ラブラバの個性「愛」でパワーアップした
ジェントルに不意を突かれた出久はそれでも
必死に反撃します。

その続きです。

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僕のヒーローアカデミアのネタバレ感想179話。180話の予想。過去話がツライ。

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生徒達がワクワクしながら
待ちかまえます。

「きたきたきたきた。」

雄英高校にプレゼントマイクのアナウンスが
響きわたりました。

『 Good Moorrrnin!

ヘイガイズ!!
準備はここまでいよいよだ!!!

今日は一日無礼講!!
学年学科は忘れてハシャげ!!

そんじゃ皆さんご唱和下さい。

” 雄英文化祭 開催 “ 』

パンとあちこちで花火が上がります。

AM9:00 文化祭が始まりました。

パワーアップしたジェントルは
至近距離からの出久の空気砲に
吹き飛ばされました。

― ありえんぞ少年…!! ―

ラブラバはジェントルにしがみついて
涙を流します。

「そんな…!!」

出久は素早く飛び上がり
大勢を整えました。

鼻血を流しながら顔を上げて言います。

「頼むから」

ジェントルもラブラバを
地面に降ろして身構えます。

― 最終手段だぞ
いつもこれで……!!

この”ラバーモード”で
切り抜けてきたのだ!!

いつも!!

二人で!!! ―

出久が攻撃します。

「止まってくれ!!」

ラブラバが泣き叫びました。

「ジェントルごめんなさい
ごめんなさい!!

愛が足りなかった!!」

ジェントルは歯を食いしばります。

「君の想いが足りないなど
誰が証明できよう!」

突進してきた出久の上に
何層にもなる空気の膜を
叩き落とします。

【 ジェントリ―― サンドイッチ!! 】

「い゛っ!!!」

出久は空気の膜に押しつぶされそうになります。

「っ…!!」

ジェントルが言いました。

「サンドイッチは薄い程
上品とされる食べ物である……。

幾重にも重ねるのは
好みじゃない。

しかしそれでも成し遂げたい。
中年の淡い夢だ。」

ぐっとコートを握ります。
忘れられない記憶がありました。

” あ――…えー…っと
誰でしたっけ ”

「歴史に!後世に!名を残す!

“この先いつも誰かが”
私の生き様に想いを馳せ
憧憬する。

この夢はもはや
私一人のモノではない。

今日は偉業への第一歩。

諦めろと言われて
諦められる程軽くはない!

君も雄英生なら
夢に焦がれるこの想い
おわかりいただけよう。」

出久はグッと指に力をこめると
ジェントルがとどめを刺す寸前で
地面を破壊して逃げ出します。

“この夢はもはや私一人のモノではない”

コートの裾をガシッと掴んで怒鳴りました。

「何で

そこまでわかってて
何で文化祭だ!!

何で雄英の想いを
踏みにじれるんだ!!」

裾をそのままグイーンと引っ張りますが
ジェントルはググっと踏みとどまります。

「!!?」

出久のバランスが崩れて足が滑りました。
そのままジェントルに引き寄せられます。

ジェントルも空気の膜を張って怒鳴ります。

「それはもう
そういうもんだろう!!」

出久はジェントルに飛び掛かり
凄まじい勢いで転がります。

「ぐっ」

出久は怒鳴り続けます。

「夢の為ならっ!
人の頑張りも!!
そこに懸ける情熱も!

笑い方を知らない女の子の笑顔も!!
奪えるのか!!」

「それが夢を叶えるということだ」

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ジェントルの過去の記憶が蘇ります。

“夢は”

