僕のヒーローアカデミア ネタバレ 感想 132話 133話 予想

治崎と死柄木が地下の一室で
話し合いの席についています。
その続きです。

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僕のヒーローアカデミアのネタバレ感想132話。

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死穢八斎會の地下の一室に死柄木が通されます。

「殺風景な事務所だな。」

死柄木が言うと、ソファーに座る治崎が答えます。

「ゴチャついたレイアウトは好みじゃないんだ。」

「地下をグルグル30分は歩かされた。
蟻になった気分だ!
どうなってるんだ、ヤクザの家ってのは。」

イラつく死柄木に治崎は言います。

「誰がどこで見てるかわからないし、
客が何を考えているかもわからない。

地下からのルートをいくつかつなげてある。
この応接間も地下の隠し部屋にあたる。」

横で金を数えながら 死穢八斎會本部長 ミミックも同意します。

「八斎會が今日まで生き残ってるのも
こういうせせこまさの賜物さ。

でだ!先日の電話の件、本当なんだろうね。

条件次第でウチに与するというのは。」

ドサっと対面するソファーに座り、机に足を上げて
死柄木が答えます。

「都合の良い解釈をするな。

そっちは敵連合の名が欲しい。
俺たちは勢力を拡大したい。

お互いニーズは合致しているワケだろ。」

「足を下ろせ、汚れる。」

治崎が言いました。

「「下ろしてくれないか?」と言えよ 若頭。
本来頭を下げる立場だろ。

まず”傘下”にはならん。
俺たちは俺たちの好きなように動く。

五分。

いわゆる提携って形なら協力してやるよ。」

治崎が聞きます。

「それが条件か。」

死柄木が人差し指をすっと上げて言います。

「もう一つ。

おまえの言っていた”計画”
その内容を聞かせろ。
自然な条件だ。

名を貸すメリットがあるのか検討したい。

尤も…」

懐にスッと手を入れると背後から若頭補佐の
クロノスタシスが現れ死柄木の頭に銃を、

小さい体の中からありえない太さの腕を出して
ミミックが死柄木の体を抑え込みました。

「自由すぎるでしょう色々。」

「さっきから何様だチンピラがぁ!!!」

キョエエエと奇声を発してミミックが怒鳴ります。

死柄木は動じません。

「そっちが何様だ?

ザコヤクザの使い捨て前提肉壁と
「敵連合」のオカマ。
その命は等価値じゃないぞ。」

腕をズイと上げてさらに言います。

「プラス腕一本分だ。
多少は譲歩してくれなきゃ割りに合わない。」

治崎が言います。

「クロノ、ミミック下がれ。
折角前向きに検討してくれて来たんだ。
最後まで聞こう。

話の途中だった。」

クロノスタシスとミミックが引き下がりました。

治崎が話を続けてくれという仕草をすると、
死柄木が懐から注射針の先端のようなものを取り出しました。

治崎に見せて言います。

「こいつが関係してんだろ。」

場面は関西地方、江洲羽市の市街地に変わります。

“BMIヒーロー ファットガム”がたこ焼きを
食べ歩きながら言います。

「最近チンピラやらチーマーやらの
イザコザが多くてなァァ!!

腹がへってしゃアないわ。」

後ろからパトロールについて歩く
切島と天喰を振り返ります。

「せやからここらのヒーロー事務所も
武闘派欲しがっとんねん。

レッドライオット君、適材やで。」

切島は元気に返事をします。

「よろしくお願いします。

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フォースカインドさんが受け付けてなかったんで。
拾ってもらってありがてーっス!!」

