食糧人類 5巻のネタバレと感想。6巻の予想。所長の過去と裏切り?!

4巻の最後に夕凪の会、教授である桐生にアイスピッグで心臓を刺された山引。

痛がってはいましたが無事でした。
山引は自らの人体を弄っているようで心臓の位置が変わっていたのです。

心臓を貫いても生きているなんてすごいですよね。
身体の再生能力も兼ね備えているようで…。

無敵ですね(笑)。

山引を殺す事が出来なかった教授。

魔改造人間に八つ当たりをします。
が会員たちに暴言を吐きそれが原因で殺されてしまいました。

魔改造されても所長への恨みは大きかったのでしょう。

スポンサーリンク

一斉に魔改造人間たちにおそいかかられた所長はみるみるうちにペースト状になっていきました。

しかし魔改造人間は伊勢たちを襲う事はしませんでした。

完全な増殖系のナツネ。
夕凪の会に捕らえられた仲間を助けにきたナツネと山引。

この2人の存在はとても頼もしいですね。

ピンチを脱した伊勢たちでしたが、その時施設内全体が停電を起こしました。

施設から従業員を逃がすために所長は施設内で爆発火災があったという嘘の放送を流しました。

ゆりかご所長の本当の目的は、あの方たちを施設内に閉じ込め飢え死にさせる事でした。

所長は人類の味方でした!

「山崎さおりに関連のある者はすぐに所長室に来てください」

施設の所長である和泉はナツネを所長室へと誘いだしてきました。

母を醜い生物にしたこの施設の人間に恨みを持っているナツネ。
復讐の時が来たと所長室へ直行しました。

所長室のドアを開けたナツネ。
そこで待ち構えていたのは銃を構えた所長でした。

そして所長はナツネに銃を撃ちました。

何発も銃弾を撃たれ倒れ込むナツネ。
そんなナツネにナイフで頭部を切断する所長。

ナツネは亡くなってしまいました。

ナツネが目の前で殺され所長に飛びかかる伊江。
花鳥という副所長が止めに入りました。

「殴り殺されても文句は言えない」

所長の目的は謎の生物を施設に閉じ込めて餓死させる事。

しかし完全増殖種のナツネが生きていると永久に再生しその生物たちを活かし続ける食糧となってしまう。

だからナツネを処分したと言います。

ここからは所長がどうしてこの施設の生物たちに恨みを持っているのか所長の過去が明らかになっていきます。

所長は過去にナツネの母である山崎さおりを逃がした張本人でした。

山崎さおりを逃がした=完全増殖種であるナツネを逃がしたという事です。

それが300人が餌とされる「悲劇の大粛清」が行われるきっかけとなり、そのせいで所長のお父さんは亡くなってしまったというのです。

その日から「あの方」たちに復讐をする事を目的に、その瞬間がくる事を待ちわびていたという所長。

その話が終わると施設内に閉じ込められた生物たちが共食いを始めたのです。

その様子を見て、やっと復讐を果たす事が出来たとモニターを眺めて涙を流す所長。

ずっとそばで支えてくれた副所長の花鳥さんに感謝の言葉を伝えました。

次の瞬間、花鳥が鳴きながら所長をナイフで刺しました。

衝撃的な展開です。

スポンサーリンク

『食糧人間 5巻の感想』

自分の細胞を作り変えた上に心臓の位置までも変えてしまった山引。
私たちでは考えられないですね(笑)。

またしても人が刺されて次巻に続くという展開になりました。
ナツネは復活する事が出来るのでしょうか?

和泉所長にこんな過去があって中身も良い人だったのは驚きました。
今までの流れではかなり黒幕的な要素もありましたが(笑)。

花鳥の突然の裏切り。
どうして所長を刺したのか謎に包まれています。

復讐を達成したと喜びの涙を流す所長。

その時に一緒に涙を流していた花鳥。
花鳥が流した涙の理由は何なのでしょうか?

『食糧人間 6巻の予想』

5巻の最後でバラバラにされてしまったナツネ。
復活する事はできるのでしょうか?

完全増殖のナツネですが今回は中枢神経を破壊されてしまったので(泣)。

でもナツネは復活すると私は思っています。
「あの方」がなにか強力な再生薬みたいなものを持っているのではないかと。

ナツネの母が適合しなかった薬を飲んでナツネが復活という展開もありなのでは?

学生時代には生物を作り出す研究をしていた山引。
ナツネという増殖種を創り出したのは山引なのでしょうか?

花鳥が鳴きながら所長を刺した理由は何なのでしょう?

そして所長とナツネの母である山崎さおりの関係は?

もしかしたら所長と花鳥は2人ともさおりの事が好きで恋敵だったのでは?
さおりが薬を飲まされる前から知り合いだった可能性もあるのではないかと。

今後の展開が楽しみです!

というわけですが、最後までお読み頂いてありがとうございました!

スポンサーリンク