「不死川玄弥は鬼なのか?」
「炭治郎と玄弥は共闘できるのか?」
「五体目の鬼はどこにいるのか?」

さまざまな疑問とドキドキを残しながら終わった先週の「鬼滅の刃」。
半天狗との戦いもいよいよ最終局面かと思われますが、さあ今週の展開は…?

鬼滅の刃 114話のネタバレと感想。115話の予想。見つからない『五体め』!

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「玄弥──っ!!!北東にまっすぐだ!!」
不死川玄弥が、炭治郎の言葉に応じて走り出した!

鬼殺隊同士でありながら、まったく共闘に応じてくれなかった玄弥が…。
思わず目頭が熱くなりました。

先週は鬼よりも炭治郎に怒りを向けて、

「上弦を倒すのは俺だ」「柱になるのは俺だ」
と叫んでいた玄弥。

そんな玄弥が今週、炭治郎の声を聞いて動いてくれているのは、
先週の炭治郎が玄弥の言動にも揺らがず、すぐさま、

「なるほど!!」「俺と禰豆子が全力で援護する!!」
と返したからこそでしょう。

生きるか死ぬかギリギリという場面で、なかなかこういう応答はできないと思います。

(普通、そんなこと言ってる場合か! と腹が立ちそうなものですよね。)

こういうとき、炭治郎の胆力の強さ、そして彼独特の柔軟さを感じます。

炭治郎は先週の言葉通り、「五体めの鬼」を玄弥に任せ、サポートに徹します。

禰豆子とともに四体の鬼、空喜・積怒・哀絶・可楽を食い止めながら、玄弥に指示を出す炭治郎。

「玄弥──っ 右側だ 南に移動してる」
「西だ もっと右!!」

しかし、玄弥はなかなか五体目の鬼を発見できない…。
鬼はどこにいるのか? 術を使って姿をくらましているのか?

長びけばこちらの体力が尽きてしまうと焦る玄弥。

五体目の鬼がなぜ見つからないのか。
その理由はあまりにも単純で、しかし意外なものだったのです。

「ちっ さ!!!」

…それが五体目の鬼と目があった瞬間の玄弥の感想。
そう、喜怒哀楽を操る「本体」の鬼は、草に埋もれるような、くるぶしにも届かないのではないかという…

玄弥いわく「野ネズミ程度」の小さな鬼だったのです。

強力な「喜怒哀楽」の首を斬っても意味がない、本体は容易には見つからない。

そして「あの四体を相手しながらこのネズミ捕り」はあまりにも厄介…。
それが半天狗が生き延びてきた理由でした。

玄弥の発砲をかわしながらも、「ヒィイイ」と泣くような声をあげて逃げてゆく鬼。

舌には喜怒哀楽と同じく一つの文字が。「怯(おびえ)」とあります。

「ふざけんな 小賢しい!! 憤懣やる方無ぇ!!」

怒りとともに玄弥が刀を振り切った瞬間、勝負はついたかと思われました。
が、そこにはさらにもう一つ、「まさか」という事実が。

「斬れねえ!! 斬れねえ!!」

「怯」の鬼の首に刀が当たった瞬間、パキンと折れてしまった玄弥の刀。
おそらくですが、どうしようもなく「硬い」のでしょう。

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玄弥の武器である銃も効きません。

「硬くて斬れない」。

実にシンプルな状況ですが、「小ささ」という意外性と組み合わさることでこんなにも面白くなるとは。

「指一本の太さしかねえ頚だぞ」という玄弥のセリフから、この状況の妙な迫力が伝わってきます。

そして、立ち往生する玄弥の背後に現われたのは…炭治郎と禰豆子の手を逃れた「怒」の鬼、積怒!

錫杖の響きを聞き、死を覚悟した玄弥の脳裏に、兄の姿、そして過去の情景が浮かびます…。

115話の予想

来週は玄弥の過去が明かされる回となりそうですね。

現時点では、玄弥も禰豆子に似た存在なのではないか? と思われますが…どうなのでしょうか。

玄弥はもしかすると今後、善逸や伊之助のように炭治郎と行動を共にする可能性もあるのかな? と思います。

どのように掘り下げられるのか楽しみですね!

というわけですが、最後までお読み頂いてありがとうございました!

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