ブラッククローバー ネタバレ 感想 94話 95話 予想

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ブラッククローバー ネタバレ感想94話

焼け死にそうになりながらも、マルスとアスタの力で
無事ファナを救出することに成功しました。
その続きです。

焼け焦げた森でマルスとファナ、二人抱き合う姿に
アスタも大喜びです。

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そんなアスタにマルスが手を差し出し
笑顔で握手をもとめます。

「…アスタ、オマエのお陰だ…ありがとう…!」

かつての殺人人形のようだったマルスを思い出し、
アスタの口元からも笑みがこぼれました。

マルスの手をガシッと握って言います。

「へへ…オマエの力だよ!
幼馴染助けられてよかったな!」

マルスの隣で見ていたファナはビックリしました。

「…この人…マルスの友達…?
わぁー!マルスに外の世界の友達が出来たんだね!」

「いや…友達では…」

否定しようとしたマルスにアスタが畳みかけます。

「おう!友達だ友達!一回ケンカしてたけどな!」

笑いながらマルスの肩をバシバシ叩いて
ファナに話しかけます。

「オマエも落ち着いてよかったな。
でも一体何が—…」

と、突然ノエルやフィンラル、バネッサがドッと押し寄せます。

「毎回毎回ムチャして…バッカじゃないのー!?」
「ムチャする為に生まれたのかオマエは〜!?」
「ほとんど裸じゃないの〜!!」

アスタ、もみくちゃにされます。

ファンゼルがマルスに向き合います。

「 — 本当に…君は素晴らしい教え子だよ…!」

マルスも答えます。

「ありがとうございます…先生…!」

ファンゼルの姿にファナは驚きます。

「 — …!ファンゼル先生…!」

ファンゼルの脳裏に幼かった頃の二人がよみがえり、
二人をそっと抱きしめます。

「二人共…生きていてよかった…!」

そして、改めてファナに当時の事を聞いてみますが、
ファナはほとんど何も覚えてはいませんでした。

かすかに覚えている魔導学者モリスらしき人影は言います。

— まさか…息を吹き返すとは…

これも不死鳥の名を持つ魔法の力か…それとも—…

面白い…!

ファナにも魔導石を取り付けよう…!

しかしその後、モリスらしき人影はあっさりファナを捨てました。

— 期待外れだな…

魔力が増大するどころかもうほとんど無い…

最後の残り火だったようだ…

捨てておけ

私はもうコイツに興味はない

それからどれ程の時がたったのか…
どこからともなくリヒトのような影が近づいてきます。

哀れだね…

私のかつての友よ…

今も昔も変わらない…

人間は同じ人間をも傷つける…

リヒトらしき影の手が自分に近づいてきます。

— 望み通り滅ぼしてあげよう だが…

君の肉体は必要だ…!まだ生きてもらおう…!

ファナの記憶はここまでで、その先の記憶はありません。

別の誰かが入って来て、支配されていたような感覚と、
その誰かの激しい憎悪だけを覚えていました。

「さっきの三つ目やとんがった耳は…!?」
アスタが聞きますが、やはりファナにはわかりません。

マルスは
「—…そんなことが!何も知らずにオレは…!」
と悔やみます。

また会えたのだから悔やむことなんてないと言うファナの肩を
グッと抱いてマルスは言います。

「ああ もう絶対にはなさない」

テレテレしながらファナが答えます。

「…うん!ずっと一緒にいようね…!」
「あ…あぁ…!」

そんな二人を見てフィンラルが、ぼたぼた血の涙を流しながら笑います。

「悲劇に引き裂かれた幼馴染の運命の再開…
い゛い゛ですね゛ぇぇ〜…!!」

これにはアスタもビックリです。

羨ましさと妬みで泣き叫ぶフィンラルと、
「私は羨ましくなんてないんだからっっ!!」とツンデレにアスタに
ビンタをかますノエルとでワチャワチャしてる所を、バネッサがつぶやきます。

「それにしても…白夜の魔眼は何で魔女の森に来たのかしら…?」

ファナが答えます。

「…私の頭の中に…”魔石を取り戻しに行く”…という強い思いが残ってます…!」

それを聞いたアスタ達は驚きます。

「魔石…!?」

この森に魔石がある事に驚き、急いで魔女王に会いに行こうとしますが、
ファンゼルが止めます。

「その前に置いてきたドミナとマリエラと傷ついた魔女達を助けなければ…!」

もう一つ、気がかりな事もありました。

— それと…一応彼の確認をしないと—…

その時ファンゼルとアスタが異常な気を察知します。

ファンゼルは驚きます!

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「…バカな…魔力は消えていたはず…!!」

突然森の一角からアスタ達に、おびただしい数の魔力のレーザーが放たれます。

「みんな逃げろォー!!!」

とっさにファンゼルが叫びますが、突然の事でよけきれず
地上に届いた雨のようなレーザーになすすべもありません。

地上はえぐられ、土煙が晴れた後には
直撃を受け、倒れたみんなの姿がありました。

そして奥からよく知った声が近づいてきます。

「いやぁ〜とんでもねー魔力だったから…
吸収するのに時間かかっちまった」

サラマンダーの火球の直撃を受けて
森に墜落したラドロスでした。

「ごちそう様で〜す♪さすがに死ぬかと思いましたよ〜」

ファンゼルは傷ついて立ち上がれません。

「…ラドロス…!!魔力は途絶えたはず…!」

ラドロスは余裕で答えます。

「一度全部放出してから取り込んだんです。
先生は得意の魔力の感知に頼り過ぎなんですよ。

いや〜それにしてもまったく何で…」

ラドロスが見る視線の先には、背中にレーザーの直撃を受けながら
ファナを守り続けるマルスの姿がありました。

「どいつもこいつも な〜んで身を挺して庇っちゃうかなぁ〜」

二人に向かって魔力のレーザーを放ちます。

「だからオレに殺されるんだよッッ♪」

絶体絶命の二人の間に、アスタが割り込み
レーザーを反魔法の剣で切り裂きます。

「おや〜何か変なのが出て来たぞ〜?
関係ない奴は消えてくれる?」

アスタも答えます。

「もう関係ある!!こいつはオレの…友達だ!!!」

今週はここまでです。

やっぱりラドロスが出てきましたね。
そして全然改心してませんでした。
しぶとい。

四大精霊のサラマンダーでもダメとなると
もうお腹いっぱい魔力を食わせる戦法はダメなんですね。

それにしてもアスタの反魔法の剣は有能ですな!
魔法の無効化って確かに最強の能力かもしれません。

ファナに関してもまだまだ謎が多いですね。
サラマンダーは結局ファナ自身の能力って事?

リヒトの言う「かつての友」ってサラマンダー?
それともファナの前世?…これはないか…。

ここから来週の95話の予想です。

ラドロスVSアスタですね。

単純に考えれば、レーザー全部反魔法の剣で切り裂けるんですから、
そのまま突進して倒してしまえばいいのでしょうが…

そんなに簡単じゃないよね…。

何か奥の手がラドロスにはありそうな気がします。

マルス達もボロボロだけど、何とか参戦してほしいですね!

そしてラドロスに改心してほしいなぁ。

元はいい人だったはずだ。

来週どうなるのか、楽しみです。

というわけですが、最後までお読み頂いてありがとうございました!

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