気絶するメレオレオナに放たれた複合魔法を
乱入したアスタとゾラが4倍返しの罠魔法で返し
エルフ達の隙をついて脱出に成功しました。

その続きです。

155話へ進む!

153話に戻る

ブラッククローバーの記事一覧はこちら!

ブラッククローバーのネタバレ感想154話。155話の予想。ユノの転生は誰なんだ!?

スポンサーリンク

アスタとゾラは急いでブロックを
飛び降りていきます。

アスタはメレオレオナを担いで
叫びました。

「よっしゃあああああ!!
脱出成功ォォ————!!!

な!?

力合わせたら助けられただろ!?」

ゾラは怒ります。

「いろんな偶然が重なって
たまたま上手く行っただけだ
調子乗んなバァ————カ!!

テメーそのうちぜって——
痛い目見るからな…!!」

アスタは笑いました。

「そんときは助けられたら
助けてくれよ!」

突然背後がカッと光ってライアが
現れました。

「!!」

アスタの足をガッと掴みます。

「オマエは逃がさねーよ。

このままリヒトくんのとこに
同行願おうか…!」

そのまま空間魔法の穴に引きずり
込もうとします。

アスタは焦りました。

「……!!」

— 剣が…間に合わねー!! —

ゾラも固まります。

「————ぐ………!!」

— 反動で体がッ…!! —

アスタは担いでいたメレオレオナを
ゾラに投げ渡しました。

「ゾラ!!
メレオレオナ様頼む————!!

オレも生きて絶対戻る!!
だから先に帰っててくれ!!」

穴にズブブと引き込まれながら
笑顔でグッと親指を立てます。

ゾラは目を見開きました。

「ふざッ…けんな…!!

戻って来なかったらテメ———…
許さねーからなクソチビィィ———!!!」

ゾラは落下しながら
消えていくアスタに叫びました。

場面は浮遊魔宮の中心部に移ります。

空中には目を開いたまま
静かに浮かぶリヒトがいました。

十字架に張り付けられたボロボロのミモザを
クラウスとハモンが見上げています。

ミモザが弱々しく言います。

「……クラウスさん……
ハモンさ……ん……。」

クラウスは憎々しそうに
ミモザを睨みました。

「王族め……
貴様等には似合いの姿だな……!」

「………」

ミモザは声になりません。

— 魔力も人格も別人のように……!

これは……
いつものお二人では
ありませんわ……!! —

ユノは無表情に立ち尽くしています。

ハモンが言いました。

「…彼はやはりまだ自我が
ハッキリしていないようだね……。」

クラウスが眼鏡を押さえます。

「えぇ…時が経てば自分が何者か
わかっていくでしょう。」

空間にズブ…と黒い穴が開き
アスタが投げ落とされました。

「ぶわぁあああああ!!!」

ライアが文句を言います。

「暴れるなっての
メンドくせー。」

ミモザは驚きました。

「……!アスタ…さん…!」

アスタはバンッと両足で着地します。

「ふんぬッッ

—————…!!
ミモザ!!」

「アスタさん……!」

「誰がこんな……!!

待ってろ!!
今降ろして————」

剣を構えると止められました。

「待て。

その咎人の末裔を
降ろすことは許さん。」

アスタは驚きます。

「クラウス…!
金色の太った人…!

…ウソだろ……!?
オマエ達も……!」

アスタは奥に佇む人物を見て
言葉を失いました。

「ユ…ノ…!?

………!!

…いやいや……!
だってオマエは———……」

ユノは何も言いません。

アスタは叫びました。

「オイ!!!ユ—————」

クラウスとハモンが魔法を発動します。

「我々は誰もオマエのことなど知らん」

クラウスとハモンは強烈な鋼魔法と
硝子魔法でアスタを攻撃しましまた。

「ぐぅお———!!」

アスタは剣で必死に受け止めて叫びます。

「…やめてくれクラウス———!!
同じ魔法騎士団の仲間だろぉ———!!?」

クラウスがピク…とその言葉に反応しました。

「———…!」

— この肉体が…反応している…? —

「———フン!!
貴様等の繋がりなどより…
我々の怨みの方が遥かに強い———!!!」

乱れ来る鋼のドリルを全ては受け止めきれず
アスタは脇腹を負傷します。

「!」

「アスタさん……!!」

「———ぐ……!!」

スポンサーリンク

レイアが気だるそうに言います。

「オイオイそんなに無理したら
死んじゃうぜ…。
メンドくせーなー…。

…まぁ魔導書と剣さえ手に入れば
オマエはいらねーんだけどさ…。

———…じゃあ
その素敵な王族のお仲間守って…

死にたきゃ死ね。」

クラウスとハモンは複合魔法を発動します。

巨大な鋼のドリルと巨大なガラスの破片が
生成されていきます。

ミモザは硬直しました。

「……そん…な…!!」

アスタは歯ぎしりします。

「———————……

まだだ…!!

オレはまだ死なねー…!!

仲間に生きて帰る約束をした…!!
仲間に仲間を殺させねー…!!

生きて…生き抜いて…

オレは魔法帝になる…!!!」

ユノは目を見開きました。

クラウスがアスタを睨みます。

「身動きもとれん状態で
何をわけのわからんことを……

オマエは今ここで
死ぬ!!!」

クラウスとハモンの複合魔法が
放たれました。

アスタが身構えた瞬間
巨大な竜巻が複合魔法を阻みます。

クラウス達は驚きました。

ユノが笑って言います。

「————…何言ってる…
アスタ

魔法帝になるのはオレだ。」

今週はここまでです。

アスタ逃げきれませんでしたね!

そしてあっという間にユノと
対面してしまった。

しかしユノ…
まだ寝ぼけ状態だったのかな…。

クラウスがちゃんとアスタの声に
反応していたのは救いだったけど。

じゃあノエルとラックの
信頼関係って…とか。

クラウス達とミモザの関係ってとか…
考えてはいけませんね!

そしてユノはあっさり
自我を取り戻してるし。

それだけ「魔法帝」のキーワードは
強いって事なのかなぁ。

勿論アスタとの絆も強いんだろうけれども。

ここから来週の155話の予想です。

ユノ、普通にアスタと喋れるくらい
自我を取り戻してますけど!

エルフの意識はどこいっちゃったの!?

とゆーかエルフの誰なんだ!
すごく気になります!

テティアの可能性は
高いと思うんだけどな〜。

だから自我が表面化できるとか!

意思の強さとか言ったら
他のエルフ化した人達の意思力って…。

とはいえこんなに力強い味方
いませんね!

魔力も数段上がってるんだろうし。

ユノ無双のはじまりです。

現状を一掃してくれそうだけど
横で浮いてる本物リヒトが怖い…。

今目、開けたまま寝てるような
状態…なのかな?

そんな人たまにいますね。

ユノは意識を保ちつつ
内部のエルフ(人間?)の意識も
汲み取れるのかなぁ。

だとしたら過去の惨劇の
真実を知る事も出来るかも
しれませんね。

来週も楽しみです。

155話へ進む!

153話に戻る

ブラッククローバーの記事一覧はこちら!

というわけですが、最後までお読み頂いてありがとうございました!

スポンサーリンク