食戟のソーマ ネタバレ 感想 196 197 予想

若かりし日のソーマの父、城一郎達の過去編続きです。

厨房で一人目を閉じる城一郎。

思い描くのは、風吹きすさび、荒れ果てた荒野を一人突き進む自分の姿。

一見普通に見えるものの、極星寮の身近な者たちは
わずかながらに城一郎の変化を感じ取っていました。

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その一つに謎のゲテモノ料理作りがありますが、
私もこれ怖いですが食べてみたいですね。

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汐見さんはまったく受け付けないようですが、
虜になった人の悶えぶりはすさまじい。

はまる人ははまるという事でしょうか…。

夜の極星寮のリビングで、銀や薊は
最近の城一郎の様子を心配していました。

そんな時寮の管理人、ふみ緒さんから城一郎が
世界若手料理人選手権コンクール「THE BLUE」
その来年枠にほぼ内定した事を聞き驚きます。

この選手権に勝利すれば
ワールドクラスの名声と未来が約束される
もの凄いコンクールです。

そんな話をしている最中、城一郎が帰宅します。

帰宅早々に銀、薊に

「いまから料理勝負しねぇ?」
と持ち掛ける城一郎。

「え…こんな時間からですか?」と薊もいぶかしむが、
料理対決をはじめます。

結果。

キレッキレの城一郎の料理に銀も薊も惨敗です。

「くっ…!やはり白身にはクレピーヌが必要だったか…
まだ改良の余地はある!次こそ…!」

と悔しがる銀。

涙ぐみながら
「とにかく次は負けません…がらね…!」と
これまた悔しがる薊。

そんな二人を見て城一郎は

「やっぱこの寮はサイコーだな!」と満面の笑みです。

そう。表面上は何も問題がないように見えました。

翌日学校ではコンクール「THE BLUE」への城一郎の内定が話題になり
学校の生徒たちも大盛り上がりです。

その中をひょうひょうと挨拶して通り過ぎる城一郎と銀。

しかし突然城一郎の行く手をさえぎる集団があらわれます。
沢津橋家の御曹司とその取り巻き達です。

十傑にも漏れ、「BLUE」の出場権さえ奪われそうになり
苛立つ御曹司。

「BLUEの出場権でも賭けた食戟でもやってくれなきゃ
本気で料理に取り組んでる他の生徒たちは納得しないだろう。
それとも天才様は俺たちの相手なんてしれくれないのかな?」

と因縁をつけに来たのです。

くだらない、と銀は相手にせず行こうとするのですが

城一郎は信じられない提案をします。

それは
連帯食戟(レジマン・ド・キュイジーヌ)。

しかも、1人対50人!

これはすごいですね!
てゆーかこれ連帯っていうんでしょうか…。

これには銀もびっくりです。
「…城一郎!なぜこんな…」
とあせる銀に対し城一郎は

「ちょっと捻りゃあ黙るだろ」
と余裕です。

ですがその様子に銀は強烈な胸騒ぎを覚えます。

この食戟で城一郎が遠くに行ってしまうような…

そんな銀の心配をよそに
連帯食戟がはじまります。

破竹の勢いで勝利してゆく城一郎。

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たじろぐ御曹司チームに
「10人単位でかかってきな。まとめて相手してやる」
と挑発。

「ナメるな、くそ野郎ぉぉぉ!!」と
いきり立ちますが城一郎の勢いは止まりません。

その圧倒的な才能と強さの前に
御曹司は徐々に心が折れていきます。

なぜこんな事を思いつくのか。
脳みそと感覚全部がどうなっているんだ!

天才…だからか

城一郎の料理に恐怖を覚えてきたころ
御曹司についに声がかかります。

「お前 次出ろ 相手してやる」

恐怖に震え、辞退を申し出る御曹司を
城一郎は逃がしません。

城一郎の脳裏に浮かんでいたのは
以前品評会で優勝した時の事。

勝負に負けた相手からの言葉です。

「最初から分かってたさ…勝てるわけないってこと」
「天才相手にムキになったってしょうがないだろ」

御曹司の襟首をつかみ、つめよります。

「先を拓き続けることがどれほどキツイか
想像した事もねえくせに天才呼ばわりかよ
気楽なもんだなオイ」

「そんな半端な覚悟で”本気で料理してる”なんて
喚いてんじゃねぇよなぁ?なぁ?」

「皿を出すつもりがねえならもうやめちまえよ」

「俺が引導を渡してやる」

この後の料理対決の描写はありませんでしたが、
勝負後の御曹司は廃人と化していました…。

その様子を見ていた生徒たちもさすがに恐怖を覚え、
今までの城一郎ではないのだと知ることになります。

その瞬間から調理中の城一郎から笑顔が消え

その様子に銀は驚き

薊は一言つぶやきます。

「…すばらしい」

ひとは城一郎をあらゆる言葉で呼びたたえます。

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「真の天才」
「パイオニア」
「革命家」
「美味の開拓者」

そしてこの日増えたもう一つの通り名。

「修羅」

今回はここまでですね。

この後の予想としては城一郎は大荒れですよね。
なんせ「修羅」ですから。

今現在の薊と城一郎の関係の原型が
出来始めているんだなぁ。

私は「天才」というものに嫉妬する立場のほうが
圧倒的に多いので、御曹司の気持ちもわからなくはないですよ。

この大荒れに荒れた城一郎の救いになるであろう
ソーマのママはまだまだ出ませんかね?

堂島さんが料理人の道を選ばなかったのも
今後の城一郎の生き方と関係してるのかもしれませんね。

この過去編、どこまでやってくれるかも
大変楽しみです。

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というわけですが、最後までお読み頂いてありがとうございました!

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