなっていたのに対して、
ラドロスは野心で歪んでしまっているのかな…。

だとしたら改心は難しそうだー。
改心する気があまりしない…。

このままダイヤモンド王国に逃げ帰る気配が濃厚です。

対してマルスやファナがどうなるかが心配です。

ファナはもしかしたら魔力はもう使えないかもしれませんね。
ならなおさら、ダイヤモンド王国には帰らない方がいいような気がします。

突然ロータスあたりが現れて、全員強制的に連れ帰るのもありなのかも。
マルスの魔力はまだ利用価値ありとは思われてるでしょうから。

来週どうなるのか、楽しみです。

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というわけですが、最後までお読み頂いてありがとうございました!

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