突然暴牛のアジトから現れたヘンリーは
組換魔法でアジト全体を人型に組換ました。
その続きです。
ブラッククローバーのネタバレ感想141話。142話の予想。髪の毛万能!
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巨大変形したアジト『黒の暴れ牛号』を
全員が見上げます。
ラデスとサリーが驚きます。
「な…なんだとォ~~~~!?」
「すっご――い!!」
ゴーシュ達も目を見開きます。
「こんなデケーもん動かすって…
どんな魔力だよ!!?」
ヘンリーがゆっくり説明しました。
「僕だけの――――
魔力じゃないよ――――
みんなからもらって――――
蓄えてた力を――――
一気に放出してるんだ――――
これは黒の暴牛みんなの――――
マナパワーさ――――
みんなのお陰で――――
寝たきりだった僕も――――
数年前にはアジト内を――――
徘徊できるように――――
なったよ――――」
ゴーシュは納得しました。
― やっぱオマエが幽霊の
正体だったのか―― ――
ヘンリーは思い返します。
― まだ自分の体質をコントロール
出来てなくて
あまり近づきすぎると
大量の魔力を奪ってしまうから
面と向かっては
会いに行けないけど… ―
ヤミ団長は去り際にいいました。
「ヤバ、何かめっちゃ魔力吸われてるから
もう行くわ。
仕方ねーからオマエも
ウチの団員な。
いつか動けるようになって
仲間を守りたい時にでも
それ羽織れや。」
わさっとした髪の中から黒の暴牛ローブを
取り出すと身に纏いました。
ミカエルカエサルが竜巻と茨の魔法で
暴れ牛号を攻撃します。
「ただデケーだけで
オレの№0に敵うかァ―――!!!」
暴れ牛号はガシャガシャ変形すると
巨大竜巻を右手に発生させてミカエルを攻撃します。
【 マナコークスクリュー 】
衝撃でミカエルが吹き飛ばされました。
ラデスは驚きます。
「な…」
吹き飛ばされるミカエルに暴れ牛号が
ジャキッと照準を合わせるとボゴォと
一室を撃ち込みました。
【 マナロケットパンチ 】
ゴーシュ達は口を開けて
立ち尽くすしかありません。
― 何だこのムチャクチャな魔法は―――!!! ―
ミカエルは地面にめり込みました。
撃ち込んだ一室は魔力でまた元の位置に
戻っていきます。
ラデスが怒鳴ります。
「何やってやがるミカエルカエサル!!
オマエの力はそんなもんじゃ
ねーだろォが!!
とっとと起き上がって戦え―――!!」
サリーは頭を掻きました。
「苦痛を感じない頑丈な屍体だけど
あんなのもう一発くらっちゃったら
バラバラになっちゃうかもね~~~。
相手、なかなか解剖し甲斐
ありそーだし
ちょっと研究の成果
見せちゃおっかな~~♪」
ス…と胸元の蠍に埋め込まれた
魔石を押します。
ググッと蠍の尾が持ち上がり
ドスとサリーを刺しました。
「…あ…あ―――――」
ドッドッと脈打ち一気に魔力が
大量放出されます。
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― 着けてる者の魔力を
10分間10倍にする!!! ―
【 ゲル魔法―――デカデカベトベトサラマンダー 】
ヌプンと暴れ牛号と同じくらい巨大な
ゲル状のサラマンダーが現れました。
ゴーシュは叫びます。
「なにィィィ――――――!!!
