浮遊魔宮への進撃が始まりました。
ロイヤルナイツの団員各々が
中心部を目指します。
その続きです。
ブラッククローバー(ブラクロ)のネタバレ感想136話。137話の予想。両方焼いちゃった!
ノゼルは水銀魔法で浮遊魔宮を猛進します。
後に続くエン達は驚きました。
「すごいね~~~~~。
白夜の魔眼の攻撃も魔宮の罠も
まったくものともしないよ…!」
「ここまでやる気のノゼル様を
見るのは初めてだ…!」
ノゼルは突き進みます。
― 調べによると例の空間魔導士が
一日に一度定期的にこのアジトを
出るタイミングがある。
それが今…!
外ではこちらの空間魔導士が
空間妨害魔法を行っている。
これで易々と他の空間魔導士は
入って来れない。
貴様は私に斃されるまで
ここから出さんぞ…!! ―
別の場所では敵が戸惑っていました。
「うおおおお―――――!!」
「何だこの魔法は!?」
桜の花びらの大群が一気に敵を飲み込みます。
キルシュは微笑みながら言いました。
「驕っていた自分は
髪と共に捨て去った。
それにより更に美しさに
磨きがかかった私の魔法で
皆思う存分に美しく
咲き誇るがいいよ――――!!」
ノエルが怒鳴ります。
「キモチ悪いからちょっと
黙ってなさいよ―――!!」
パキキキっと鋼が武器に形成されていきます。
【 鋼魔法”レッドシャインメイス” 】
巨大なメイスでベンが敵を押しつぶします。
「ぐあッッ」
ノエルが冷静に言いました。
「アナタよく受かったわね。
私達のチームには瞬殺されたのに。」
「オイオイ人がカッコつけて
キメた後に何てこと言うんだい。
それにあれはユノってのに
やられたんだけど。
気合入れて行かせてもらうよ。
下手踏めばメレオレオナ様に
ブッとばされかねないもんでね。」
ラックが残念そうに言いました。
「あ~~~~あ…
こんな楽しいとこに
来れるチャンスだったのに
落ちちゃうんだもんなぁ―――…」
雷魔法を纏って高速で敵を倒していきます。
「ぐうッ」
「ごわッ」
バチバチ雷を放って笑いました。
「しょーがない。
アイツの分も暴れて帰って
自慢してやろっ♪」
キルシュがウィンクして指さします。
「ほう!美しいじゃないか…!」
ユノ達も敵を撃破しながら中心部を
目指していました。
倒された敵が言います。
「…無駄だ……何を……しても……。
我々は…もうすぐ【生まれ変わる】…。
真の…姿に……!」
クラウスとミモザは不振に思います。
「真の姿…?何を言っているのだ…?」
「何なのでしょう…?この壁の模様は…。
奥に行くほど増えている…?」
ユノも奥を見つめます。
「………。」
― 何か…聞こえる…?―
別の通路ではゾラとアスタが叫んでいました。
「そんな単純な罠なんざ
全部お見通しだぜ―――!!」
「どんな魔法もオレの反魔法の剣で
ブッタ斬ってやるぜ――――!!」
「うわ…」
「うわあああああああ!!」
レオナが強烈な一撃で敵を倒します。
ゾラは黙ってしまいました。
「………。」
アスタ達もレオナのあまりの攻撃力に焦ります。
「オレ達マジでやることねぇえええええ!!!」
「ちょっと休憩なさっては!?
いつでもオレ達やれますよォォォ!?」
「ん?」
ゾラがアスタに目を向けると
アスタが二人になっていました。
「ん?」
アスタ達が二人同時に喋ります。
「え゛え゛えええ!?オレぇぇぇぇ!?」
「何だクソチビ、魔法使えたのか。
分身魔法。」
「使えねーよ。
魔力無しを見くびるなよォォォォ!?」
レオナもアスタに言います。
「何を勝手に増えてるんだキサマ。」
「いやオレも増えたくて
増えたんじゃないっス!!」
レオナがゾラに聞きました。
「どちらかニセモノか…。
魔力が無いところも真似ている…。
どちらが本物かわかるか?」
「いや全然。」
「役立たずかキサマ。」
アスタが口々に叫びます。
「オレが本物っすよ!!」
「いやオレが本物っス!!」
「オマエニセモノだろーがぁぁぁ!!」
「いやそれオマエぇぇぇ!!」
レオナは暫し考えました。
「………。」
突然業火で二人を焼きます。
「!!」
ゾラは無言で見てました。
― 両方焼いた―――― ―
「ぐわああああ」
「…………」
炎がアスタ達を包みます。
「……な……
何すんスか――――!!!
