ハイキュー!!  ネタバレ 感想 237話 238話 予想

「前 出すぎたァァ…!!」と感じるものの、何とか体に当ててあげた日向のレシーブをカバーしたのは田中でした。

持ち前の反射神経でカバーした田中にラストを託されたのは、もちろんエースの東峰です。
ブロック一枚を上手にかわして、相手のコートへ押し込みます。

ついに烏野高校ブレイク!
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ハラハラしながらラリーを見ていた木下と山口は「日向ってホント運が良いのか悪いのか…」と胸をなでおろしますが、西谷が「翔陽は今わかってあそこに居たぞ」と感心したように言います。
やはり西谷にはしっかり見えていたんですね。
「打点に止まるトス」を一目で見抜いた赤葦もそうですが、天才と呼ばれるプレイヤーや強豪校の選手は人のプレイもしっかり見ていますね!

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日向の2回目のサーブは上手に拾われ、椿原学園の9番丸山がバックアタックに跳びます。
それを冷静に見ていたのはクレバーなブロッカー・月島です。

完璧なタイミングのリード・ブロックできっちりワンタッチを取っていきます。
そして、ブロッカー(月島)の手に当たり、軌道が変わったボールを見ていたのは日向でした。

またもや体に当ててしまったものの、澤村がきっちり”尻拭い”をして、ラストは田中に。
何とかつながったボールでしたが、田中はオーバーで”嫌なところ”にキッチリ返球しました。
試合を見ていた烏野高校前主将の黒川は、まだ体験入部だったころの1年生の田中を思い出していました。

ラストを任された田中が力任せに叩き込んだスパイクはアウト。
「気合で打ちぁ良いってモンじゃねぇぞー!」と言う先輩のアドバイスに口先だけで返す田中に、当時2年生だった澤村・東峰・菅原はややあきれ気味でした。

そんな田中がスパイクとして叩き落すだけではなく、オーバーでの返球……
先輩たちには何か感慨深いものがあるんでしょうか。
「よく見てんなぁ…!」と感心の声が上がります。

対する椿原学園は何とか丸山が上げて、越後にラストが託されます。
セッターに上手に返球して、影山ファーストタッチ。

トスは器用な月島へと託されます。

東峰へ向けてあげられたトス。
それはセッター菅原の目から見て「少しのぎこちなさと 最大限の”丁寧”」だと評価されます。

月島の脳裏によぎっていたのは、五色に言われた「トス低い!雑!!」というセリフでした。

苦手なことでもある程度器用にこなせる月島ならでは、と言ったところでしょうか。
夏合宿直前の「平均点はとるけど100点を目指さない」というのが思い出されます。月島がついにブロック以外で、その才能を発揮しました。
そんな後輩の成長に「なんか 感動」と言いながら、東峰は闘志を漲らせます。
普段そっけない後輩が”自分のために”丁寧なトスを上げてくれるとなると、喜びもひとしおなのでしょう。それと、自分も負けてられないという対抗心ですかね。
エースらしく、ブロック3枚をパワーで弾き飛ばしました。
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観客席で「”サムライ”つえーっ」と声が上がります。
サムライ……(笑)言いえて妙ですね。

そしてそんな強気な東峰に「立派になったのは見た目だけじゃないなっ…!」と先輩たちは感動します。

「ナイストス」と称賛された月島ですが、距離感がつかみにくく半分はラッキーだったと冷静に自己分析します。
この自己分析の冷静さが月島の強さの元でしょうね!

うれしさとくやしさのないまぜになった表情の影山に「日向(チビ)と同じ様な反応すんのやめてくんない」と月島が言います。
変人コンビの向上心もすごいです。烏野1年生はまだまだ伸びしろがあって面白いですね。
観客席では日向の体当たりレシーブが「手で取れよー(笑)」と揶揄されますが、澤村も西谷同様、日向がきちんと読んでそこに居たことが分かっていました。
そして、コートの日向の背中を頼もしそうに見るのでした。

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日向を見る月島と影山の悔しそうな顔!
彼らはチームメイトとしてようやく成り立ってきましたが、根底はライバルなんですよね。
チームメイトの成長が頼もしくもあり、悔しくもあり……複雑です。
まだこのチームがエース・リベロ不在でバラバラでちぐはぐだったころを知っている滝ノ上が「なんつーか…育ってんな…!」と彼らを評価します。

日向が強打じゃないからといって前に落とすわけではない、と先ほどの丸山のプレイをインプットしている所で今回は終了です。

やはり今回月島の成長も垣間見えましたね!ブロックではなく、トスだったのは少し意外でした。
また、伊達工にドシャットされてへこんでいた東峰も、ここでは3枚ブロックとの真っ向勝負に挑んで勝利しています。
単細胞組と言われる田中も「いやらし返球」でしっかりカバー。

椿原学園のセッターに取らせる返球は「音駒対梟谷」を彷彿とさせますね。

今回はどの選手も確実に成長している、というお話でした。

日向はスパイカーのボールを見ているというよりは、ブロッカーの手に当たったボールを見ているといった感じでしたがどうなのでしょうか?
ブロックフォローが上達すると、ますますトータルディフェンスがしっかり機能してくれそうです。

◆ここからが次の238話の予想!

まだまだ烏野押せ押せムードが続きます。
そろそろ椿原学園が窮鼠猫を噛みそうです。

そろそろ西谷のバックゾーンからのジャンプトスも見られそうですね。
相変わらず変な音がしてばかりですが、苦手なオーバーは克服できているのでしょうか。

日向も丸山のプレイを一生懸命覚えているので、木兎のフェイントの様にコピーしてお返ししてくれそうです!

というわけですが、最後までお読み頂いてありがとうございました!

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