バカでかくなりやがった!!!」
サリーは目をギンギンにし鼻息を荒くします。
「いっっくよぉ~~~~!!」
暴れ牛号が再び右手に巨大竜巻を作り出します。
「い―――け―――
黒の暴れ牛号―――――」
サラマンダーにスクリューパンチを
打ち込みますが吸収されてしまいます。
「!」
サラマンダーの頭上でサリーが言いました。
「ゲルにパンチなんかムダだよ~~~。
えーいっ!!」
サラマンダーに注射をします。
【 裏魔道具 ”特性+α” 】
― ゲルの粘性流動性を強化―――!! ―
ドロドロに溶けだしたサラマンダーが
暴れ牛号をからめ捕りヘンリーのいる部屋に
侵入していきます。
「う―――わ―――」
サリーが興奮します。
「その変わった魔法もそーだけど
キミの奇妙な体質にもキョーミ
あるなぁ~~~。
さて、どーしよーかなぁ~~~。」
ラデスが笑いながら叫びます。
「クハハハハ!!いいぞサリ―――!!」
ゴーシュ達が慌てて駆け出しました。
「マズイ!!
援護するぞ!!」
グレイが青ざめます。
「はいいいい!!
でもどうやって…!?」
「オレとゴードンの魔法は
あの女の魔法と相性が悪い!
グレイの魔法で属性を
変えるしかねえ!!」
「ええええ!!
あんなにおっきいのは
ムムムムリですぅぅ!!」
「大丈夫だ!!
オイグレイッ!!」
「ひゃひゃいっっ!!」
「オレを見ろ!!」
髪をグッと上げて左目の鏡魔道具を
グレイに見せます。
顔を隠していたグレイが指の隙間から
鏡魔道具を見ました。
突然グレイが増殖します。
【 鏡魔法 ”ミラーズブリゲイド” 】
ラデスが驚きました。
「ふ…増えやがっただとォ――――!!?」
グレイ達が飛び上がって変身魔法を発動します。
【 ”マジックコンバート” ゲル⇒植物!! 】
巨大ゲルサラマンダーが一瞬で
植物に変化しました。
「わあっ!!」
頭上のサリーが慌てます。
グレイが地上のゴードンに叫びます。
「お願いします!!
ゴードンさんっ!!」
― これで毒が効果バツグンです―― ――
〔任せろ〕
ボソっとゴードンが呟くと
呪術魔法を発動します。
【 毒呪詛魔法 ”毒雲の棲家” 】
植物化したサラマンダーに毒を放つと
ザザザと枯れていきました。
「そこまでだクズ共がァァ――――!!!」
ラデスが叫ぶとミカエルが両手に魔法を
発動させながらゴーシュ達の元へ
駆け出してきました。
「!!」
植物に埋もれたヘンリーがモゾっと
動き出します。
― ……僕の仲間に……
【 手を出すな!!! 】 ―
暴れ牛号がコークスクリューを放ち
ミカエルが砕け散ります。
ゴーシュ達はガッツボースをしました。
「よっしゃああああ――――!!!!」
今週はここまでです。
白夜の魔眼サイドも巨大化しちゃった!
これは本当にどこかで見たパターンだー。
なんてスケールのデカい
魔法大戦なんだろう…。
ヘンリー初登場で大活躍ですね!
ゴードンの魔法初披露のインパクトも
どこかへ飛んでしまいましたよ…。
そしてヘンリー、一体どこから
暴牛のローブを出すんだよ~~~。
地味に髪の毛が万能…。
魔力を吸い上げてしまう体質だけど
アスタなら近づけますね。
いつ再会できるか分かりませんが
仲良くなれそう。
隠れ暴牛団員、まだまだいそうです!
ヤミ団長一体何枚スカウト用
団員ローブを隠し持ってるんだろ…。
ここから来週の142話の予想です。
まだラデス達が撤退したわけじゃないので
油断できないのかなぁ。
アジトの中にいるヴァルトスは
どーなっちゃったの!?
この人がいないと撤退したくても
出来ないのでは…。
他の暴牛団員達はまだ帰って
こないのでしょうか。
そろそろアスタ達の方にも
動きがありそうな気がします。
ボコボコに殴られ続けてる
ライアはどうなってるんだ~。
ゴーシュを殺しちゃいけない理由も
まだわかっていませんし。
ヴァルトスが探してた魔石も
浮遊魔宮の「あの方の目覚め」に
関係してくるのかも。
こっちの出来事とあっちの出来事が
つながる時は近いのかもしれませんね。
来週も楽しみです。
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