食戟のソーマ ネタバレ 感想 200話 201話 予想

連帯食戟にむけた最初の特訓、3VS3の紅白戦の特訓開始決定!
からの続きです。

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時は少し前に遡り、勝負を終えた幸平親子とタクミ、田所達が
堂島に特訓の説明を受ける所からはじまります。

「薙切えりなくんはもう休んだようだな…
では君たち3人にだけでも、明日から行う特訓の
内容と意図を説明しておこうか」

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連帯食戟が普通の食戟と明確に違う要素。
それは「チームワーク」が勝敗を左右するという点です。

敵とぶつかる時は1対1なのですが、
連帯食戟ではなんと、仲間の調理の手伝いが認められているのです。

自分の料理で敵と戦いながらも、必要に応じて味方の調理を助け、
チーム全体の皿の完成度を上げていく。

チーム全員が料理長であり、同時にサポートスタッフでもあるというのです。

これにはソーマ達も驚きます。

堂島は続けます。

「個の力では敵わなくとも、仲間との連携が上手くいけば
十傑にだって勝てる可能性は決してゼロではない…!」

田所はホッとします。

「み…みんなと一緒なら勇気がわいてきたかも…!」

ソーマはガッツリタイマンしてみたけどなーと少し残念なようですが。

明日からは2VS2による紅白戦を行っていこうと思う、
と堂島が話を進めます

「では4人の適性を鑑みてチーム分けをしておこうか」
と資料を見ていると、城一郎が割り込みます。

「ほ―――い んじゃクジ引きすっぞー」

「お おい!そんな何をテキトーに…!」

慌てる堂島をよそに、城一郎はどんどん脱線していきます。

「おし!んで?負けた方の罰ゲームは何にするよ?」

「いや これは勝敗を競うのではなくシミュレーションが目的で」(イラッ)

「よし これはどうだ?俺が作った新作ゲテモノ料理を完食するってのは!」

「そんな事に時間を割いてる場合では…!」(イライラ)

そしてついに静かに堂島が「ぷちーん」と切れます。

「いろいろ思い出してきた…ちょっと貴様、そこに座れ…!!」

「あ?」

「何でお前はそういう細かい所でいつもいつもいいかげんなのだ!!」

ここから城一郎と堂島の大人の醜い言い争いがやいのやいのと続きます。

ここまでの話を聞いたえりなは城一郎と堂島の険悪ムードと、
ソーマの大笑いの理由に、やっと合点がいきました。

そんな中、田所が言います。

「ごめんね薙切さん。部屋で休んでたところに…
でも一緒にがんばろうね。私も新戸さんたちを助けたいんだっ」

えりなは歯切れ悪く答えます。

「え えぇ…」

― そうよ…みんなを助けなきゃ

それなのに…私はなんて情けないの ―

えりなはいまだ、父の恐怖心から逃れられず、
刃向かう決意が固まりません。

「…」

そんなえりなの様子を見つめていた仙左衛門が皆に言います。

「ふむ…あい分かった、この紅白戦儂が取り持とう!」

堂島と城一郎もケンカをやめて仙左衛門を見ます。

「む」

仙左衛門は続けます。

「チーム分けはこうである!!」

“TEAM 堂島”には

・堂島 銀
・タクミ・アルディーニ
・田所 恵

“TEAM 才波”には

・才波 城一郎
・幸平 創真
・薙切 えりな

「各チームリーダーは城一郎と銀がつとめよ。
他の2名は適宜、調理をサポートするのだ」

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そしてついに、紅白戦開始です!