「ヒーローになって
教科書に載るくらいの
偉大な男になることです。」

ジェントル18歳(高2)。
横ではハンカチに顔を埋めて
泣いている母親がいました。

先生は呆れます。

「いや、聞いてないから。
おまえやばいから飛田。

決してレベルの高くない我が校で
落第点をとり続け留年。

加えて今回の仮免
4回目も落ちた。

正直こちらも自主退学を
すすめる他ない。」

教室を出ると同級生がいました。

母親が言います。

「竹下さんのとこは
もう事務所から声
かかったんだってね。」

ジェントルは笑顔で言います。

「大丈夫さ母さん。

私はめげない!!
頑張るさ!!」

ある日カフェを出るとみんなが
ビルを指さしていました。

「ああいかん!!」

「あれ!!落ちるぞ!!」

見上げると窓ふき作業員の
ゴンドラを支えるロープが
一本切れていました。

作業員が振り落とされそうに
なっています。

― 私の”個性”ならクッションになると
そう判断しただけだ! ―

空気膜を張り救助しようとした瞬間
同じく助けに入ったヒーローが
弾き飛ばされました。

「わっ!?」

ジェントルは警察に呼ばれます。

「落下した男性は全治6か月の大怪我。

結果として君はヒーローの
救助を妨害した。

これは公務執行妨害に当たり――…」

その結果、家族は世間から激しい非難を浴び
学校は退学せざるをえませんでした。

罵倒しながら物を投げてくる母親と
何も言わない父親を背にジェントルは
家を出ました。

ジェントル22歳(フリーター)。

春になりました。

ジェントルはフフフフ…と笑いながら
フラ~と街を歩いています。

「春はいい。
つくしが食べれる。」

― 夢などもう忘れていた!
想いを馳せる余裕など――… ―

キャーキャーとヒーローの元に
人が集まっていました。

ジェントルは驚きます。

「竹下くん!?
竹下くんじゃないか!!

もう独立したのかい!?
素晴らしい!!

私のこと覚えているかい!?
同じクラスで!
留年してしまったが!」

竹下は困ったように笑いました。

「あ――…えー…っと
誰でしたっ…け。」

ジェントルは衝撃を受けます。

― 夢などもう ―

薄汚れたアパートに駆けこんで戻り
押し入れの中の一冊の本を手に取ります。

― このまま貧しく哀れに
私は老いてくだけか!!?

いや!!!

まだ!! ―

本のタイトルは「超常犯罪史」

ジェントルは狂気の笑顔になります。

出久に押されていたジェントルは
後方に飛びました。

ラブラバが叫びます。

「ジェントル!」

― これまでラバーモードは
数え切れぬ程使ってきたわ!

跳ね返しで反撃はするけれども!
あくまで逃走の手段として!!

暴力を好まないジェントルが― ―

ジェントルが出久の元へ突進します。

「芯が無いと嘲笑うがいい!!
それでも結構!!

私は」

パァンと出久は真っ向から
ジェントルの拳を受け止めます。

「笑わないよ。
ジェントル・クリミナル」

ラブラバの個性が発動しました。

「勝って!!
ジェントル――!!」

出久とジェントルが激しく
向かい合います。

今週はここまでです。

結構ジェントルの過去話がツライ!

ジェントルは年齢いくつなんだろう。

実はラブラバとそんなに
変わらないとか言ったら
もうわ訳わかりません!

30代位…なのかなぁ。

やる気が空回りしてしまったって
事なんでしょうか。

努力と結果が結びつかないのは
本当にツライと思います。

周りに否定され続けた中で
ラブラバ程真っ直ぐに好意を
向けられたら嬉しいですよね…。

元々ヒーロー志望なだけあって
根は悪人ではないと思うので
なんとか雄英侵入諦めてくれないかな。

ここから来週の180話の予想です。

ついに文化祭始まってしまいましたね。

もう出久とジェントルの肉弾戦って
感じですが。

そうまでして侵入しなきゃ
なんないかなー!

ジェントルの行為を笑わなかった
出久の態度は響いてると思います。

雄英侵入を諦めるって事は
そのまま警察に出頭するって
事になるのかなぁ。

元々は正義感溢れる人だったと
思うので。

過去の罪を清算してラブラバと
真っ当な生き方をしてほしいです。

いずれにせよ出久の
文化祭のステージは
もうすぐなので。

早く何とかしないと本当に
間に合わなくなりそう…。

誰か出久を探しに来てくれると
思ったのですが来てくれないのかな。

来週も楽しみです。

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というわけですが、最後までお読み頂いてありがとうございました!

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