エルフ族の姿に変貌したユノに
衝撃を受けたアスタでしたがユノの
人格はそのまま変わりませんでした。

その続きです。

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ブラッククローバーのネタバレ感想155話。156話の予想。機動城塞が可愛い。

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目の前に立ち、魔導書を開くユノを
アスタは無言で見つめます。

「………」

十字架に張り付けられたミモザも
戸惑いを隠せません。

「……ユノさん…!?」

アスタが叫びました。

「ユ…ユノぉぉぉ————!!?

おまっ…オイっ…
おまっ……
ユノなのかァァ———!?!」

ユノは何事もなかったかのように
振り向きます。

「そーだけど?
うるさいアスタ。」

アスタは激しく動揺しました。

「え゛えぇぇぇ!!?
いやっ…おまっ…
めっちゃ耳尖ってるけど!!?

変なモヨーも出てるし!!
光ってるし!!」

「…あぁ…尖ってるな。
だから?」

「いやっ…ええええ!?
普通っっ!!」

ベルも自分の尖った両耳を
嬉しそうに指さしました。

「ホントだぁ〜〜〜〜!!

ユノぉ〜〜〜〜〜!!
見て見て!おそろい!」

ユノは冷静です。

「…ベル、ちょっと静かにしてて。」

アスタも怒鳴りました。

「今それどころじゃないんですよ
精霊さん」

「んなッッ!!

何よぉぉ〜〜〜〜〜〜!!
そんなチンチクリンに構わずに
少し成長した私を見なさいよぉ〜〜〜!!」

「誰がチンチクリンだァァ———!!
アナタの方が小さいよっ!!」

「二人共うるさい。」

ミモザは戸惑いながらみんなの
様子を見ていました。

(……何なのでしょうコレ……
おろしてくださいませんでしょうか…)

ユノはアスタに再び言いました。

「オレはオレだ。
何か問題あるか…?」

アスタは笑います。

「……いやっ!!
ねーな!!!ははっ」

ベルは面白くありません。

「なっっなに通じ合ってんのよっ!?
そんなことより私の———」

「目醒めたか。」

クラウスが手を差しのべます。

「君は私達の仲間だ…!
さぁこっちへ…!」

ベルはカチンときました。

「———ちょっと…
邪魔しないでくれる?」

強烈な魔のプレッシャーを与えます。

空気がビリビリ振動しました。

ライアはその様子を見ています。

— この魔…!
明らかに転生は成功している…。

…やはり”あの子”にはまだ———…

…リヒトくんも自分の魔導書と
剣を前にしても反応がない……。

最上級禁術魔法発動の代償か…。

まだ時間が必要みたいだね…。

リヒトくんも
君も———……。 —

ユノはクラウスとハモンを
観察します。

「………

…オレにはわかる……。

今あの二人の体を動かしているのは
別の者の魂だ……。

元の二人の魂は眠らされている
………!」

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十字架のミモザを下ろしながら
アスタは驚いて聞きました。

「そーなの!?
ってことは助けられるのか…!?」

「そしてオレの中にも……
…だが……

オレはクローバー王国魔法騎士団の
ユノだ。

他の誰でもね———…!」

クラウスは眼鏡を押えました。

「…器がよっぽど我の強い
人間らしいな……。

やはりまだ……
目醒めきれてはいなかったか…。」

ハモンと同時にユノに魔法攻撃を仕掛けます。

「人間といるのは害だ。

後ろの二人を殺して
オマエにはその体から
消えてもらう!!」

ユノは風魔法の竜巻で攻撃を
なんなく跳ね返しました。

「!!」

ユノはクラウス達に言います。

「…その体はオレの
先輩達のものだ…。

オマエらが出ていけ…!!」

クラウスの顔色が怒りに変わります。

「全力でいかせてもらう…!!」

魔法を発動しました。

衝撃にアスタが驚きます。

「うおおおお……!!
睨み合っただけで部屋が揺れてるぞ…!!

やべえええ…!!」

ユノがアスタに言いました。

「…どうやったら追い出せるか
わからない…。

気絶させて拘束するしか
ないな。

オレが止める。

オマエは休んでろアスタ。」

アスタは一瞬目を見開くと
笑い出しました。

「……フッフッフ……。

はっはっはっはっは。」

ミモザが驚きました。

「……アスタさん…?」

アスタはさらに高笑いしました。

「ワハハハハハ!!

誰がオマエ一人にやらせるかァァァ
ユノコノヤロォォ————!!!!」

剣を横に構えます。

クラウスが眼鏡を押えます。

「この時代の魔導書と知識があれば…
我々の頃より洗練された魔法が
使えそうだ……!」

【 合体魔法 ”玻璃の機動城塞
(ルシャトー・ドゥ・ヴェーレ) 】

玻璃の花に覆われたドリルを複数携えた
巨大な城塞が二人の元に迫ります。

アスタは笑いながら内にある
黒い力を巡らせます。

「とんでもねーのが出やがったよ…!
大丈夫か?ユノ…!」

ユノも笑いながら答えます。

「とてつもない魔力だ…。

オマエのカバーは出来ないぜ?
アスタ…!」

「上等だ…!!!」

ユノは精霊同化スピリット・ダイブを発動し
左半身に王冠と妖精の羽を出現させます。

アスタも黒い力を巡らせ右半身に
黒い羽根を出現させ黒い剣で構えます。

そのまま玻璃の機動要塞に突っ込んでいきました。

二人同時に強く思います。

【 オマエには負けん 】

「ああああああ」

機動要塞を粉々に砕き
クラウスとハモンを撃破しました。

今週はここまでです。

エルフの方々はユノの中の人(?)が
誰かわかってるんですね。

ライアが「あの子」って言ってたので
小さい子か女の子か…。

テティアじゃないのかな〜。

しかしユノは驚くという事が
ありませんね!!

耳が尖っても顔に模様が出来ても
仲間の体が乗っ取られても
通常営業でビックリです!

すごい精神力だ。

魔力もやっぱり増えてるのでしょうか。
元から凄かったのにー。

クラウスとハモンの合体魔法の
機動城塞がちょっと可愛かったです。

花柄とか…。
ハモンの趣味なのかな…。

ここから来週の156話の予想です。

アスタとユノで黒と白みたいな
雰囲気ですね。

黒アスタの力はライア達には
通じなかったけどユノと張ってると
気合が入るのかな?

でもアスタの方がエルフ化してる
訳じゃないから負担が大きそうです。

そして現在目を開けたまま
寝てるリヒトは目覚めるのか。

目覚めそうな気がします。

これだけアスタがリヒトの魔導書と
剣で暴れていれば!

リヒトが目覚めて復讐の意思が
なければ案外話は丸く収まるかも!

そんな上手くいかないか…。

ユノの中の人がテティアで
過去リヒトと二人で復讐とは
別の理由で禁術魔法を発動したのかも。

…とか。

まだまだ謎はつきませんね。

来週も楽しみです。

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というわけですが、最後までお読み頂いてありがとうございました!

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