黒化したアスタはエルフ化しつつも
自我を保つユノと共にクラウスとハモンの
合体魔法を撃破しました。

その続きです。

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ブラッククローバーのネタバレ感想156話。157話の予想。リヒトはまだ反ボケ中。

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アスタとユノの攻撃でクラウスと
ハモンは吹き飛ばされました。

ミモザは圧倒的な二人の力に
驚きます。

「凄いですわお二人とも…!!」

ライアは言葉が出ません。

— 反魔法の小僧もそうだが…

転生で魔力が増えたのに
目覚めきってない
アイツこそ厄介だな… ー

リヒトの視界に空中に投げ出された
クラウスとハモンの姿が飛び込みました。

仲間が傷つく姿に過去の惨劇の
記憶がよみがえります。

ライアが目を見開きました。

「——………!
リヒトくん…!」

リヒトが空中に投げ出された
クラウス達を浮かせていました。

ユノは警戒します。

「………!」

— 魔法じゃなく常に自分や何かを
浮かせられるなんて…

ありえねー…!

とんでもない密度の魔だ……! —

リヒトは静かにクラウス達を降ろすと
床に刺さった錆びた剣の前に立ちます。

アスタがリヒトに見覚えがありました。

「アイツは…白夜の魔眼の頭…!?
…それにあの剣——…」

何かがモゾモゾします。

「ん?」

突然ネロが胸元から飛び出しました。

「うわッッネロっっ!!?
え!?ずっといたの!?」

ネロはアスタの額をカカカカと
突きだしました。

「あいたたた!!
ナニナニっっ!?」

リヒトはグ…と剣の柄を持ち
地面から引き抜きました。

剣の錆かボロボロ剥がれ
落ちていきます。

アスタは魔導書から宿魔の剣を
引き出しました。

ユノも身構えます。

— …剣にとてつもない魔力が……!! —

「アスタ…!
気をつけろよ……!」

「ああ!
わかってら!」

アスタも剣を構えました。

— …ヤベー…!
ブラックがもう限界ちけー…!

頼む…もう少し——… —

気が付くと目の前にリヒトがいました。

「!!」

— 速い…とかじゃね——

空気に溶け込んだみてーな…
氣が読めねー —

ユノもリヒトの動きに反応出来ません。

— 魔感知が出来ない

コイツそのものが
自然の魔と一体化
したみたいな——— —

リヒトは硬直したアスタの手から
スル…と宿魔の剣を取り上げます。

空にかざすとみるみる錆が剥がれ落ち
剣が強力な魔力を放ちました。

「アスタ!!」

ユノの風魔法に守られてアスタ達が
後方に飛びのいた瞬間リヒトの凄まじい
斬撃が襲いかかります。

「————…ッ」

リヒトはそのまま続けて斬撃を放ちました。

「!!」

ミモザが叫びます。

「アスタさん!!
ユノさん————!!」

土煙が晴れるとダメージを受けて
肘をつくアスタがいました。

「……ぐ…うう……!!」

— つ…強ぇ〜〜〜〜!!
つか白夜の魔眼の頭のヤツじゃねえ…!!?

———オレの剣…どうなって……!!?
一体何がなんやら…

〜〜〜チクショー
こんな時に動かなく
なってんじゃねーぞ

オレの体ァァァ〜〜〜〜〜!!! —

アスタは必死に体を起こそうと力を入れます。

ライアはあくびをしながら見ていました。

— あのチビはもう限界だな…。
まぁよくここまで頑張ったよ。 —

ミモザは悔しがります。

(…体が…動かない……)

— アスタさんを回復させてあげたいのに…
もう魔力が………!! —

ユノが魔法を発動します。

【 風精霊魔法 ”スピリット・ストーム” 】

竜巻の塊をリヒトに放ちました。

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リヒトは宿魔の剣で難なく竜巻を断ち切ると
剣がユノの竜巻を吸い込みました。

「!?」

— オレの魔力を取り込んで——!!?—

剣の刻印が唸ります。

リヒトはユノの魔力をそのまま
剣に乗せて返しました。

「くッ」

ライアは笑います。

— これが本来の宿魔の剣の
力の一つだよ。 —

再びユノを斬撃が襲いました。

「!」

ユノは素早くかわします。
ライアは感心しました。

— もう攻撃の速さに
対応してきたか——やるね…! —

ユノは再び魔法を放ちます。

— これでどうだ!!! —

【 マナゾーン ”スピリット・ストーム”!!! 】

リヒトの背後を巨大な竜巻が
襲いかかりました。

ライアはその攻撃に覚えがあります。

— この力は…あのネーチャンの……!! —

リヒトは背後に剣の切っ先をかざして
ユノの魔法を吸い込みます。

ミモザが叫びました。

「そんな————…」

ライアは再び感心します。

— 完全に覚醒してないとはいえ
リヒトくんにスキをつくっただけ
大したもんだよ。

さすがリヒトくんの… —

ユノがリヒトを睨みます。

“ ここでアスタが
限界を超えて来る ”

アスタが最後の力で
リヒトの元へ飛び出します。

「〜〜〜〜…」

ライアは驚きました。

「な」

— アイツもう動けなかったんじゃ———

示し合わせてたような
絶妙なタイミング…!!

何だコイツらは——— —

アスタは叫びます。

「ユ゛ノはオ゛レの゛ォオ
ラ゛イバルだッッ!!!!」

ユノと共にリヒトに斬り込みました。

今週はここまでです。

リヒト、こんなに動いてるのに
まだ反ボケ中なんですね…。

条件反射で戦ってるって感じ?

そして忘れた頃にネロが!

ネロもエルフ達と深い関係が
あるんだろうなぁと思います。

魔石や剣の所在に凄く敏感だし。

転生したエルフの可能性も
あるのかなぁ。

リヒトって事は…ないかな…。

そしてユノの中の人は!?
分かりそうで分からない!

テティアじゃなかったら
二人の子供とか?

ここから来週の157話の予想です。

ユノはともかくアスタは
これが最後の一撃ですね。

リヒトに届くといいのですが
かえって覚醒させるきっかけに
なる可能性もありそうです。

もしくはアスタの方が更なる
覚醒をとげてもっとやばい
変化をとげるか…。

もともとアスタの持つ五つ葉の
魔導書は悪魔が宿るって言われてるし。

リヒトの魔導書でもあるけど。

宿魔の剣は人の魔力を取り込むけど
断魔の剣は本来どういう力があるのかなぁ。

長年の錆が落ちたから効果倍増って
訳じゃないんだろうけど。

来週も楽しみです。

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というわけですが、最後までお読み頂いてありがとうございました!

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