各地で次々「真夜中の料理人」が捕縛され
モナールカは食戟を知るキッカケは
「サイバ」という料理人だと告げました。

その続きです。

272話に進む

270話に戻る

食戟のソーマの記事一覧はこちら!

食戟のソーマのネタバレ感想271話。272話の予想。隠し子?

スポンサーリンク

福岡県の漁港でタクミがワカメを
頭に乗せたままずぶ濡れで電話します。

「あぁ幸平か?先ほどは失敬!
キミの方でもノワールを
確保したようだな。

ふふん?
まぁ……

無論こちらも同様だがな!!
えりな総帥からのミッションは
コンプリートだ!

オレもこれから尋問を――

……ん?サイバ?

才波さんがどうしたんだ?

……は?おい何の話を
しているんだ!?

ちょ 待て!切るなっ」

場面は遠月学園に変わります。

一室で十傑達が勢ぞろいしていました。

えりなは驚きます。

「サイバ…ですって…!?」

一色が言いました。

「あぁ…これは事実だ。

今回勃発した真夜中の料理人に
よる侵略事件…

それを唆した人物が
“サイバ”と名乗っていた――……!!」

えりなは激しく動揺します。

「う…嘘よ!!
まさか才波様が―――

ノワール達を日本に
仕向けるなんてマネ…
するわけが…っ

そ、そうよね幸平くん!」

ソーマはヘラッと答えました。

「や――わかんねーぞぉ?

あの親父のことだからよぉ~
酒にでも酔ってぽろっと
言っちまったんじゃねーのぉ?」

タクミが呆れます。

「もう少し父親を信用しろ。

それに才波さんの名を騙る
別人という可能性もあるだろう。」

えなりは同意ました。

「そうだわ!
アルディーニくんの
言う通りよ!

と…とにかく幸平くん――

今すぐ才波様へ連絡を!
一刻も早く本人に確認するのよ!」

久我が割って入りました。

「あのあの~
ちょっとタイムいい?

さっきから言ってるその
才波って誰なワケぇ?」

一色が笑顔で説明しました。

『 幸平創真の実父であり

遠月学園OB
元十傑第二席

実力は間違いなく
世代最強

知る人ぞ知る
流浪の料理人 』

知らなかった久我・叡山・紀ノ国は
驚きます。

「マジでか」

紀ノ国は納得しました。

「なるほど道理で……

君の強さの秘密の一端は
…そこにあったのね。」

ソーマはよくわかりません。

「……へ?何がすか?」

紀ノ国はふいっと顔を背けました。

「いえ……何でもないわ。」

ソーマはスマホを取り出します。

「まぁ…んじゃとりあえず
かけるけど

こっちからかけても中々
繋がった試しねぇからなぁ…。

マジで期待すんなよな?」

スポンサーリンク

トルルル…とコールすると
すぐプッと繋がりました。

『 おう創真か 』

ソーマは驚きました。

「うおぉっ親父!!?」

『 あ?んだよぉ

そっちからかけてきたのに
何驚いてんだ。 』

「いやえっと…そ、そう!
ちょっと聞きたい事が
あんだけどよ。」

田所とえりなに緊張が走ります。

(繋がった……!)

ソーマは動揺したまま説明します。

「えっとな……!
温泉街が王様気分で…
あと神隠しで

ノワールのつえーやつが
実は親父で…いやサイバで」

田所が声を掛けます。

「そ、創真くん落ち着いて」

「とにかく親父!
知ってることあったら
教えろ。

“サイバ”ってのは
誰なのか!!」

城一郎は少し間を開けて
言いました。

『 ……あぁ……知ってる。

そいつはな俺の――
もう一人の息子なんだわ。 』

ソーマは一瞬固まりました。

えりなも田所も目を見開きます。

「 へ!!? 」

城一郎は笑います。

『 しっかしお前もタイミングよく
電話してきやがるなぁ……。
へっへっへ

お…創真わりーな。
もう切るわ。

こっちも取り込んでてよ。」

ソーマは我に返ります。

「……は!?
いやダメだろ切るなよ!

息子ってどういう事だよオイ!

説明してもらう事が
増えたじゃねーか!!

こら親父!
………あれ?

もしもし!?おいっ!?」

城一郎はプッと電話を切ると
カチャっと包丁を持って構えました。

「…待たせたな。

さぁ…始めるか。

“サイバさん”よぉ……!」

目の前にはバンダナで顔を隠した
料理人が立っていました。

その後二人の食戟が終わり
判定人の美食家達がざわめきます。

「う…嘘だ…!」
「まさか…!!こんな事…」

「私たちの知るかぎり…
最も優れた料理―――」

「世界最強の男―――」

「あのJOEが…!
城一郎が……!!」

床には城一郎が倒れています。

電光掲示板はサエバに5票
城一郎に0票と表示されてました。

「JOE!!」

「おいっ…大丈夫か!?」

「しっかりするんだっ……!!」

美食家達が駆け寄ります。

コツコツ…とサエバが近づき
城一郎の前に立ちました。

「俺の勝ちだ。

今までありがとう……
ジョウイチロー。」

判定人の一人が聞きます。

「何者なんだ…君は…!?」

サイバが答えます。

「名前を尋ねてるのなら

才波朝陽だ。

いい名前だろう?」

「………」

「さぁてと…。」

才波朝陽は踵を返します。

「お…おい待て!どこへ…」

「悪いね。
俺は忙しいのさ。

これからすぐ日本へ発つ――。」

顔を覆うバンダナを下ろします。

「会わなくちゃならない
奴がいるんだ。」

ソーマ達は電話の切れた
スマホを見つめました。

― 会わなくちゃならない。

俺の兄弟に…
そして―― ―

ソーマはギュッとスマホを握りしめます。

才波の服には「ゆきひら」の文字がありました。

今週はここまでです。

やっぱり城一郎さんは
犯人じゃありませんでしたね。

だからってまさか”サイバ”が
息子だとは思わなかった!

まさかの隠し子ですか!?

でも「今までありがとう」って
言ってたって事はお弟子さんとか…。

しかし苗字が才波だしね!

養子とか…うーんわかりません…。

本当の子供だとしたら
ソーマの母親と出会う前かなぁ。

ちょっと衝撃的展開でしたね。

スポンサーリンク

ここから来週の272話の予想です。

朝陽さんソーマと食戟する気
マンマンですね。

「ゆきひら」の店の名前が
出てきたという事は店乗っ取り?

しかし城一郎さんを負かす程の
腕前って相当ですね!

城一郎さん口から血が
出てたような…。

バトル漫画じゃないので
ソースか何か?

倒れるって美味すぎて
腰が抜けたって事なの?

朝陽の年齢すら不祥ですが
才波を名乗るってことは
兄ですかね。

まだまだ謎だらけですが
どういう風に遠月学園に
近づいてくるのかなぁ。

転校…とかじゃないと思うけど。

来週も楽しみです。

272話に進む

270話に戻る

食戟のソーマの記事一覧はこちら!

というわけですが、最後までお読み頂いてありがとうございました!

スポンサーリンク