ブラッククローバー ネタバレ 感想 99 100 予想

アスタは突然現れた魔女王の魔法で操られ、
仲間を皆殺しにするよう命じられます。
その続きです。

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ブラッククローバーのネタバレ感想99話。100話の予想。初々しいバネッサ姐さん

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血の十字架に仲間たちがはりつけにされています。

魔女王がアスタに命じます。

「この場の者全員、オマエの手で殺させてやろう。

一人残らず完璧にな」

「そん…な……!」

バネッサもノエルも突然の状況に驚愕します。

「さて…誰から殺してやろうか…そうだな。

王族の小娘…オマエからだ。」

命じられたアスタは、反魔法の剣を手に、一歩一歩
はりつけられたノエルの元へ近づいていきます。

思わずバネッサが叫びます。

「……やめて————!!!」

その様子を静かに見つめ、魔女王が言います。

「…因果な物ね…。

クローバー王国の王族の者が、”ヤツの剣”で死ぬことになるとは——…」

再び黒く染まった右腕で黒い反魔法の剣を
ノエルに振り上げます。

「……アスタ…!!」

ノエルはアスタの名を呼ます。

魔女王が冷酷に言葉を放ちます。

『 訣別の時だ 』

アスタの剣が振り下ろされ、ノエルも一瞬目をつぶりました。

その直後、意思のないはずのアスタが左腕で
ギリギリと右腕を掴んで剣を押しとどめました。

—— コイツ…意識は無いというのに…! ——

魔女王も驚きを隠せません。

そんなアスタを見て、ノエルも叫びます。

「——殺させない…!!アンタに私は殺させない!!

待ってなさい…!!こんな弱っちい魔法、
今すぐ振り解いてやるんだから!!」

抵抗するアスタをギリギリ操ろうとしながら
魔女王が言います。

「この魔法は体内の血液と結びつき、縛りつける…。
どう足掻いても解くことなど出来ん。」

たまらずにバネッサが魔女王に懇願します。

「——お願い!!!もうやめさせてぇぇぇぇぇ!!!

私はもうこの森から決して出ない…!!!
二度とアナタに逆らわないから…お願い———!!!」

魔女王はあっさりと切り捨てます。

「ダメよ…!!

もう馬鹿な気を完全に起こさせないように
コイツらはここで完璧に殺す……!!」

「—————」
ショックでバネッサは言葉が出ません。

魔女王は続けます。

「—”バネッサは私の欲しいモノを呼んで、
いつか生きてこの森に戻って来る”と占いに出た…。

だから無理に探さなかった。

その欲しいモノが、反魔法の剣を持った人間だとは
思わなかったけど。

…だがオマエは外に出て何を得た…?

不完全な物共とくだらない絆を持ち、
結果そいつらに死を呼んだだけ。

オマエは私から逃れられない。

オマエは私の娘…私の家族なのだから…

オマエは私のモノなのよ…!!」

バネッサの脳裏に過去が蘇ります。

薄暗い塔に鳥かごが吊り下げられています。
かごの中にいるのは幼き日のバネッサでした。

塔の外では魔女たちが楽しそうに友達同士で空を飛んでいます。

魔女王が塔の窓から話しかけます。

「バネッサ」

「…女王様!」

魔法で糸を出しながらバネッサが訴えます。

「こんな糸の魔法に女王様が言ってるような
とんでもない力なんて無いわ————!

ここから出して!!」

魔女王は否定します。

「…いや、オマエはいずれ運命を操る力を持つ。
これは占いで明らかなのよ。

その魔法が発動するまでここから出さない。

オマエは私の家族…私のモノだ。
オマエの運命は私が選ぶ。」

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—— 時は流れ、バネッサは鳥かごの中で少女になっていました。

糸の魔法で人形や鳥を作り、一人遊びをしています。

『 —バネッサいいの?ずっとこのままで… 』
『本当は外の世界に行ってみたいんだろう…?』

人形たちに喋るふりをさせ、その問いに答えます。

「ムリよ…女王様には逆らえない」

『う〜〜んそうだねー、女王様激ツヨだもんね〜〜〜』
『女王様が望んでる運命を操る魔法を覚えたら
ここから出られるよー』

「………運命なんて操れっこない…

ここで一生を終える…それが私の運命よ」

にわかに塔の外が騒がしくなりました。

何事かと思った瞬間、ものすごい勢いで何かが塔の窓から
鳥かごの檻を突き破り落っこちてきました。

バネッサは驚きのあまり椅子から立ち上がりました。
「———なっ…何………!?」

土煙が晴れ、出てきたのは
若かりし日のヤミ団長でした。

「オイオイただの武者修行なんだけど、
何でこの森、男ってだけで追われんの?

