文化祭の出し物が決まらず悩む中、
轟の提案で「生演奏とダンスでパリピ
空間」を提供する事が決まりました。

その続きです。

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ヒロアカのネタバレ感想170話。171話の予想。文化祭サプライズ!

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病室を訪ねた出久とミリオは
ベッドに座るエリと久々の
再会を果たしました。

病室のドア越しに相澤と
主治医の先生たちが見守っています。

時は少し前に戻ります。

教室で梅雨が相澤に聞き返します。

「緑谷ちゃんに
会いたがってる?」

相澤は答えます。

「ああ。

厳密には緑谷と通形を
気にしている。

要望を口にしたのは
入院生活始まって以来

初めての事だそうだ。」

出久は驚きました。

再び場面は病院に戻ります。

看護婦が心配そうに先生に言いました。

「大丈夫ですかね?

事件を思い起こさせるモノは
遠ざけた方がいいという
判断でしたが…。」

「”暴走”を懸念していた。

しかし少なくとも【今は】
心配いらんだろう。

今のあの子に暴走するほどの
エネルギーはない。」

先生はエリの額の角を見ました。
暴走時より大分小さくなっています。

出久がエリに話しかけます。

「会いに来れなくてゴメンね。」

ミリオもフルーツの篭を
差し出しました。

「フルーツの盛り合わせ!
よかったら食べて!

好きなフルーツある!?
俺当てていい!?
ももでしょ!?

ピーチっぽいもんね!」

エリは籠を受け取りながら言います。

「リンゴ」

「だと思ったよね!!」

リンゴはウサギ型に切られて
テーブルに置かれました。

エリはベッドに正座して
話します。

「ずっとね、熱でてたときもね
考えていたの。

救けてくれた時のこと…
でも

お名前がわからなかったの。

ルミリオンさんしか
わからなくて

知りたかったの。」

出久は改めて自己紹介しました。

「緑谷出久だよ。
ヒーロー名はデク!

えっと…
デクの方が短くて
覚えやすいかな…。

デクで!デクです!」

「ひーろめい?」

「アダ名みたいなものだよ。」

「デクさん。

ルミリオンさん。

デクさん。

あと…めがねをしていたあの人…。

皆…私のせいでひどいケガを…」

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出久とミリオはハッとします。

相澤は事前に二人に話していました。

― ナイトアイの事は
伝えていない。

聞く限りじゃ
何でも自分のせいにして
抱え込んでしまうようだ。

いずれ知る事になるだろうが

今は酷だ。 ―

エリは涙ぐみます。

「私のせいで苦しい思い
させてごめんなさい。

私の

私のせいでルミリオンさんは
力を失くして……」

ぐすっ…と泣き出すエリの頭に
ミリオは手をポンと置きました。

「エリちゃん!

苦しい思いしたなんて
思ってる人はいない。

皆こう思ってる!

「エリちゃんが無事
で良かった」って!

存在しない人に謝っても仕方ない!!
気楽にいこう。

皆君の笑顔が見たくて
戦ったんだよ!」

エリは少し考えると急にグググ…と
力んだり頬をグイーと引っ張りました。

「?」

出久もミリオも何をしてるか
わかりませんでした。

エリは俯きます。

「ごめんなさい…。

笑顔ってどうやればいいのか」

出久は強張ります。

― …エリちゃん

治崎の影がまだ――…
そうだこの子は…

この子はまだ
全然救われてやしない

楽しいことを…
笑うってことを

知らないまま!! ―

出久はハッとしました。

【 サ・プ・ラ・イ・ズ☆ 】

(待て…!)

― お医者さんの話では
“個性”を発動する為の
角が縮んでいる…

暴走の可能性は低い。 ―

相澤の元へ駆け寄ります。

「相澤先生。

エリちゃん、一日だけでも
外出できないですか…?」

「無理ではないハズだが。

というかこの子の
引き取り先を今…」

「じゃあ」

『 今年は例年と異なり
ごく一部の関係者を除き
学内だけの―――… 』

― 他と違って外部から
接触される可能性も低い!! ―

「エリちゃんも来れませんか…!!?」

相澤は察しました。

「……なるほど。」

「文化祭!

エリちゃんも来れませんか!?」

ミリオも笑顔になります。

エリにはよくわかりません。

「ぶんかさい…?」

ミリオが力説します。

「エリちゃん!
これは名案だよ!

文化祭っていうのはね!
俺たちの通う学校で
行うお祭りさ!

学校中の人が学校中の人に
楽しんでもらえるよう

出し物をしたり
食べ物を出したり…あ!

リンゴ!
リンゴアメとか出るかも!」

「リンゴアメ…?」

「リンゴをあろうことか
さらに甘くしちゃったスイーツさ!」

「さらに…」

エリは思わずよだれをたらしました。

相澤がスマホを取り出します。

「校長に掛け合ってみよう。」

出久が改めて聞きます。

「……それじゃあ…!

