シャーロットが繰り出す最大奥義に
ヤミも食い止める為魔法を発動し、
二人の魔法が激突しました。
その続きです。
ブラッククローバーのネタバレ感想170話。171話の予想。レブチ忘れかけてたよ!
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ソルは王都近くの森の地面に
ヤミから預かった黒い球体を
魔法で埋めました。
「―――よし…!
これなら大丈夫だろ……!
暴牛の団長…
やたらと大事そうだったけど…
何が入ってるんだ…?」
突然街中で凄まじい爆音が
響き渡りました。
「!!―――…姐さん…!!」
王都ではヤミとシャーロットの
魔法が激突しガラガラと瓦礫の山が
出来ていました。
シャーロットの脇にはヤミの放った
剣筋跡が残されています。
ガランッとシャーロットの
篭手が落下しました。
「………。」
― 今の互いの一撃。
魔力の大きさは私の方が
圧倒的に上だった……。
だというのにヤツの魔法は
私の魔法を両断し
勢いを弱め街を守った…。
篭手のみとはいえ
私に届く威力を残して…。
魔力量の優劣に拘わらず
戦況を覆す…
そんな魔法の習得に至った者が
人間にはいるのか……。 ―
茨に包まれたマルクスとオーヴェンを
見つめます。
「…そうでなければ
この二人もやられては
いないか…。
人間を…
甘く見過ぎていたようだ…。」
― 思ったより魔力を使った…。
二人を連れて退くか…。 ―
「ならば万全を期し
臨むのみ……!」
ゾワァァと茨の塊が
シャーロットを乗せて
持ち上がりました。
シャーロットは遠くに浮かぶ
浮遊魔宮を見つめます。
「どうやらリヒト達も
ここへ向かって来ている
ようだしな…。」
ザワザワと茨を操り立ち去る姿を
ゴーレムで追ってきたソルが
見つけます。
「…やっぱり…姐さん…!!
それじゃあ――…」
瓦礫の山を見て
ソルは絶句します。
「………!!
…暴牛の団長…まさか…!?」
ボゴァと瓦礫から飛び出した
ヤミは激怒します。
「待ちやがれコノヤロォォ―――!!!
オレはまだ負けてねーぞ
このアマぁぁぁ!!!
アブネーだろ
死ぬかと思ったわ!!
テメー絶対目ぇ覚まさせて
やっからな
トゲツン女王―――!!!」
ソルは驚きながらも安堵しました。
「生きてるんだ…。
いや生きててよかったけど。」
「あ、ヤンチャ女!!
何戻って来てんだ。
オレが託したモンどーした!?」
「――…安全な場所に
隠してきた…!」
「本当だろーな。
信じるからなテメー!!」
ソルもヤミに念を押します。
「そっちこそ姐さんを
頼んだからな!」
― 今の私じゃ姐さんを
救えない……! ―
「誰に口きいてんだ。
オマエの心配なんざ
お呼びじゃねーんだけど!
てゆーか…
戦えなくても
救うことは出来んだろ!!!
他にも騎士団員がいんだろーから
一緒に国民共を助けに行け!!!」
「……はい!!!」
場面は魔法騎士団本部に変わります。
地下に続く階段の先の牢獄で
捕縛されていたゲオルクと
キャサリンの死体が転がっていました。
元紫苑の鯱団長ゲルドルが
壊れた牢の中で立っています。
(…何が起きた…!?)
― …何だこの外に感じる
とてつもない魔力は…!?
それに魔法封印の牢が
壊れる程の騒ぎ――…
何にせよこれは
千載一遇の好機……!! ―
カツカツと前方から
誰かが近づいてきます。
「――おやおやぁ…
こんなところで誰かと思えば…」
「!」
「”紫苑の鯱”団長のゲルドル様じゃあ
ないかァ~~~~~。」
ゲルドルも冷静に返します。
「これはこれは…。
また会うとは思ってなかったよ…。
レブチ先輩。」
レブチはクックックと笑います。
ゲルドルは続けます。
「悪いが私は急いでてね…。
思い出話は今度にして
もらおうか。」
「オマエがそれでよくても
こっちはそうはいかないんだ
なァ~~~~。
何せオマエは2年前
任務中にオレをハメて
顔に重傷を負わせた挙句…
任務の失態の責任を全部被せ
オレを”紫苑の鯱”から追い出した
張本人なんだからなァ~~~!!」
髪をかき上げ顔の傷を見せました。
「ンフフフ…
それは自業自得だ。
アナタは他の団員からも
嫌われていたからね。
現にあの時誰もアナタの
味方をしなかっただろう?」
カツカツとレブチはゲルドルに
歩み寄ります。
「クックック…
それはオマエもじゃあ
ないのかァ…?
だから元”紫苑の鯱”団長様が
こんなとこにブチ込まれて
たんだろォォ~~~??」
ゲルドルもカツカツと
レブチの元に歩き出しました。
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「ンフフフ…。
自分可愛さに危険な
任務には一切出向かず
上を目指すこともなく
後輩に抜かれた情けない
アナタには関係ない…!」
「どんな攻撃も受けつけなかった
透過魔法様がイイ様だァ。」
「どんな魔導士の魔力も
封じられた鎖魔法が
嘆かわしいね。」
二人は同時にガッとお互いの
胸元に掴みかかり
同時に怒鳴りました。
『 そうだ!!!
