ブラクロ(ブラッククローバー)のネタバレ・感想124話。125話の予想。一番の漢はソルなのでは…。
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敵の中でも一番の強敵キルシュを
ザクスの作戦で見事に気絶させました。
その続きです。
ミモザの植物魔法がソルの土兵士の腕を
吹き飛ばします。
「なかなかやるなぁ!!でも―――」
吹き飛ばした腕が土砂になり
ミモザに襲い掛かります。
― 土魔法 ”土塊封じ” ―
「きゃあ!!」
ミモザは土に固定されて動けません。
「女を傷つける趣味は無いんでね。
そこで休んでな!」
ソル笑いながら言います。
「……アスタさん達…!」
ミモザはどうする事も出来ません。
ソルはそのままアスタ達の元へ向かいます。
「さて…あのメガンキー
どこまでやれるかな?」
その頃ザクスは白目を剥くキルシュに向かって
グチグチ悪態をついていました。
「魔力が凄いからってそれを過信しすぎたなァァ
王族さんよ~~~~~~!
こんな原始的な罠にかかりやがって、
副団長が聞いて呆れんだよ、辞めちまえバカ。
てゆーかキモチワリーんだよ。
クソナルシスト馬鹿が。
自慢の美顔が大変だよ?」
アスタがたまらず止めます。
「いや、気絶してる相手にもうやめたげて!!」
穴に落ち、アスタの剣の下敷きになったまま動かない
キルシュを見てアスタが感心します。
「それにしても落とし穴つくるなんて
よく思いついたな~~。
まさかオレの剣も地面を掘ることに
なるとは思わなかったろーに。」
「あの短時間で穴掘ってそんなに疲れてねー
テメーに驚きなんだよ、筋肉体力化物チビ。
さて…どんだけキモくても実力者だ…。
何するかわかんねーから―――
入口の近くに魔法陣をセットする。」
ザクスは魔法陣を描き、穴の近くに固定しました。
アスタが感動します。
「おおっ!そうやってセットしてたのか!
カッケーな!」
ザクスは笑います。
「これでコイツを助けようとしたらドカンだ。
さらに念の為に生き埋めにしとこう。」
サラッと言うと周りの岩を魔法で崩して
ドカドカ埋めていきます。
アスタが焦ります。
「おいいいい――――!!
やりすぎだろォォォ!!
オレの剣~~~~~~~!!」
突然誰かの声が割り込みます。
「この物音…コッチかァァ―――!!」
「この声は…!」
アスタが振り向くとマグナが猛スピードで
走ってきました。
「見つけたぜ、魔晶石ゥゥ~~~~~!!」
― 炎強化魔法”博打走塁” ―
「マグナ先輩!!はやァァ――――!!」
マグナは慌ててストップします。
「――――っとォォ!!
オマエの間合いには入らねーぜ、アスタぁ~~~~!
この距離がオレの必勝ゾーンだ…!!」
すうっと手を構えると手の中に火球を作ります。
「洗礼の儀ン時のリベンジといくぜ―――!!!」
思い切り振りかぶりました。
アスタも剣を構えます。
「いらっしゃいませ、マグナ先輩ィィィ!!」
剛速球を投げます。
「死ねぇぇぇぇぇぇぇ」
アスタは球筋を完璧に捉えました。
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― よし!!!今のオレなら完璧に捉えられる!!
もらいましたよマグナ先輩ィィィィィィ ―
剣で火球を打とうとした瞬間
目の前でフッと消えてしまいました。
「え」
アスタが勢いよく空振りした直後、再び火球が背後に現れ
魔晶石に命中しました。
「!!――――な…!?」
アスタは驚きます。
マグナは嬉しそうに笑いました。
「ワハハハハハ!!
見事に空振ったなぁ――――!!
オレの新魔法”極殺消滅魔球”は
消える魔球!!
オマエの眼前で消しちまえば
当てようがねーだろ!!」
アスタが冷や汗をかきながら苦笑いします。
― なんつー魔法っスか……!!
マグナ先輩、流石だぜぇぇ!! ―
見ていた国王や魔法帝も驚きます。
アスタは焦りました。
― マグナ先輩に近づこうにも
さっきの爆走魔法で逃げられちまうし
魔晶石を狙い撃ちにされる…!
一気に距離を詰めるにはブラックに
なるしかねーけどまだインターバルが
足りねー…! ―
「あ…やべー
ミモザ戻って来てくれ~~~~!!」
ザクスが言います。
「オイ、クソチビ。
10分…いや…5分耐えろや。」
魔法を発動し始めました。
アスタにも希望が見えてきます。
「………!おう!任せろ!!」
その頃キルシュは昔の夢を見ていました。
絨毯に乗り、ミモザと空から街の一角を見ています。
みすぼらしい女の子が盗みを働き
店主が慌てていました。
キルシュがミモザに言います。
「見たかミモザ…!
