金持ちイケメンだけどいろいろ駄目な高嶺さんとそんな高嶺さんにずばずばキレのあるツッコミを入れる花さんの爽快系?ラブコメディの第11巻の発売です。

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高嶺と花 11巻のネタバレ感想。12巻の予想。純粋な悪役。

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前回では岡モンの告白により、お見合い状態がピンチになりましたが、なんやかんやあって元の鞘に収まりましたとさ。

岡モンの気持ちとか背負って覚悟が決まった感じの二人にどんな試練が訪れるのでしょうか。

なんか表紙はハリウッド系の絵になってます。反社会組織とかに襲われるんですかね。

高嶺の誕生日の翌日、昨晩、花の鼻にキスした事で動揺を見せる高嶺と花。

動揺が隠せない様子の花に対し、高嶺さんは怖がらせてしまったと自分の行いを後悔します。

親戚が主催の高嶺の誕生日を兼ねた鷹羽懇談会に顔を出した高嶺は、従兄弟の八雲と再会します。その八雲に見合い相手の事を聞かれ、動揺を見せる高嶺さん。

その夜、花になんでキスをしたのかと問われ、酔っていた、怖がらせるつもりはなかったと謝る高嶺さん。そんな高嶺さんに対して花は怖いなんて思っていないといいます。

その言葉に調子に乗る高嶺さんでしたが、真面目に屈服させる気はあるかと聞かれ言葉に詰まってしまいます。

そうして部屋に戻った高嶺。その日から、高嶺と花の距離感は変りました。

高嶺は至って「普通」で、避けるわけでも冷たくあしらうあけでもなく。

話しかければ普通に返事をするが、これまでお見合いを彩っていたものが消えてしまっていたのです。一方で花の姉の縁は、偽名を使った八雲に言い寄られていました。

見合い中だと断った縁。振られた八雲は、花に見合い相手の事を聞きます。

鷹羽と関係ない人だからと花は少しくらいいいかと愚痴混じりに話します。

それを聞いた八雲は、花が高嶺の見合い相手だと気づいてしまいます。

二十余年前、祖父から鷹羽の未来のためにと兄弟の様に八雲と高嶺を育てました。

八雲も最初は面倒見がよかったのですが、何をさせても好成績をだす高嶺に対し、八雲の母はあと一歩届かない八雲を責めるのでした。

そうして八雲は高嶺に敵対心を持つようになり、高嶺が好意を持つ相手を脅して不本意な目にあわせたり、数少ない友達の関係をめちゃくちゃにしたり、犯罪まがいの嫌がらせをしたりしていました。

その結果、付き合う相手を厳選するようになった高嶺さん。

幼い頃に散々可愛がったのに、自分が落ちぶれたらゴミを見るみたいな目で見下した高嶺に復讐したいと言う八雲。花を誘拐して、手下に襲わせようとしました。

そして出張中の高嶺には、止めて欲しければここに来て土下座をしろと要求します。

何とか抵抗していた花だが、捕まってしまいピンチになったところに高嶺がヘリで駆け付けた。

高嶺さんは躊躇なく土下座をし、「自分はどうなってもいいから、花にてをだすな」といいます。

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そして、高嶺の予想外の言動に戸惑った八雲は、逆ギレして「全裸でタップダンス」が出来たら今後は放っといてやると言い出します。

悟りを開いた高嶺は脱いでしまおうとするが、花は持っていた催涙スプレーを使って八雲の手を抜け出して高嶺を止めたのでした。

「あたし以外の奴が困らせるのは許せない」と怒鳴る花。

花に庇わられる高嶺を見て、八雲は「ひきずりおろすまでもねぇな…。好きに落ちろ」言い、引き上げます。

残された高嶺と花。花に怪我がない事を確かめた高嶺はほっとした後、すねが痛いと言って倒れてしまいます。

どうやら、ヘリコプターから飛び降りた時に折ってしまったようです。

十巻やって、純粋な悪役は居ませんでしたからね。

スパイの人?あの人すぐ改心したし。

次回はどうでしょう。やっぱり八雲さんにまだ頑張って頂きたいかなと。

ずばり、八雲さんの改心回です。

花さんが頑張って二人の関係を修復するような感じで、昔は仲良かったらしいし。

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というわけですが、最後までお読み頂いてありがとうございました!

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