オレ(私)は無敵だ!!!
あんな反魔法だとかの
フザケたガキがいなけりゃ―――
ん? 』
突然背後の壁がバゴォォンと破壊され
一人のエルフ化した貴族が水を纏って
現れました。
「!!」
貴族は言います。
「人間 発見。」
レブチは驚きました。
「………!!」
― 鎖で触れなくても
余裕でわかる…!!
馬鹿高い魔力!!
こんなのが外で
暴れてんのかァ…!? ―
ゲルドルも冷や汗をかきます。
― これは…白夜の魔眼の仕業か…!?
とんでもないヤツらを
手引きしてしまったのかも
しれんな……! ―
貴族は無表情に言います。
「人間は見つけ次第…
殺す。」
ゲルドルが制止しました。
「待て!!
私は君達の敵ではない!!
条件によっては
君達に手を貸してもいい…!!
君達の頭と話をさせてくれ!!」
貴族は水をトゲの塊に
変化させます。
「もう人間には騙されない…!
どんなヤツだろうと
人間は皆殺しだ…!!」
「―――………」
交渉は無理だと悟った
ゲルドルとレブチは
魔導書を開きます。
「ンフ…ンフフフフ…。
これはしょうがないね。
レブチ先輩。」
「クククク…。
気にくわねーがそうだなァ
ゲルドル~~~」
二人は魔法を発動しました。
【 透過魔法”不可視の探索者”
+”不可視の同行者” 】
二人の姿がフッと消えます。
「!」
エルフは驚きました。
― 消えた…!
馬鹿な…!
魔力も消えているだと…!?
ならばこの辺り一帯を
吹き飛ばして――― ―
魔法を発動しようとした瞬間
レブチが現れしました。
【 鎖創成魔法”魔縛鉄鎖陣” 】
無数の鎖がエルフを拘束します。
「!!――――…!!」
― 魔力が…封じられている…!?
魔力量ではこちらが
圧倒していたのに…
何だ!?
コイツらの魔法は――…!! ―
レブチは笑いました。
「捕まえちまえばこっちのもんだ…!!
こいつはオレがまた日の目を
見る時が来たかァ~~~!?」
スウ…とゲルドルが姿を現しました。
「そう…私はここんなところで
終わらない……!!
さぁ汚名を返しに
行こうか…!!」
場面は魔法騎士団[紅蓮の獅子王]
本拠地に変わります。
屋敷のベランダにエルフ化した
魔法騎士が立っていました。
「は~~~~
束になっても
そんな程度かい。
人間さん達よ~~~。」
攻撃を受けた団員たちが
倒れています。
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「あ…」
「うぐ…」
一人の団員が苦しそうに言います。
「…もう…やめてください……!!
ランドール副団長…!!」
ランドールは構えながら
笑います。
「やめねーよ。
人間が全員くたばるまでな…!!」
「…ぐ…
桁違いの魔力…!!」
「我々では…止められんな…」
突然怒鳴り声が響き渡りました。
『 折れるなァァ――――!!!! 』
ザッと男が立ち上がります。
「オレ達は最高の団長達に
鍛えられた…
誇り高き最強の団…
“紅蓮の獅子王”だ……!!
絶対に…
負けてはならない!!!」
レオポルドでした。
今週はここまでです。
シャーロットのエルフ化解除は
かないませんでしたね!残念!
しかしヤミが人の名前を
ちゃんと呼んだのって
聞いた事ないですね…。
何故だ…。
そして久しぶりのレブチ!
とゆーか忘れてました。
ゲルドルのパイセンだったとは。
大分憎みあっていますが
魔法の愛称は抜群にいいですねー!
いいコンビだと思うのですが
落ち着いたらすぐ裏切りそう…。
そして紅蓮の獅子王の本拠地に
舞台が移るわけですが。
黒の暴牛のアジトより
数倍豪華な建物だなぁ!
こんな所にも貧富の差が~。
暴牛のアジトは変形合体・
移動OKのオプション付き
だけどれども。
しかしここアジトなのでしょうか。
それともレオ達の実家なの?
ヴァーミリオン家だったら
フエゴレオンが寝てるかも…。
少し期待してしまいます。
ここから来週の171話の予想です。
レオのターンですね!
兄と姉が凄いので目立ちませんが
レオの潜在能力も凄そうです。
伸びしろもまだまだ
あるんだろうし。
ここで一気に開花する
可能性もありますねー。
でもエルフ化した魔法騎士には
まだまだ勝てないだろうなぁ…。
しかも副団長って…厳しい!
もしここがヴァーミリオン家なら
昏睡から目覚めたフエゴレオンが
出てくるとか。
回復したメレオレオナが出てくるとか。
そのパターンを期待します。
アスタ達が現れる可能性も
ありそうですけどね。
そもそもアスタの剣がないと
エルフ化解除ができないし。
そうなるとアスタの
負担がデカいなぁ。
一人一人解除していったら
時間がかかりすぎるし!
何か他に一斉に解除出来る
方法もあるような気もします。
フエゴレオンがエルフ化してる
可能性もある訳ですが。
そうなったらノゼルの出番なのかな?
来週も楽しみです。
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