アスタの魔導書から現れた新たな剣は
敵の魔法を吸収しエルフ化を解除しました。
その頃魔宮のラックは地上を見下ろします。

その続きです。

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ブラッククローバーのネタバレ感想160話。161話の予想。姉さん何故下着!?

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エルフ化を解除された魔法騎士は
頭を抱えてオロオロしました。

「紫苑の鯱の評価回復の為に…
地道にまずは恵外界のパトロールを
してたのに……。

ワケわかんないよぉ~~~~!!
一体何がどうなってるんだよぉ~~!!」

「オマエそんなキャラだったのか。」

子供達はユノ達の周りに集まります。

「わぁ~~妖精さん!?」

「アンタたち!
ユノに近づくんじゃないわよっ!」

「あれ、ユノ兄耳とがってない?」

「魔法だ。」

アスタはシスターにひざまずきました。

「シスター!!
ケガはありませんかっっ!?」

「大丈夫よ。
ありがとうアスタ。」

「愛してますっっ!!」

女の子が神父に笑顔で言いました。

「神父様~~~~~~!!
アスタもユノ兄ちゃんもホンッットに
すごかったんだよぉ~~~~!!」

神父は涙を流して感動します。

「うおおおおおおおおお!!
アスタぁぁぁユノぉぉぉ!!

立派になりおって~~~~!!」

アスタ達はユノの風魔法の竜巻で
すぐ飛び立ちます。

「オッチャン!!
また今度ゆっくりな!!」

「えええええ!!もう行くのか!?

そんなに急いで…
どこに行くんじゃ――――!?」

アスタは元気よく答えます。

「これから国を救って来る!!!」

神父と子供達は手を振りました。

「国…を……はは…。

まったくもってとんでもなく
なりおって…。

気をつけて行ってくるん
じゃぞォォォ――――!!」

「シスター!!
愛してまァァァァァァァす!!!」

「アスタうるさい。」

ハージ村を飛び立ち王都を目指します。

暫くしてユノが前方を見ました。

「そろそろ平界だな…。

前方北側と南側の2ヶ所から
エルフの魔力を感じる……!!」

「――――…
よし!!別れて行くしか
ねぇなッッ!!

オレにはこの剣があるから
そっちは二人で行ってくれ!」

ユノはため息をつきました。

「…癪だがそうだな。」

「何でシャクなの!?」

「コイツも痺れ毒で敵を動けなく
するくらいできるか…。」

紫苑の鯱の魔法騎士は頭を
抱えながらユノを見ます。

「ワケわかんないけど
何かヒドイ~~~。」

アスタとユノは同時に言いました。

『 王都で会おうぜ。 』

「アスタ!」
「ユノ!」

場面は平界の町に変わります。

一人のエルフ化した魔法騎士が暴れ、
逃げ惑う人と崩れた建物で町は
混乱していました。

バネッサとマグナは戸惑います。

「―――…!!
この魔力は……!!」

「…オイオイ町が襲われてっから
来てみりゃあ…

どういうことだ……!!
ラック……!!」

マグナ達は高い塔の上に立つ
ラックを見上げました。

ラックは笑います。

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「…”そいつ”が誰かに
会いたがってたようだけど…

君達かな??

けど残念♪

転生魔法でこの体はもう…
僕、ルフルのものになったんだ!!」

パリリ…と放電すると形態が変化した
ラックが攻撃を仕掛けました。

「!!」

狙いが大きく外れて二人の横の
建物に蹴り技が決まります。

建物がバガァと砕け散りました。

「あれ?」

― ―…まったく見当違いのところへ
“攻撃させられた”…? ―

「おもしろい魔法だね…!」

ラックの肩に乗る猫”ルージュ”を
見て笑います。

マグナが魔法を発動します。

「いきなり何してんだテメぇ―――!!」

足がズルッとすべって
顔面からこけました。

「ぶべら!!」

発動した火球は地面に放たれます。
マグナも驚きました。

「ア゛!?」

マグナの側でルージュが
な~~~ごと鳴きます。

バネッサは息を詰めて見守ります。

― ルージュは黒の暴牛の
みんなに味方する…!!

だからラックも守る――――!! ―

マグナは怒鳴ります。

「その猫の力解除しろ
バネッサぁ!!」

「!!

――…何言ってんの!!

今のラックの攻撃が当たったら
アンタ即死よッッ!!

それに恐らく禁術魔法でラック本人は
眠らされているだけ…」

マグナは再び起き上がると火球を
握りしめて振りかぶりました。

「だからあのバカの
目ぇ覚まさせてやろうっ
つってんだよ――――!

