死穢八斎會の重要人物、エリちゃんの保護に向けて
ヒーロー達が動き出しました。
その続きです。

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僕のヒーローアカデミア(ヒロアカ)ネタバレ感想137話。ソバだけって物足りなくない?

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― エリちゃんの居場所が特定できるまでの間
僕らは待機となった。

またインターンに関しては、一切の口外を
禁止された。 ―

1-A組はロッククライミングのように崖を
ロープ一本で登る授業をしています。

下にいる耳郎が言います。

「インターン組、動きがキレてる。」

その様子に爆豪が怒鳴ります。

「外で何か掴みやがったんだ…!
コラオイ、何を掴んだ言え!!」

崖を登る切島が答えます。

「わりー言えねー!」

― 切島クン 麗日さん 蛙吹さん。

僕だけじゃなく、あの場の皆が作戦に加わる。―

場面は少し前、会議が終わった後英雄生でロビーに集まった時に戻ります。

相澤が言います。

「…とは言ってもだ。」

「!」

「プロと同等か、それ以上の実力を持つビッグ3はともかく、
おまえたちの役割は薄いと思う。」

1-Aの生徒達を見ます。

「蛙吹、麗日、切島、おまえたちは自分の意志で
ここにいるわけでもない。

どうしたい。」

麗日が椅子から立ち上がります。

「先…っイレイザーヘッド!

あんな話聞かされてもう、やめときましょとはいきません…!!」

蛙吹が言います。

「イレイザーヘッドがダメと言わないのなら…お力添えさせてほしいわ。
小さな女の子を傷つけるなんて許せないもの。」

天喰が呟きました。

「会議に参加させてる以上、ヒーローたちは一年生の実力を
認めていると…思う。

現に俺なんかよりも、一年生の方がよっぽど輝かしい。」

ねじれが感心します。

「天喰くん、隙あらばだねえ。」

切島が両こぶしをぶつけ合わせます。

「俺らの力が少しでもその子の為ンなるなら、
やるぜイレイザーヘッド!」

「意思確認をしたかった。
わかってるならいい。

今回はあくまでエリちゃんという子の保護が目的。
それ以上は踏み込まない。

一番の懸念である敵連合の影。

警察やナイトアイらの見解では、良好な協力関係にはないとして…
今回のガサ入れで、奴らも同じ場に居る可能性は低いと見ている。

だが万が一見当違いで…連合にまで目的が及ぶ場合は

そこまでだ。」

『 了解です! 』

全員で力強く答えました。

そして時は現在、食堂に移ります。

出久は丼物を前に、考え込んでいました。

― 皆がエリちゃん保護に奮い立つ…!

その一方で…入れ換わるように
僕の心にのしかかってくる事。

とてもナイトアイに聞ける雰囲気じゃなかった。

オールマイトの事。

インターンが口外禁止になって、
オールマイト本人には相談はできない。

切島くんたちに話すこともできない。

エリちゃんの事、
オールマイトの事。

どちらも重すぎる。

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今はとにかく…エリちゃん保護に向け
全力で臨まなくては……………。

この時きっと僕の心はもうギリギリだったんだ。 ―

昼ごはんに一向に手を付けない出久に
ソバを食べていた轟が声をかけました。

「食わねえのか?」

「食うよ!食う クー!」

出久が慌てて答えます。

隣の飯田が心配そうに言いました。

「………大丈夫か。」

轟もソバを啜りながら言います。

「インターン入ってから、浮かねえ顔が続いてる。」

「そ………うかな!?」

そう答えながら元気なく食べる
出久の姿を飯田は見ていました。

「「本当にどうしようもなくなったら言ってくれ、友だちだろ」

いつかの愚かな俺に、君が掛けてくれた言葉さ!

