食戟のソーマ ネタバレ 感想 207話 208話 予想

中枢美食機関チームのメンバーと
反逆者チームのメンバーが3人ずつ出揃って
連帯食戟開始。

その続きです。

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食戟のソーマのネタバレ感想207話。

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吉野が一色に飛びつきます。

「い……一色せんぱぁーい!!ごめんなさぁい。
私ら負けて…退学になっちゃったぁ〜〜〜」

極星寮のみんなも喜んで駆け寄りますが
榊は はっ として言います。

「でも…この勝負で負けたら先輩まで退学に……?」

一色は、はっきり言います。

「そんなことは戦わない理由にならないな。
かわいい後輩たちのためだからね」

「い……一色ぜんばぁぁ…!!」

吉野は涙でぐしゃぐしゃです。

「まぁ勝てなかった場合のことも考えてあるから
安心しておくれ」

「へ…?」

疑問に思う吉野に一色が笑って言います。

「みんなで農場を開こう!」

具体的な場所の候補や商品の売り方を語る一色に、
極星寮のみんなは複雑な顔をします。

「田所ちゃんなんて、よく働いてくれると思うんだよねぇ」

明るく話す一色に青木がつっこみます。

「いや、あのそれはそうかもしれないんですけど
今は連帯食戟に勝つことだけ考えてほしいっす マジで」

そんな極星寮の面々を横目に久我が司を見て言いました。

「司っさんはやっぱし1st BOUTからは出てこないっぽいね。」

親指を立てます。

「んじゃ、予定通り僕ちんパス1でオッケっす!
最初の見せ場は女木島のおっさんに譲るよ〜ん☆」

女木島は静かに答えます。

「久我は相変わらずよく喋るなぁ。
十傑外されて落ち込んだりはしねぇのか」

プンプン怒って久我が言います。

「何言ってるのさ!深く深く深ーく傷ついたもんっ」

水戸がソーマに言います。

「……っしかしすげーな、一色さんたちはともかくよぉ。
よく女木島さんまで引き入れたな、幸平ぁ!」

「や——それが結構大変でよー…」

ソーマが水戸にそう言いかけたとき
司会の川島が割って入ってきました。

『 はいは〜い、そこの退学済みの皆さ〜ん?
皆さんには専用の観戦席を設けてま〜す。

なので、その席で勝負を見守ってて下さいねぇ〜〜?』

「観戦席?」

『 ほらは入れや 』

見るとそにには檻が用意されいしました。

「あんさん コレ…見方を変えると…いや変えへんでも
どう見たかて牢屋ですやん……」

吉野が呆れて言います。

「ひどい扱いだな……」

伊武崎も同意します。

『 お前らは薊様のご慈悲で観戦できるんだ。
わすれんじゃねえぞ』

反逆者チームはみんな投獄されました。

檻の中からみんなが声援を送ります。

ソーマは対戦掲示版を見上げました。

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第3カード 紀ノ国寧々 VS 幸平創真

『 さ〜〜て!調理を始める前にもうひとつ!
対戦カードの「テーマ食材」を抽選しま〜〜〜す!!

さくっとクジをお引きくださ〜〜〜い 』

巨大なクジのマシンを指して川島がうながしました。

ソーマが紀ノ国に言います。

「あ んじゃ紀ノ国先輩 くじどーぞっす!」

ですが紀ノ国は断ります。

「いえ、そちらが引いて構わないわ。

クリーンにフェアな勝負をしたいものね。
私そういう部分、きっちりする性分だし。

叡山みたいに不正をやる輩だと思われたくないの」

叡山はその言葉をシカトします。

観客席から野次が飛びました。

「幸平創真ぁボコボコにされちまえー!!」

「寧々先輩!反逆者なんかぶっ殺してくださ〜〜〜〜い!!」

寧々は冷めた目で言います。

「きたない野次はきらい」

その言葉と目に男性陣は撃ち抜かれてぞくぞくします。

「はぁぁ……あの冷たい視線…たまんねえぜ……!」

久我が言います。

「幸平ちん幸平ちん幸平ちん!
あのおさげちゃんね、常にピリピリして
毒舌ぶっこいてくるから気をつけなよ?

今日もたぶん生理なんだと思う」

「久我 しね」

シンプルな殺意で紀ノ国が久我をばっさり切ります。

えりなが紀ノ国を見つめます。

—— 紀ノ国寧々……得意料理ジャンルは和食全般!特に—

「そば」に関して右に出る者はいないわ……!

実家は神田のそば屋!

いわゆる「江戸そば」の流儀を現代まで育て連綿と
引き継いできた超一流店の代表格!!

そんな環境に生まれた彼女は物心ついた頃から
茶道・懐石料理なども含めた日本料理の髄を叩きこまれている。

和食界が擁する至宝であり
サラブレッドであると言っていいわね ———

田所もその経歴に驚きます。

(す…凄そうな人だね……)

タクミも同意します。

(只者ではないだろうな…何しろ十傑第六席にいた料理人なんだ。
つまり一色さんよりも実力は上だということか…?)