殺す気ですかァァァ!!?」
反魔の剣を構えてアスタがプスプス
いいながら現れました。
レオナはしれっと言います。
「こっちが本物だな。」
ニィィと笑いました。
「この程度で死ぬヤツを
私は連れて来た覚えはないからな。」
― メチャクチヤだこの人――――!! ―
アスタが驚いていると
一人の男が炎に包まれたまま
魔導書を開きました。
「いやホント、メチャクチャしてくれるよ。」
【 模倣魔法”アクアカーテン” 】
水のカーテンで火を消します。
また魔導書をパラパラめくりました。
【 模倣魔法”癒しの光粒” 】
光魔法で自身の怪我を癒していきます。
「まったく…コワイおねえさんだ。」
アスタは驚きました。
「コイツは…」
「どーもライアです。
お姉さん、せっかく美人なのに
もったいないね~~~。」
「三魔眼とかいう白夜の魔眼幹部の
最後の一人っスよ!!
人の魔法を真似しちまう
とんでもねーヤツっス!!」
レオナが言いました。
「そういえばそんな情報
聞いてたな…。」
「忘れてたの!?」
ゾラは驚きます。
― オイオイオイ何だよこの魔力は……!!
こんな化物が相手なのかよ。 ―
ライアはひょうひょうと話します。
「王族様じゃなかったら
一杯お願いしたかったね~~~~。」
スゥ~~~とレオナの魔導書が現れました。
「遠慮するな。
好きなだけ飲ませてやろう…。
地獄の業火をな。」
パラパラと魔導書がめくられます。
ライアの魔導書も再びパラパラめくられました。
「お~~~~…やっぱコワイコワイ…。
それに…
もう飲んで来たよ。
地獄の業火は。」
【 模倣魔法”闇纏・黒刃” 】
黒い剣を抜きます。
レオナは見覚えがありました。
― ヤミの魔法…。 ―
「簡単に真似られるとは
あの莫迦もまだまだだな…。」
「この魔法はそー簡単には
躱せないよ!!」
【 模倣魔法”闇纏・無明斬り” 】
横一線に黒い太刀を放ちました。
レオナはゴボッと炎の拳で
太刀筋を燃やし尽くします。
「!!」
アスタは驚きました。
― 魔法を殴って燃やした―――!!? ―
レオナはヒュッとライアの前に移動します。
「残念ながら、あの莫迦の方が
手応えがあったな。」
― すべてを焼き尽くす
【 燼滅の魔法 炎魔法”灼熱腕(カリドゥス・ブラキウム) “ 】
ライアに強烈な炎の一撃が入りました。
今週はここまでです。
キルシュ、髪切っちゃったんだなぁ。
やっぱり生え際が気にになる…。
レオナ様は強いですね~!
向かう所敵なし。
ただアスタの本物を見破る為に
速攻で両方焼いちゃうのはすごいな!
アスタ命懸けですね!
ライアが思ったより早く出てきました。
ヤミ団長の技も使えるんですね~。
光魔法も水魔法も使えるし。
ある意味万能!
多分本物よりは威力は落ちるんでしょうけど。
でもレオナ様は全部拳で
やっつけてしまう…格闘家!?
ここから来週の137話の予想です。
敵側がずっと言ってる
真の姿に生まれ変わるっていうのが
気になりますねー。
ユノも何か考えていたし。
今はロイヤルナイツが優勢に見えますが
何かあるんだろうなーとは思います。
中心に行くほど壁の模様が
増えてるって事は中心で
何かが起こるんだろうなぁ。
やっぱりリヒトなんでしょうかね。
中心にいるの…。
ライアもやられてないだろうし。
時間稼ぎしてるようにも見えるし。
何人生きて出られるかっていう位の
キツいサバイバルになるのかも!
まだ何とも言えませんが。
来週も楽しみです。