つーか強ーな、ありヒステリックババァちくしょー」

初めて”男”を見たバネッサはどきどきしてしまいます。

「あ?何だオマエ?こんなとこで何してんだ?」

突然の質問にしどろもどろに答えます。

「えッ、あああ…あのっ…その…

私は……女王様にここに閉じ込められてて………
ここから出たことなくて………」

「マジか、超ツレーじゃん。
あ、けどよかったね、大穴あいたから
そっから出られるよ」

自分が突っ込んで出来た大穴をクイッと指さしました。

バネッサはためらいます。

「………!!む…ムリよ…!女王様から逃げけられっこない……!
私はココに…いなければならない運命なの…」

バネッサの答えにヤミはぶっきらぼうに言います。

「あ?私はココにいなければならない運命…?あーハイハイ運命さんね。

オレそいつ嫌いなんだわ。
誰が言う事きくか、ブッ潰してでも好きにさせてもらうぜ」

その言葉にバネッサは目を丸くして驚きます。

「けど今のオレじゃアイツに勝てそうにねーな…
つーワケでトンズラこかせてもらいます。」

ほいじゃ と手を上げて帰りそうになるヤミにバネッサが慌てて聞きます。

「ま…待って!!私はどうしたら———…」

ヤミは答えます。

『 知らん 自分で選べ 』

その言葉に戸惑いますが、意を決して振るえる足で、
鳥かごを出ていくヤミを追いかけました。

——— 外の世界で私が手に入れたのは ———

「黒の暴牛」でみんなと過ごした楽しい日々が蘇ります。

バネッサは十字架にはりつけられながら
唇をかみしめ涙を流して魔女王に訴えます。

「アンタじゃない…!!私の家族はアンタなんかじゃない!!

黒の暴牛のみんなよ…!!」

—— その家族が!! 今!! 私の目の前で失われようとしている!!

バネッサの脳裏に、ノエルやフィンラルの死体を前に
悲しむ黒の暴牛の姿が浮かびます。

—— これを止められなくて!!何の為に私はいるの!?

お願い…!!本当にそんな力があるのなら…

【 私の魔法よ!!! 運命を変えて——— 】 ———

その瞬間バネッサの魔導書の白紙のページに新しい魔法が書き込まれ
本から赤い糸が飛び出しました。

「!!!」

魔女王も驚きます。

赤い糸はシュルシュルバネッサの頭上で何かの形になっていきます。

—— な…何コレ…!?——

訳の分からないバネッサの頭上でしゅるっと出来上がった形は
一匹の猫の姿でした。

魔女王が目を見開き呟きます。

「………運命の…赤い糸…!!!」

今週はここまでです。

今回はバネッサ姐さんの回でしたね!

あんなに初々しかったのに、月日が流れると
男性陣の前で平気でブラパンになれるのですね…。

姐さんふり幅でかいなぁ!

抑圧されると反動もでかいって事ですね。

今回発動した姐さんの新魔法も何か可愛い。
猫型の「運命の赤い糸」って乙女ですねー。

しかし黒の暴牛の人達は伸びしろが凄そうな人ばかりだなぁ。
誰をとっても潜在能力が凄そう!

その辺も楽しみです。

ここから来週の100話の予想です。

発動した「運命の赤い糸」っていうのがどういう能力なのか…。

もしかしたら魔女王の血の魔法をすべて断ち切って
アスタを操れるようになるとか?

魔女王が欲しがるくらいですから相当な魔法ですよね。

あの猫も意思があるんでしょうか。
あったら可愛いなぁ。

本当に運命を操れる能力ならこの漫画が終わってしまう…。

アスタが目覚めるまでもなく、バネッサ姐さんが最強になってしまう〜。

何にせよ、来週は魔女王VSバネッサですね!

来週も楽しみです。

というわけですが、最後までお読み頂いてありがとうございました!

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