『高嶺と花 10巻のネタバレ』
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2人きりのサッカー部の部室。
どこか気まずい沈黙の時間がながれます。
「前からずっと 好きだった」
家にかえっても岡モンからの告白の言葉が頭から離れません。
初めて知った幼馴染の本当の気持ち。
今まで気づいてあげられなかった。
知らないうちにたくさん傷つけてしまっていたに違いない。
悩んでいる様子の花の興味をひこうとしていた高嶺。
そんな高嶺に冷たい態度をとってしまう花。
「お前が不安に感じているほど何かが大きく変わったわけじゃない
このコーヒーと一緒だ。」
「なんでもないなら別にいいがそうでもないときは言え」
ルールを勝手に決める高嶺。
実は恥ずかしがり屋の高嶺に出来る精一杯の優しさだったのでしょう。
「絶対に相手が傷つくってわかってても どうしても言わなきゃいけない
ことがあるとき高嶺さんならどう伝えますか?」
大切なのは、どう伝えるかより何を伝えるか。
はっきり答えてくれないと次の手に打って出る事が出来ない
「本当に相手のことを思いやって相手の利害を考えた時
どうすべきかは自ずと見えてくるんじゃないのか」
高嶺らしい答え。
先延ばしにしていたのはいったい誰のためなのだろうと考え始める花。
その夜、花は公園に岡モンを呼び出しました。
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花が高嶺を好きだという事を気付いていたと言う岡モン。
それでも花が高嶺を好きなのと自分が花を好きなのとは関係ないと言います。
そして正直に気持ちを伝えられて良かったと。
「お前がらしくない間はこっちにもチャンスがあるって事だろ」
家に帰った花は高嶺が自分を探しに来ていたという事を聞きます。
偶然出会ってしまった高嶺と岡モン。
「俺告白しましたよ あいつに」
その結果がどうなったのかと岡モンに尋ねる高嶺。
「別にこそこそ隠す事もないけど答える義務もないっスよね」
翌日、高嶺は昨夜の事を考えてなかなか寝付けなかったからなのか
花と暮らすようになって初めて寝坊をしました。
花は岡モンと学校で普通に話せたようで一安心。
週末に高嶺と花は2人でデートをしました。
最近何か悩んでいるようだったので聞いてあげようと思った花が誘いました。
そして部活終わりの岡モンとばったり出会いました。
ちょっと釘刺したから下世話な心配はしていないだろうと言う岡モン。
カラオケで歌う花。
花が歌っている途中で高嶺が停止ボタンを押しました。
「好きです」
お前から言いにくいならこっちから言ってやろうと思ってな。
俺の気高い魅力はお前みたいなガキには一生わからんだろうと気づいた。
お前がどうしても続けたいってんなら付き合ってもいいがな。
どこまでも上から目線な高嶺でした。
出ていく花。
岡モンと花が付き合っていると思っていた高嶺。
外で待っていた岡モン。
高嶺に勘違いされるとは思っていなかったという岡モン。
案外、謙虚なんですね。
俺はあいつを真剣に想う人間がいるって事を示しておきたかった…!
アンタが軽い気持ちで振り回すようなことあったら絶対許さねーから。
高嶺と岡モンは2人とも本当に花の事が好きなんですね!
荷物を忘れた事に気付いた花は
取りに戻ります。
「悪かった てっきりお前と小僧が交際しているのかと思っていた」
高嶺の様子がおかしかった原因がやっとわかった花。
高嶺さんにとってお見合いすぐ辞めても良いようなものだったんですか!
そう言って高嶺の胸をポカポカ叩く花。
高嶺はハナの腕を掴んで言いました。
「お前がお前でいられなくなる見合いならなくてもいいと思った。」
次の日高嶺の友達のルチアーノが家にやってきました。
過去にルチアーノの姉は高嶺に振られていました。
おこがましいい 不愉快だ 失せろと言われて。
「女の子を傷つけるやつはバナナで足を滑らせて死んで末代まで笑いものになれ」
「口内炎が限界突破して空腹で苦しんで絶命しろ」
「育ちが良いためかさほど口汚くない」
2人の罵り合いはテンポがよくて見ている分には楽しかったです(笑)。
ルチアーノからライブチケットを3枚もらった花。
友達と3人で行くのを楽しみにしています。
ですが、週末に登山に行くと言い始めた高嶺。
チケットがもう1枚余っていると花の友達の光子からLINEがあったので
高嶺も一緒に行くことになりました。
そしてライブ当日。
初めての環境に疲れが見え隠れする高嶺。
ステージよりも高嶺が気になってライブに集中出来ない花なのでした。
「今日何で来ようと思ったんですか?」
「敵のことを知るのは戦いの基本だからな 」
「お前がどんなものを見てどんな風に喜んでどれだけ心を動かされるのか
それを知る事ができて今日は有意義だった」
高嶺ってたまーに良い事を言いますよね(笑)。
明後日誕生日を迎える高嶺。
高嶺へのプレゼント選びに迷う花。
誕生日当日。
花はスマホケースを高嶺にプレゼントしました。
酔っ払った高嶺は花の鼻にキスをしました。
『高嶺と花 10巻の感想』
高嶺と花、高嶺と岡モン。
会話のテンポが良くて読んでいて楽しくなります。
ふざけているかと思ったら高嶺が急に真面目な顔で良い事をさらっと言ったりして。
岡モンは自分もハナが好きなのにハナの幸せを考えてあげているところが
優しいと思いました。
アンタが軽い気持ちで振り回すようなことあったら絶対許さねーから。
岡モンは本当に男らしくてかっといいなと思いました。
岡モンと高嶺、2人から好きになってもらえるなんて!
私も花みたいになりたいです(笑)。
『高嶺と花 11巻の予想』
10巻の最後に高嶺にキスをされた花。
お酒が入っていたとはいえ嫌いな人にキスをする事はないでしょう。
高嶺は恥ずかしがり屋さんだったから、
酔っているふりをして花にキスしたのかなと思いました。
突如現れたルチアーノ。
女の子を乱暴に扱う高嶺に不満があるようですが…。
もしかしたら、ルチアーノも花の事が素きなのかも?
そうなったら高嶺とルチアーノと岡モンと花の四角関係が見れますね。
今後の展開が楽しみです。
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