くらいやがれェェア―――――!!!」

ラックめがけて無数の火球を投げつけます。

「単純な魔法だね。
こんなの当たるワケ…」

突然ラックの目の前で火球が消えました。

― 消えた――
けど魔は感じる ―

【 炎魔法 ”爆殺散弾消滅魔球” 】

消えた火球がまた突然現れラックを襲います。

高速のスピードで全て避けながら
ラックは余裕で言いました。

「どんな魔法も僕に当たりっこないよ♪
つまり君達人間じゃ僕には勝てない。

さて君は僕の攻撃を避けられるかな??」

マグナは驚きます。

― 速―― ―

ラックの蹴りが直撃する寸前に
バネッサの糸がマグナを引き上げました。

「――まったく…どいつもこいつも
血の気が多いんだから…

私がサポートしてやるわよ。

それに確かに”アンタ”にやられたら
ラックもびっくりして目を覚ますかもね!!」

「やかましいぃぃ」

「私との修行の成果
かましてやんなさい!!」

「そのつもりだボケぇぇぇ!!」

マグナはバネッサの糸の力を借りて
再び四方八方から火球を投げつけます。

ラックは笑って放電しました。

「その魔法は当たらないって…」

火球がチッっというとラックに触れる前に
ボボボボッと爆発しました。

「!」

マグナが言います。

「これがオレの新たな炎魔球
“時限爆殺散弾魔球”だ……!!

当たらなくても爆発する―――!!

どれがどこで消えるか爆発するか
読み切れるかァァ―――!?」

再び火球を投げつけます。

ラックは上昇しながら余裕で避けます。

「だからそんなチンケな魔法は
当たらないよ。

もっと僕を楽しませてみなよ~~。」

爆発した火球の爆煙を抜けて
無数の火球が追尾します。

「消えも爆発もしない球投げて
これもフェイクのつもりかな?

それとも、もう魔力切れ??」

突然爆煙の中からマグナが現れ
ラックの背後を取りました。

糸を操りながらバネッサが確信します。

― 魔の感知で避けてるなら
通常の魔球に紛れて後ろを取れる

この距離なら当たる!!! ―

マグナが振りかぶります。

ラックは突然方向転換して
火球を持つマグナの腕を掴みました。

「残念♪君の魔に気づいちゃった」

バリと放電しながら捕まえようとした瞬間
マグナが言いました。

「わかってんだよ。
テメーの感知力とスピードの
凄さはよ。」

手に持つ火球がチッというと
そのままボガオと爆発します。

「!!」

ラックは驚きました。

― ―今この瞬間

時限爆破するようにしてた!? ―

爆煙の中でニィィとマグナは笑います。

「テメー知らねーだろ…

オレが自分ごと爆破する
バカだってことをよ!!」

フッと複数の火球が空中から
ラックとマグナめがけて飛んできます。

ボゴゴゴゴゴゴォンと爆発しました。

「ヴ…」

二人共ダメージを負いました。

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マグナが言います。

「――…ラックだったら…

オレがここまでバカやるのも
わかってたかもなァ…

打たれ強さと我慢強さは
オレのが上だ!!!」

【 炎魔法 ”極大爆殺轟炎魔球” 】

至近距離から炎魔法を叩き込みました。

二人同時に地上に落ちると
炎がガシッとラックを捕まえます。

― からの ―

【 ”炎縄緊縛陣” 】

マグナはゼエゼエ荒く息をつきます。

「……オレはラックのことを
よく知ってる…。

誰だか知らねーがテメーは…
アイツのこともオレのことも
知らねー…。

だから勝てるワケねーんだよ…!!

わかったらさっさとあのバカ
返せ」

ラックは少しの沈黙の後笑いだしました。

「…はは…

あはは」

突然バリっと閃光が立ち昇り
マグナの拘束魔法が飛び散りました。

その閃光はユノ竜巻で移動中の
アスタの目にも留まります。

「………!!あれは―――…!!」

ラックはたがが外れたように
バリバリ放電しました。

「誰が誰に勝てないっテ…??
人間ガ」

今週はここまでです。

ユノの移動竜巻って
分割できるんですねー便利…。

アスタ普通に一人で乗ってるけど
魔力なくても進行方向とか選べるのかなぁ。

そしてラックとマグナ達が
ついに激突しました。

しかしバネッサの衣装が
気になってしかたがない!

セクシーすぎですね!

下着にローブ被っただけって!
ポロリしちゃうよ!?

アジトではよくこんな姿で
酒飲んでたけど外ではヤバい…。

いつもの服は洗濯中なのかな!?

ラックの体が乗っ取られてる事も
意外とすぐ気づきましたね。

もっと二人共訳が分からず
混乱すると思ってました。

ここから来週の161話の予想です。

結構早くアスタが到着しましたね!

あの剣をラックに突き刺す事が
出来ればエルフ化解除ですが。

団の中でも桁違いの素早さなので
苦労すると思います。

ラックの意識が少しでも
表面化したら隙をつくのかな?

マグナやバネッサも必死で
訴えてるので早く意識逆転
してほしいですね。

一方でエルフ達は過去の悲劇の
犠牲者でもあるので。

完全消滅っていうのは
報われないなぁ。

アスタの剣でエルフ化解除されたら
中のエルフはどうなっちゃっうん
でしょうね?

今回エルフ化した人達ってエルフ族と
無関係ではなさそうだし。

使う魔法も共通してるようですしね。

無作為に取り憑い訳ではなさそうです。

ユノの中のエルフもどこかで
覚醒しそうですね。

ライアの言い方だと時間がかかるだけで
いつかは乗っ取られちゃうのかなぁ。

来週も楽しみです。

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というわけですが、最後までお読み頂いてありがとうございました!

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