……職場体験前の……」

その言葉に思わず出久は涙がこぼれました。

「うっ…うう…」

「え!?オイ!?」

飯田はうろたえます。

出久は腕で涙をぬぐいました。

「ごめん…大丈夫、なんでもない…」

― 話すことはできない。

でも…!!ありがとう飯田くん…!!!! ―

グイッと涙で潤んだ顔を上げました。

「ヒーローは…泣かない…!」

― 後悔だったり、悲しかったり。

心に溜め込んでいたグチャグチャが少し
溢れてしまった。 ―

勢いよくご飯をかき込みます。

轟が言いました。

「いや……ヒーローも泣く時ゃ泣くだろ…多分。」

轟と飯田は出久を元気づけます。

「…ソバ半玉やろうか?」

「ビーフシチューもやろう。」

「ありがとう……。」

「ネギいるか?」

「いただきます…。」

「ワサビいるか」

「うん」

同日、死穢八斎會関連施設近辺。

ビルが立ち並ぶ街をヒーローが見つめます。

「拠点になりそうなポイントか……。」

グラントリノや天喰、相澤、ナイトアイ、リューキュウ
ファットガム達がエリの捜索に動きます。

二日後…深夜。

寮の一角にヒタヒタと出久、切島、麗日、蛙吹が
携帯を手に集まります。

「来たか!?」

「うん……。」

「決行日…!」

出久の心臓がドクンと脈打ちます。

天喰とねじれ、ミリオも外で落ち合っていました。

天喰が言います。

「ミリオ…」

ねじれもミリオに笑いかけます。

「がんばりましょう。」

ミリオは険しい目をしています。

日中、ヒーロー達がナイトアイ事務所に集められました。

『 本拠地にいるぅ!!?

なんだよ、俺たちの調査は
無駄だったわけか 』

「いえ新たな情報も得られました。」

「どうやって確信に至った!」

サーが机の上におもちゃの箱を置きました。

「八斎會の構成員が、先日近くのデパートにて、
女児向けの玩具を購入していました。」

ファットガムがびっくりします。

「はあ!?」

「なんじゃそらァ…!」

ファットガムが反論します。

「そういう趣味の人かもしれへんやろ!!
世界は広いんやでナイトアイ!
ちゅーか何でおまえも買うとんねん」

「いえ…そういう趣味を持つ人間ならば
【確実】に言わないセリフを吐いていた。」

デパートでの経緯を説明します。

おもちゃ売り場の店員が八斎會の構成員に答えていました。

「……プリユア…でしょうか?」

「ああーそれだ!思い出した!
「グンバツ!プリユア」ってやつだ!
おもちゃどこにある!?」

そのやりとりをサーが側で聞いています。

店員が言いました。

「それは何年も前のシリーズで今は…
「モーレツプリユア10!」シリーズ。」

「めんど。
まァいいや、それどこ?」

サーが後ろから近づき構成員の肩に手を置きます。

「ここにありますよ。」

構成員がふり向きました。

「なんだてめェ…。」

「私も、好きなんですよ。」

おもちゃの箱を手に、サーが個性”予知”を発動します。

構成員がエリにおもちゃの箱を見せている
映像が見えました。

いきさつを聞いていたヒーローが言いました。

「予知使うのかよ!」

「確信を得た時、ダメ押しで使うと先日も言ったハズ。」

ファットガムは納得します。

「とにかくコレでようやっと決まりっちゅうワケなや。」

センチピーダーが言います。

「奴が家にいる時間帯は、張り込みによりバッチリでございます。」

グラントリノが言いました。

「令状も出ている、後は」

『 緑谷くんやるぞ!!やるんだ!! 』

ワサササと気合の入った動きでミリオが言います。

(先輩…!!雰囲気が戻ってる)
出久が驚いています。

ミリオはサーの言葉を思い返していました。

― ミリオ…おまえが制止していなければ
万全の体制を整えられなかったかもしれない。

後悔、失敗など生きていればいくらでもある。
大切なのは次をどうするかだ。

未来を変えられるかは……わからん。

しかし過去は変えられる。

その過去の解釈を…見方を変えることは可能だ。

ミリオ 照らせ。

おまえはそれができる男だ! ―

【 今度は 必ず!!! 】

ミリオはマントを纏い、出久はグローブを装着します。

ヒーロー達が死穢八斎會の屋敷の前に集結しました。

屋敷の中で気配を察した治崎が振り向きます。

「来たか。」

今週はここまでです。

なんかあっという間にエリちゃんの所在がわかってしまいました。

あと2~3週はかかると思っていたのに!

食堂の出久達のシーンはなんかほっこりしますね。

友情だなぁ。

轟の気前の良さにも地味に驚いてます。

ソバ半玉もくれるなんていい人だ。
お昼これで足りるか~?

てゆーかソバって!渋いな轟!

ここから来週の138話の予想です。

ついに治崎と対決ですね。

死柄木がどう絡んでくるのか気になります。

警察やナイトアイは敵連合は除外して考えてるけど
実際は同盟組んでますしね。

敵連合が絡んだ時点で出久達はそこまでと
言われていますが。

そうはいかないんだろうなー。

こんなに簡単にエリちゃんの場所が分かった事自体
罠なのかな?と思います。

誘いこまれてるのかなーと…。

治崎も待ってましたみたいな感じだし。

死柄木達、中にいるんじゃないかなー。

まだ何とも言えませんが。

来週も楽しみです。

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というわけですが、最後までお読み頂いてありがとうございました!

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