ヒロアカのネタバレ・感想153話。154話の予想。連合組が地味に怖い。
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個性破壊弾で無個性状態になったまま、
ミリオは治崎の攻撃から壊理を守り続けました。
あと一息でやられる寸前、出久が駆けつけます。
その続きです。
場面は入中撃破後に戻ります。
壁も地面もメチャクチャで前後も
わかりません。
警官達が戸惑う中、サーが指で示します。
「エリちゃんの部屋への方向なら
私が把握している。」
警官が驚きます。
刑事が縄に縛られ確保された
入中に命令します。
「入中!このグチャグチャ元に戻せ!!
早く!!」
「ぬ゛ヴヴヴ~~~~~~!!!」
入中は青ざめてカタカタ震えています。
「おい!!?」
相澤が言います。
「薬の効果切れでしょう……。
ファットガムの見立てが
当たっていた。
入中にもう今までの力はない。」
刑事は焦ります。
「しかしまだ…トガとトゥワイス…
敵連合がどこかに潜んでいるはず……!!」
「トガ」
突然入中が反応して暴れ出しました。
「トガ…トゥワイス……!!
許さねェ~~~~!!
裏切りやがってェ!!」
サーが改めて入中に聞きます。
「……他の連合メンバーはどこにいる。」
「知るか!!!必ず見つけ出してやる!!
連合の奴ら全員ドタマカチ割ってやる!!!」
サーが相澤に言います。
「ここにいるのは二人のみ…ということか。」
警官たちは連合の出方を警戒しています。
出久は相澤に、連合まで目的が及ぶ場合は
そこまでと言われていました。
「先生…!!」
「………。」
押し黙る相澤に負傷したロックロックが
怒鳴ります。
「な――――にを立ち話してんだ……!!」
「ロックロック!」
「無視して進め!
連合の方は警察に任せりゃいい…!!
俺たちの最優先事項は何だよ!!?
どのみち入中の拘束で誰かしら
残らなきゃなんねェし。
俺は小娘のせいでこれ以上
とんではねてはちょっとキツイ。
わかったらとっとと足動かせ!!
リューキュウたち上にいる連中!
地下で分断された警官たち!
サンイーター、烈怒頼雄斗!
ファットガム!!ルミリオン!!
ここまで来たらあと一息だろう!
皆が稼いだ時間を無駄にするな!!」
その言葉にサー、相澤、出久の3人は
一斉に動き出します。
出久は振り向いてロックロックに
言いました。
「必ず!救け出します!ロックロック!」
そう言うと先へ進みます。
ロックロックは一人残りました。
「ケッ……。」
― 別に貶したくて悪態を
つくわけじゃない。
俺には四つ下の妻がいる。
去年の暮れには念願の
息子が生まれた。
雄英とはいえガキはガキ。
心配だったのさ。
だがフタを開けてみりゃ
どうだい。
どいつもこいつも
俺たちより立派にヒーロー
しやがって! ―
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「言ったな…!?必ずだぞ!デク!」
― そしておまえだナイトアイ。
ちゃんと…責任もてよ! ―
その頃トガとトゥワイスはコソコソ
移動していました。
トゥワイスがトガに言います。
「行っちまったな。
とにかく俺たちもこの空間から
出ないとな…!
トガちゃんこれからどうしたい?
キス?」
トガが答えます。
「出久くんのボロボロな姿…
また見たいなァ。
でも…それと同じくらい今は…
オーバーホールくんに吠え面
かかせてやりたいのです。」
「それなら俺に考えがないぜ。
ちょっと耳かして!」
「何でしょ」
トゥワイスがトガの耳元でごにょごにょ
何かを耳打ちします。
「フフフ…!仁くんそれ
弔くんも喜ぶね。」
― 出久くんたちがオーバーホールくんと
邂逅したら結果はどうあれ
ヒーローとゴクドーの戦いに
決着がつく。
どうかこの戦いの果てに
ヒーローもゴクドーも
グチャグチャのボロボロに ―
出久達が地下通路を走っていくと
酒木が倒れていました。
そのままその奥の壁をフルカウルで
突き破ります。
出久はそのまま分解の個性を発動しようとしていた
治崎の腕を思い切り殴り飛ばしました。
相澤が抹消の個性を発動します。
「ナイトアイ、確保を!!」
「――――…!」
ナイトアイは状況を理解しました。
― 側近の二人…!
