啓太の仲間たちが必死に「シマビト」達と戦うも嵐やシマビトの攻撃に遭い、ほとんどの者たちが「もの言わぬ屍」と化していくのでした。

果たして、啓太の幼馴染の「葵」は無事でいるのでしょうか。

さらに、金髪の美女の正体は...。

2巻の終わりでは、生徒会長の甲斐谷が市原にとんでもない要求をし始めます。

インゴシマ 3巻のネタバレ感想。

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3巻の冒頭では、水を独り占めした甲斐谷が市原に水が欲しければ「裸をみせろ」と要求。

生きるために仕方なく裸になる市原。

しかし、甲斐谷の要求はそれだけにとどまらず、市原の体を求めようとするのでした。

そのころ、啓太はドローンを手に入れ、島の上空を飛ばしながら葵の行方を探します。

岩山のふもとに集落があるのを見つける啓太。

さらに、田村と船員がシマビトに捕まり、どこかに連れて行かれるのを発見します。

田村は海の生贄に、船員は火山の生贄にされ無残に殺されてしまうのでした。

そんな様子をドローンで目撃した啓太は何もできなかったという無力感に打ちひしがれると同時に葵の身を案じます。

すると、ドローンで葵の姿を発見!!

葵をみんなと別格の対応を受けている様子。

ですが、囚われの身に変わりはありません。

葵の目の前にドローンが。

シマビトに見つからない様にドローンを隠す葵。

そして、啓太が自分を助けてくれると生きる希望を見出します。

ドローンにより、葵が生きていることを確認できた啓太。

しかし、いつの間にか啓太の目の前に怒り狂ったシマビトの姿が。

襲われそうになったところを金髪の美女が助けてくれます。

彼女に助けられた啓太は彼女が拠点としているクルーザーに連れてこられました。

そこには、小早川先生の姿が!!

先生、ご無事で何よりです!

金髪の美女の名は「アキラ」

アキラは何年もこの島でサバイバル生活をしています。

そして、今啓太が居るクルーザーで脱出する計画を立てていました。

必要なのは島の集落にある燃料。

その燃料さえ手に入れば脱出できるのです。

だから今、啓太に騒ぎ立てられては困るのでした。

燃料があるのは葵が囚われていた砦にあるのを知っている啓太は、自分が集落内外の情報と道案内をするからアキラ

には自分の護衛役をしてくれるよう交渉します。

交渉をする中で原住民たちの正体を話すアキラ。

原住民たちは「シマビト」と呼ばれており、「インゴ」と名乗る王族に支配されているのでした。

交渉は成立するものの、「捕まった人間を救うことはできない」とアキラは言い放ちます。

アキラは2年前のクルーズ中に嵐に遭い、この島にたどり着きました。

次々とシマビトに殺されていく仲間たち。

それを助けることが出来なかった自分。

そんな思いをしてきたから、アキラは啓太に「助けることはできない」と言ったのでした。

一方、葵は「ガモウ」と呼ばれる頭角の男の前に差し出されます。

何やら只者ではないオーラを放つ「ガモウ」の命令に素直に従う葵。

「ガモウ」の前で裸になり、「宮原葵です」と名乗るのでした。

そのころ、啓太とアキラは作戦通りに沢を通って集落に近づきます。

そして、葵が囚われていた建物にたどり着くと一目散に建物に飛びこみます。

しかし、葵の姿はすでになく葵のヘアゴムが絡まったドローンがあるのみでした。

これ以上、深追いするのは危険だと判断したアキラに従い、啓太とアキラはシマビトに囲まれる中、決死の

逃亡劇を繰り広げるのでした。

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インゴシマ 3巻の感想。

3巻の感想は極限状態にあうと仲間でも中間じゃなくなっちゃうんだね。

甲斐谷の本能丸出しの非道さに言葉は悪いけど反吐が出る思いですよ。

でも、ああなっちゃうのかな、極限状態だと。

「アナタハン島事件」も性欲むき出しのすごいことになっちゃたもんな、そういうもんなのかなと思いました。

それでも、甲斐谷は悲惨な目に遭うオーラが半端ないと思います、きっとね。

田村や船員の悲惨な死に方には思わず、読んでいたのに目をつぶってしまいました。

どうか、これ以上死ぬ人が出てきてほしくないと思います...甲斐谷は別として。

インゴシマ 4巻の予想。

4巻の予想は3巻の終わりで別々の行動をとった啓太とアキラが無事に再会できるのかどうか?

なぜ、葵は「ガモウ」の妻として選ばれたのか?

それは両親の死に何か関係があるのか?

もしかして、葵は孤島の王族と何か関係があるのではないか?

そして、啓太は葵を助け出すことができるのか?

そのあたりが描かれるのではないかと思います。

というわけですが、最後までお読み頂いてありがとうございました!

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