雄英高校3年”ビッグ3” 天喰 環(サンイーター)は
言います。

「ミリオの都合がついていれば…。
君グイグイ来て恐ろしかった。」

ファーと笑ってファットガムが言います。

「環はそのヘボメンタル、どうにかなれば
逸材やのにな!!」

グサッときながら天喰は言います。

「そのプレッシャーが俺を更なる低みへ導く。」

顔を手で覆います。

「いつもこうなんだ!
この人はオレをいたぶる為、スカウトしたんだ!
パワハラさ!帰りたい!」

「激励くれてるんじゃないっスかね!
俺はそう聞こえる。」

明るく答える切島に天喰は言います。

「君やミリオのように、明るく前向きにはなれない。」

「俺もそんなっスよ、皆が必死ん時に何も出来ねえ事多くて。
クラスの連中と、実力も経験値も開いちまって…。

だからせめて並び立てるよう差を埋めたいんス!!」

「それを前向きというんだよ一年生!」

その時奥の方から叫び声が聞こえてきました。

「ケンカだあ!!誰かァ!!」

ファットガムが振り向きます。

「噂をすれば!」

市街地をスーツ姿の男たちが逃げています。

「バカが、ウチのシマで勝手に商売始めやがって!!!」

「っちくしょう、ついてねえ!!!
折角これから一旗あげようって時に!!」

「一旦バラけるぞ!!」

「おう!!!」

そこへファットガムが立ちふさがりました。

「させへん」

ズム と男たちがファットガムにぶつかると
そのままズムムムと体に沈んでゆきます

「ファットや!!あかん沈む…!!」

「沈ませ屋さんのファットさんや。
って何やエッジと個性、被ってるでおまえ!!」

捕まえた男の一人が紙のように薄く細くなって
ファットガムからすり抜けて逃げました。

すると前から天喰が立ちふさがり
右手から出すタコの触手で、男をからめとりました。

「!? 何じゃこのタコォ―――――!!?」

「酷い言い方を…!」

天喰が傷つくと切島がフォローします。

「違うよセンパイ、見た目の話!!
悪口じゃないっス!」

天喰はグイっと男を引き寄せます。

「うぁ!?」

今度は左手の貝の手で男を殴りました。

「タコやないんかい…ワレ…」

言いながら倒れた男を鳥の足で
グッと抑え込んで言います。

「アサリは便利なんだ…攻防に長ける…。
だから毎日食べるようにしているんだ。」

― 天喰 環 ”個性”「再現」
食らったモノの特徴をその身体に再現出来ます!! ―

タコの触手は「タコ焼き」
貝は「アサリのしぐれ煮」
鳥の足は「ケンタッキーフライドチキン」です。

切島は感心します。

― すげえ…ってか…またいいとこね――…! ―

ガタガタ震えて天喰は言います。

「上手く…できていただろうか……。」

「すげーっス!!迅速で個性の使い方も慣れてて…」

ファットガムも天喰を褒めます。

「技量ならとうにプロ以上やで、ウチのサンイーターは!
メンタルは育たんけど!」

その言葉に周りの市民たちから大歓声が上がりました。

「うわ…」と天喰はギョッとして、また心臓がバクバクします。

大観衆の中、一人の男が青ざめて拳銃を構えます。

(アニキ達!!助けなきゃ…!!)

ファットガムが人混みの中から銃口の光を見つけました。

「あかん 伏せ」

針のついた弾丸が発射されました。

死穢八斎會の事務所で、針付きの弾丸を手に持ちながら
死柄木が治崎に言います。

「こいつを撃ち込まれた直後から
Mrコンプレスは”個性”がしばらく使えなくなった。」

放たれた弾丸は天喰の左腕を貫きました。

死柄木は治崎に聞きます。

「何だこれは?これで何するつもりだ?教えろ。」

治崎は答えます。

「理を壊すんだ。

オールフォーワンは”個性”を奪い支配したと聞く。
俺はそのやり方を少しブラッシュアップする。

すでに根は全国に張り巡らせている。

少しずつ…少しずつ計画的に準備を進めている。」

天喰の左腕を撃った男は再び銃を構えました。

「アニキ逃げろォ!!!」

そう言うと切島の額に向け弾を撃ちました。

ファットガムが慌てて駆け寄ります。

「サンイーター!!
レッドライオット!!」

切島は”個性”硬化で弾丸を弾きました。
男は驚きます。

「弾けた!」

切島が全身を硬化しました。

「捕らえます!!」

今週はここまでです。

ついに”ビッグ3”天喰先輩の個性が見れました!
でも食ったもんの再現って…すごいな!

食材、何でもいいのでしょうか。
肉系はまだいいのですが、魚系は再現しても
いまいち強くなさそうな…。

野菜とかも微妙だー。
闘う前に食材選びを慎重にせねばなりませんね。

ふいに戦闘になった時、納豆ごはんだけしか
食ってなかったら厳しいな!

そして治崎と死柄木もやはり手を組むことに
なりそうですね。

ここから来週の133話の予想です。

針の弾丸が計画の鍵なんですかね?
エリちゃんの”個性”が関係してるのでしょうか…。

治崎と死柄木は共闘はするけど
当分は腹のさぐりあいですよね、多分。

計画の事も本当に大事な部分は死柄木には
言わなそう。

死柄木もその辺は読んでそう。

でもあの弾丸はもう大分出回っているようなので
ヒーロー事務所もそろそろ動きだすかもしれませんね。

天喰先輩も撃たれてしまったし。
当分個性使えないんですね。

切島は腕の見せ所です!

撃たれた弾丸は警察やヒーロー事務所とかで
分析させちゃったら終わりのような気もするので
これもカモフラージュでもっと何かあるような気がしますよ。

来週も楽しみです。

というわけですが、最後までお読み頂いてありがとうございました!

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