エリちゃん…どうかな!?」

エリはゆっくり答えました。

「……私

考えてたの。

救けてくれた時の…

救けてくれた人のこと…。

ルミリオンさんたちのこと
もっと知りたいなって考えてたの。」

ミリオが元気に言います。

「嫌ってほど教えるよ!!!

校長に良い返事がもらえるよう
俺たちも働きかけよう!

俺休学中だからエリちゃんと
つきっきりデートできるよね!」

「でぇと?」

「蜜月な男女の行楽さ!」

「みつげつなだんじょのこうらく?」

出久がツッコみます。

「先輩、何言ってんですか。」

場面は警察署に変わります。

「来ました!新着です!」
「奴の投稿が!!」

刑事たちがモニター前に集まっていました。
犬の姿の刑事が言います。

「未だに手掛かり一つ掴めんとワン…
早く投稿元を探るんだワン!!」

「しかし!毎回煙に巻かれています!!」

「いいから早く!」

映像が再生されます。

『 諸君、ごきげんいかがかな。

今日は私、強盗をはたらいて
おります。 』

コンビニの店員を紳士服を着た男が
ナイフで脅していました。

店員は震えながら両手を挙げています。

「見たこと…あるぞ。
おまえ動画サイトを賑わわせてる…」

紳士服の男はトッとレジ台に
ブリーフケースを置きました。

「失礼。

君とのトークを楽しむ
時間はないのです。

ヒーローたちが来る前に
このブリーフケースに現金を!
さァ!

あ、千円札は10枚単位で
まとめてくれると助かります。

そうそう、二つ折りにして包」

扉が開いてヒーローが二人現れました。

「武器を捨てろ!!」

女の子の声が響きます。

[ まずいわ、もうヒーローが!
大丈夫なの!?「ジェントル」!! ]

ジェントルが笑います。

「ハッハッハッ
落ちつきたまえラブラバ。

私がたった2人の英雄に
手間取るとでも―――…」

【 余裕のジェントル!! 】

映像にテロップが入ります。

さらに3人のヒーローが駆けつけました。

「武器を捨てろ!!」

「……」

【 めっちゃ来た 】

「ラブラバ」

[ わかってるわジェントル!! ]

「ここは編集(カット)で!!」

ジェントルは ズオ と個性を発動しました。

次に映像が映った時にはコンビニは大きく歪み
ヒーロー達は全員ボロポロに倒されていました。

「さァ行こうラブラバ。」

地面にブリーフケースが落ちています。

[ 待ってジェントル!
お金を忘れているわ! ]

ジェントルは笑います。

「いいやラブラバ。
出演料の支払いさ。

お金など目的になりえない。」

くるっと向き直ります。

「歴史に名を残したい。

そう…それが私!!ジェントルさ!!」

【 カメラ目線!!かっこいいわジェントル!! 】

テロップが入りました。

映像を見終わった犬の刑事は呟きます。

「ふざけているのか…
マジメなのか…ワン」

ひときわ高いビルの屋上で
ラブラバがスマホを手に怒鳴ります。

「再生数が伸び悩んでるわジェントル!

ジェントルは今日もこんなに
素敵なのに!!何でかしら!!」

横に立つジェントルはス…と
ポットからティーカップに
お茶を注ごうとします。

「やはり…もっと大きな偉業を
成し遂げねばならない。

偉業とは行動の意味…。
時代への問いかけさ
ラブラバ。

私は探しているよラブラバ!

私をもっと偉大にしてくれる
案件を。」

ビル風に煽られて紅茶が全部
ジェントルとラブラバにビチャビチャ
かかりました。

今週はここまでです。

まさかここでエリちゃんが
出てくるとは!

まさかミリオがつきっきり
デートしちゃうとは!?

まだしてないけど。

蜜月な男女の行楽って
…言い方!

文化祭サプライズは良いですね!
リンゴ飴あるといいですね。

でもこれ文化祭で作るかなぁ?

エリちゃん笑顔が出来ないとは。
中々治崎の闇は深い…。

少しずつ色んな事
覚えていければいいですねー。

サーの事もいずれは真実を
知らねばならないとは
思いますが…。

徐々に徐々に…ですね。

エリちゃんの引き取り先、
相澤先生ではダメなのかなー。

ここから来週の171話の予想です。

なんか変な人達が出て来たな!

先週の映像の人がまさか
こんなヤバイ人達だったとは。

ダンスでパリピのカリスマじゃなかった…。

しかも再生数が伸び悩んでるんだね…。

おそらく文化祭に絡んでくる事は
確実だと思います。

ただ〇ーチューバーなのが怖い!

映像撮ってるのは怖いな~。

エリちゃんの能力とか
撮られないといいなー
と思います。

エリちゃんの能力は今
暴走の危険はないとは
言っていたけれど。

危機になればわかんないし!

ミリオとか、能力なくても
絶対にエリちゃんの事を
庇おうとすると思うので。

そういうのが引き金に
ならないといいな…。

ラブラバ可愛いですけどね。

まだ来週すぐ文化祭には
ならないかな?

みんな練習しなくちゃいけない
だろうし。

来週も楽しみです。

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というわけですが、最後までお読み頂いてありがとうございました!

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