眼鏡をふきながら紀ノ国が言います。

「先に言っておきます……
私を和食だけの料理人だと思わないことだわ、幸平創真くん。

君がどんなテーマを引こうが、どんなジャンルで戦おうが…」

眼鏡をかけます。

「君の皿を叩き潰す事実は変わらない」

ビリビリ張り詰める空気の中でソーマも言います。

「言ってくれるっすね……!」

そしてクジのマシンに向き直り、食材が書かれた紙が
グルグル空気を舞う中、一つの紙をつかみとります。

そこに書かれた食材は『そば』でした。

その結果に一瞬会場中が固まります。

紀ノ国も固まります。

そして会場中が大盛り上がりになりました。

『 おぉ——っとこれはぁ——!!うははやったぜ!

何と何と第3カードのテーマ食材は、紀ノ国寧々の得意技!
必殺料理でもある「そば」に決まってしまったぁ——!!

これは十傑側が勝利へ大幅に近づいたぞー!!
ざまぁ見やがれ反逆者どもがー!』

川島が会場を沸かせます。

「あはは!相変わらずミラクルを起こすなぁ」
一色も笑いながらクジを引きます。

女木島もクジを見て
「……ふぅん」と言いました。

『 お題は決まりました!!それでは最早待った無し!
始めましょう!舌の上の大合戦!!』

手を大きく振り上げます。

『 連帯食戟…開戦です!!!』

檻の中から水戸や吉野がソーマにブーイングします。

「幸平ホントお前のくじ運の悪さ、何なんだよぉ!?」

「アリスっちとの勝負の時といい、いい加減にしてよまじで——!!」

ソーマも自分のクジを見つめます。

ふと紀ノ国を見ると気まずそうに眼鏡に手をやり
眼をそらして赤くなっています。

—— 私を和食だけの料理人と思わないことだわ

君がどんなテーマを引こうが——

君の皿を叩き潰す ——

「私が悪いんじゃないから」

紀ノ国が言います。

「あ すんません……こんなつもりじゃなかったんすけど」

「べ 別に…謝られても困るし」

謎の気まずさが漂います。

そして中枢美食機関チームがそば打ちにかかりました。

紀ノ国が大きなこね鉢で水回しを始めます。

『 水回し 』

篩ったそば粉に水を加え、手でかき回し
全体にゆきわたらせる工程。

木鉢(こね鉢)のなかで蕎麦の一粒一粒と
水分とを入念に結びつける事で

麺がちぎれずに水々しさを保ち続ける
喉ごしのよい蕎麦になる。

その手際に丸井や榊が驚きます。

「みるみる内にそば粉がまとまっていく!!」

「指が流れるようにこね鉢の中を走っていくわ!
こんな華麗な水回し、見たことない……!!」

薊も満足そうに見ています。

「これが本物の技だ」

田所も見とれます。

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「……すごい綺麗だべ……

【料理人】…っていうより【職人】ってかんじがするよ——…!」

檻の中で吉野が頭を抱えます。

「…こりゃ無理だ…!!そばの実力じゃ絶対敵いそうにないよ…
どうしよう!?」

佐藤も

「こ こうなったら変化球の変わり種でも作るしかねえ!!」

と焦ります。

「幸平〜〜〜!!どんなそばを出すんだ———!?」

水戸も檻の中から聞きます。

ソーマは椅子に座ったまま

「う〜〜〜〜〜〜〜〜ん……………。

そば……そば粉ねぇ……」

と考え込んでいます。

そして パンッ と膝を打ちました。

「おし決めた!俺が作る料理は———

【 カップ焼きそばだな!】」

それを聞いた檻の中の面々は固まります。

【 なにか言い出しよったぞ!? 】

そんなソーマを一色は微笑ましく見ています。

その一式を紀ノ国が見ていました。

—— 一色…… ———

会場の様子を映したモニターを見ている三人がいます。

「あれが噂の中枢美食機関なのだな。

遠月学園現役学生の品を味わうのも久しいな……」

「さぁ下すとしよう、絶対的正当裁定を」

三人が敵なのか、味方なのかまだわかりません。

今週はここまでです。

寧々さんの蕎麦技術はそうとうなもんなんですね。

きっついイメージだったけど、いや実際きついけど
可愛いっちゃ可愛いんだなぁ性格が。

一色さんとは和食つながりで
ちょっと何かありそうですね。

一色さんは実力も本音も意外と謎だらけ。

謎といえば、最後に出てきた3人組も謎だー。

すんごいワールド感なんですけど。

ここから来週の208話の予想です。

まず、カップ焼きそばってどーやって作るんだろう…。

普通の焼きそばじゃなくてカップ…カップ…。

ソーマの発想はいつも凄すぎて予測出来ません…。

一色先輩と女木島さんのお題もすごく気になります!

寧々の様子から見ても、一色先輩って本当は
もっと実力上なのかもしれませんね。

七席どころじゃないのかなぁ。

ソーマのカップ焼きそばも気になりますが

来週は一色先輩の本気が見たいです。

あと女木島さんの料理のジャンルは何なんだろう。

この人もすべて謎!ですねー。

第3席ってすごいですけど。

ワールドな3人組はOBとかかな?違うか…。

来週も楽しみです。

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というわけですが、最後までお読み頂いてありがとうございました!

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