部屋近くにも一人。
そしてボロボロの治崎…!!
歪な壁で覆われた空間。
一人で…ここまで――――!! ―
フラフラのミリオが言いました。
「後…ろにいます……。」
ミリオの背後には無傷の壊理がいました。
サーはミリオと壊理を抱き寄せて支えます。
「凄いぞ…凄いぞ…ミリオ!」
治崎は地面をバンバン叩きます。
― ”個性”が消された! ―
「―――…いい加減に…!!」
相澤と出久が突進します。
「ルミリオンがここまで追いつめた!
このままたたみかけろ!!」
出久がフルカウルを発動します。
― 先輩!! ―
治崎が叫びました。
『 起きろクロノォ!! 』
「デク!!」
相澤が気配を察して出久を突き飛ばします。
倒れていたクロノのフードを突き破り
長い矢印が攻撃してきました。
相澤が負傷した途端、
突然身体がカチッと静止します。
矢印は再びクロノのフードの中に
収まっていきました。
クロノは起き上がります。
「長針が刺したモノは動きが遅くなる。
二人まとめて串刺しにしたつもりでしたが
さすがヒーローだ。」
無傷で着地した出久の横で相澤が
スローに動いています。
治崎が安堵します。
― 目覚めに随分かかったな…!
クロノは確実にやられていた。
あの時までは!
おまえは気付けなかったんだ! ―
治崎はミリオが自分にクロノを投げ飛ばした
瞬間を思い出していました。
― あの瞬間俺がクロノの頭を”修復”し!!
ダメージを”治して”いた事に!! ―
相澤の目が閉じようとしています。
― 瞬きが止められない… ―
出久がフルカウルで突っ込みます。
「治崎!!」
治崎が地面に手を置きました。
「全て無駄だ!!」
相澤の目が閉じられました。
途端に地面が巨大なトゲに包まれます。
出久の突進も遮られました。
治崎は出久にやられた腕をゆっくり持ち上げ
左手で顔を覆います。
「こんな奴らに俺の計画を台無しに
されてたまるか!
なァ音本…!
嫌だよなァ……!?
俺がこんなところで終わるのは!!」
音本がトゲの衝撃で治崎の前に落ちてきます。
「音本、本当によくやってくれたよ。
おまえなら俺の為に【死ねるだろう!?】」
腫れた手で音本の顔をマスクごと掴み
左手で自分の顔を掴み、同時に分解します。
「ルミリオン。
おまえは確かに俺より強かった。
だがやはり全て無に帰した。」
出久は異常な光景に青ざめます。
― 自分と仲間を”破壊”して……
融合させた……!! ―
異形の姿となった治崎が言います。
「さァ壊理を返してもらおうか。」
今週はここまでです。
治崎がだんだんと人間離れ
してきましたね…。
逃げ切るどころか最終的に
人としての意識があるのかな?
って感じに…。
クロノの能力も明らかになりましたね!
長針で遅くなるって事は
短針だと早くなるって事なのかな?
治崎がまさかあの隙にクロノのダメージを
治してたとは思いませんでしたよ!
そしてロックロックは妻子持ちだった…。
ここだけちょっとホッコリした
新事実でしたね!
しかもいい人だったし!
ここから来週の154話の予想です。
治崎の融合合体がどれ程強いのか
わかりませんがエラいことに~!
これってまた分解すれば
元の姿に再生出来るって事なのかな?
自分を分解って…!!
超クレイジー!!
相澤先生がせっかく治崎の能力を
消してくれたのに一瞬だった…涙。
でも治崎の方が不利だとは思います。
出久の他にサーもいるし。
クロノの攻撃も油断してたから当たったけど
警戒してればそんなに当たらないんじゃないかな?
でもトガちゃんとトゥワイスの密談が
気になります…。
なんかトドメに凄いことしそうだなぁ!
残りの個性破壊弾も気になります。
まだ弾が残ってるし…。
これ以上個性を失くす人は
出て欲しくないですね。
サーが危ない気が…少し…。
来週も楽しみです。
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