あんな幼子までもが犯罪に
手を染めている………!
貧しい者は心まで貧しい…!
芯から醜いのだ!
それは子供の頃から大人になっても
年寄りになっても…
醜い者はずっと醜い…!!」
だんだん遠くから声が聞こえてきました。
「………う…。」
頬をビビビビと連打されます。
「起きろって言ってんだろ――――!!」
「!!――――…貴様は…!」
ソルがまた殴ろうと手を上げていました。
「やっと起きたかナルシスト!」
キルシュが頬を腫らして起き上がりました。
「貴様この私の美しい顔に
何てことをする!!」
「私がはたく前からなかなか
ヒドくなってたぞ。
まったく…アンタさぁ、
前の試合の勢いはどうしたんだよ。」
キルシュが慌ててソルに聞きます。
「……!!それより…まさか貴様まで
下民じゃああるまいな…!!」
ソルは呆れます。
「はぁ~~~~~
そんなこと言ってる場合か?
私は平民だけど。
魔法帝も言ってたじゃんか。
身分の違いを乗り越えて戦えって…!
私だってホントは男なんか
助けたくたいんだぞ!
でも…シャーロット姉さんの為さ…!
姉さんは私に生きる希望を
与えてくれたからな!
アンタには自分のワガママ抑えて
戦う理由…無いのか?」
「………!!」
キルシュは言葉が出ませんでした。
一方その頃アスタはマグナの消える火球に中々
反応出来ず、魔晶石に再び火球がヒットしました。
アスタは焦ります。
(くそォォ~~~~~また外れた!!
速くて氣が読み辛いし、的が小さくて当てにくい…!!)
マグナはまた手の中に火球を作ります。
― 下民のオレは貴族王族様みてーに
ドバドバ高威力の大放出魔法使って
魔力ムダに出来ねーからなァ…!
それがゆえ生まれた
必中の技巧派魔法!!
チマチマしてよーが
これが下民の闘い方だ
ボケぇぇ――――――!!! ―
大きく振りかぶって火球を投げました。
「ふんぬあああ!!」
アスタが消えた火球の球筋を読み、
初めて剣に当てます。
マグナは驚きました。
「なにィィィィィ!!?」
「よっしゃ、やっと当たったァァァァァァ!!
ばっち来いっスよマグナ先輩ィィ―――!!!」
マグナが火球を乱発します。
「望むところじゃ、
死ねぇぇぇぇ!!!!」
アスタも素早く反応して剣に当てまくります。
マグナが苦笑いして投げ続けます。
― やっぱやってくれるなアスタ、コラぁ~~~~!!
もうほとんど通さねぇじゃねーかボケぇぇぇぇ!! ―
アスタも苦笑いします。
― まだ5球に1回は通される――――!!
このままじゃ魔晶石が…
ヤベーなマグナ先輩
すげえええええ!! ―
魔法騎士たちに混じってその様子を見ていたラックが
興奮してウズウズします。
「いいないいなあ~~~~~!
早く僕もヤリたいなあ~~~~~!!」
マグナは火球を投げ続けています。
― ―――――アスタ…!!
マジでスゲーヤツだよ
テメーはコノヤロー…!!
オレを…オレ達を強くしてくれて
ありがとーよクソッタレぇぇ!! ―
「だがなアスタぁ―――…
決勝戦で闘うのはオマエと
あのユノってヤツじゃねー……!!
オレとラックだ!!!」
マグナとアスタの激しい投げ合いは
勢いを増していきます。
突然キルシュが大量の桜の花びらと共に
飛び出してきました。
「この私を差し置いて何をやっている―――」
アスタは驚きます。
「!げ!!復活してる~~~!!」
ザクスが言いました。
「出来た…!!」
ザクスの魔法が発動します。
今週はここまでです。
熱い魔法スポーツ漫画!
消える魔球…。
試合終了後は絶対アスタもマグナも
笑って握手ですよ。
マグナはアスタの強さを認めてるけど
ライバルはやっぱりラックなんだなぁ。
アスタとユノもそうですが、
同期って別格に意識するもんなんですね。
そんな中、ソルは男よりも漢だった!
やる事なす事がいちいちカッコイイなぁ。
女は傷つけないしね!惚れる!
お兄さんも意外と早く復活しましたね。
ここから来週の125話の予想です。
ミモザはこのまま土魔法で
リタイアになっちゃうのかな?
その代わり、ザクスがだんだんいい感じに
協力してくるようになりましたね!
最後に彼が完成させた魔法が勝負の分かれ目に
なりそうです。
罠魔法なのか、普通に攻撃魔法なのか。
キルシュも完全復活しちゃいましたしね。
今マグナ側の魔晶石の側には
誰もいないんだなぁ。
何らかの方法でミモザがソルの土魔法から
出られれば魔晶石破壊のチャンスなんですけどね!
来週も楽しみです。
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