田所はすでにあわあわしています。

「む むこうに薙切さんと創真くんまでそろってる…!
堂島シェフとタクミくんの足を引っ張らないようにしなきゃ~~!」

えりなもドキドキです。

「ずっと憧れていた才波さまとおなじチームに…
ぜ 全力でお力添えしてさしあげなくては…!」

仙佐衛門から、料理のお題が出されます。

「さて…双方に作ってもらう品は『アッシェ パルマンティエ』
フランスの代表的な国民食のひとつである。

ひき肉にポムピューレ(マッシュポテト)やチーズなどを
たっぷり重ねあわせ、オーブンで焼き上げるメニューだ。

制限時間は 50分!」

これを聞いて、田所はあせります。

この料理は手間のかかる工程がいくつもあり、
3人がかりでも50分でギリギリ完成させられるかどうか。

完璧に分担しないと絶対に間に合わない料理です。

と、ここで仙佐衛門がとんでもない事をいいます。

「そして最後のルールだが、調理中一言も声を発してはならん」

この言葉には、田所、タクミ、ソーマ、えりなも真っ白です。

「調理を始めよ!!」

仙佐衛門の号令で、調理開始です。

城一郎、堂島、両名迷いなく動き出します。

そんな中、田所は大慌てです。
「え…えぇえ~~~!」

その様子を脇で見ていた列車のスタッフ達は驚きます。

本来厨房でのチームワークとは、何年も修行してやっと形になるもの。

それを打ち合わせも、一言の会話もなく急造チームでやりこなすのは、
いくら遠月の学生といえども無理だろう。

そんな事を言いながらため息交じりに見ています。

「あ…あわわわ ど どうすれば~~~!!
こんなの目隠ししてるのといっしょだべ~~!!」

田所はまだあわあわしていますが、
タクミは調理する堂島の後ろ姿を食い入るように見つめています。

そして、堂島が欲しい絶妙のタイミングで、ワインを差し出しました。

二人はアイコンタクトをかわし、
うなずき合います。

その様子を見た田所は
「え…!?」

と驚きます。

― タクミくん…今どうして堂島シェフの考えがわかったの…!? ―

そして「…あ」と思い至ります。

この紅白戦もこれまでやってきた料理と何も変わらないという事に。

調理工程をあたまの中にきちんと思い描いて

逆算し

料理長の行動をしっかりと見る。

田所も堂島の動きを凝視します。

鍋をふる姿。

野菜を細切れにしてゆく姿。

― いままで創真くんをサポートしてきた時みたいに

うごく  ―

田所もまた、絶妙のタイミングで堂島に
細切れにした食材をバットに入れて差し出します。

その様子に堂島も笑って田所にうなずきます。

田所もホッとして笑顔で笑い、タクミも微笑みます。

「…嘘みたい…!」

本当に一言も喋らず、猛スピードで完成してゆく
堂島チームの調理に列車のスタッフ達も言葉が出ません。

その様子を見ていた仙佐衛門は安堵します。

― …まず一つ目のハードルは乗り越えたか ―

そして”チーム才波”はどうかと振り向きましたが…

城一郎がガチャンと調理器具を置いて、ソーマにつかみかかっていました。

「もう我慢ならねぇ!!創真おまえ、もっと俺の行動に合わせて動けよ!」

ソーマも言い返します。

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「親父こそ!!基本のレシピと全然ちがう手順で進めんじゃねーよ!」
「るっせーお前はサポートだろ!上手い事くみとれよ!」
『ムチャいうな!!』

ギャーギャー言い合う様子に仙佐衛門も

「失格にするぞ」

とつっこみます。

えりなも「ちょっと―――!!」と焦ります!

チームの調和に不安を抱きつつ、今週はここまでです。

堂島さんと、田所さんと、タクミの無言の連携プレーはかっこいいですね!

あ・うんの呼吸を突然やれと言われて、本当に出来てしまうのが素晴らしい!

あと堂島さんが調理する姿が新鮮だなぁ。

申し訳ないですが、私は堂島さんが調理人であるという事をすっかり忘れてしました…。

遠月リゾートの取締役のイメージが強すぎて…総料理長でもあったんですよね…。

この勝負は堂島さんサイドはやりやすいと思います。
調理方法とか、本当にレシピ通りに正確に作ってくれていそうで。

だから田所達も「調理工程を頭に思い描いて」サポートしやすいんじゃないのかな。

ここから次の201話の予想です。

問題のソーマ親子ですね。

城一郎は、堂島さんとは真逆で本当に超自分流レシピでガンガン攻めていそうですが、
親子の力でなんとかあ・うんの呼吸になってほしい。

長年「ゆきひら」で培った絆でなんとか…!

呼吸が合わない時も激しいですが、1つ歯車がかみ合えば
とてつもないパワーが生まれそうな二人なのですがね。

あとキーマンは、えりななのかな?

三人の息の合ったあ・うんの呼吸に期待します。

次週も大変楽しみです。

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というわけですが、最後までお読み頂いてありがとうございました!

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