ロイヤルナイツが結成され、
メレオレオナを団長にノゼルも加わり
白夜の魔眼のアジト、強魔地帯”グラビト岩石帯”の
浮遊魔宮目指します。
その続きです。
ブラッククローバー(ブラクロ)のネタバレ感想135話。136話の予想。フエゴレオンは愛されてるなぁ。
ロイヤルナイツが濃い霧の中に浮かぶ
浮遊魔宮を囲みます。
レオナが言いました。
「あれが”グラビト岩石帯”
白夜の魔眼のアジト……!!
そもそも強魔地帯に足を
踏み入れる者はそうはいない。
その上魔法で霧に紛れ
見えなくなっていたとなれば
そう簡単に見つからないわけだ。
それを読んでこの近辺を
捜索させたワケか。
銀翼の大鷲団長。」
横にいるノゼルを見て笑います。
「……たまたま魔宮を探らせていたら
ヤツらのアジトだと判明しただけのことだ…。」
「ほぉ、それで団長自らやって来たのは
なぜだ…?ん?」
「………
無駄話は終わりだ。
この距離ならば例の魔法
いけるな。」
話を遮り部下を見ます。
「……御意…。」
部下の魔法騎士は魔導書を開いて
魔法を発動しました。
【 岩石創成魔法 ”世界を語る模型岩” 】
岩がパキパキ集まり浮遊魔宮の
巨大な模型が完成しました。
再現された内部には大小さまざまな
光が輝いています。
レオナが内部の様子を分析します。
「なるほど、どからでも入れる
アリの巣のようだな。
侵入しやすいではないか。
上級魔法騎士レベルの魔力のヤツが
ちらほらいるな。
中心の広い空間に高魔力の者がいる…。
コイツが頭のようだな。
5組に分かれて突入する。
空間魔導士はここで待機。」
ゾラがアスタを見て笑います。
「このメチャクチヤなバカチビ以外となら
誰と一緒でもいいぜ~。」
「にゃにをををを!!
それはこっちのセリフだ
イカシたマスクコノヤロー!!
いや…。
オマエみたいなヤツとは誰も組んで
くれないだろーからオレは組んで
やってもいーぞ。」
「何仕方なく言ってくれてんだ。
このクソチビ。」
アスタとゾラの頭をレオナの
炎獣の手ががしっとつかみます。
「オマエらは私と来い。
問題児共。」
ゾラは笑いながら虫をレオナに
弾き飛ばします。
「どーも王族様。
お近づきのしるしに
虹色カメムシをどーぞ。」
「わっバカっっ」
アスタが青ざめました。
レオナの手前で炎獣の手が
虹色カメムシを受け止めます。
そのままゾラの顔にカメムシごと
押し付けました。
アスタは驚きます。
― え―――――!! ―
立ち昇る臭いにレオナは
ビクともしません。
「この程度の臭いなど効かんな…!」
― えええ―――――!! ―
ゾラはぐふ…と青い顔で鼻を覆います。
「下民なんかを二人も側に置いて
いーのかな王族様よォ。」
アスタはまた驚きました。
「えっ!!オマエも下民なのっっ!?」
レオナはきっぱりと言いました。
「私は王族だの下民だの
身分の違いなんぞは
ハナからどうでもいい。
すべては強いか弱いかだ。
貴様達は強いからここにいるんだろう?
私をガッカリさせるなよ…?」
― ヤミが選んだ莫迦者共。 ―
「ハイッッ!!!」
力強く返事するアスタの横で
ゾラは緩く返事します。
「へ~~~~イ。
せいぜい気を付けますね団長殿。」
レオナが叫びました。
「いくぞ。
作戦は―――――」
場面は浮遊魔宮の内部に変わります。
ある部屋の一室で女性が
両腕を拘束されて怯えています。
口も布で塞がれています。
「ン゛ッ ン゛ンッ…」
目の前で男が言います。
「―――何でキミが…
こんな目に遭っているかわかるかい…?
それはね…
君がクローバー王国民だからだよ…。
…少し前まで…僕もそうだった……。
…けど…」
人差し指をス…とかざすと指が
魔法でナイフに変わります。
男は嬉しそうにナイフを舐めました。
「僕は違った…!
僕はリヒト様に【真の名】を
与えられた……!
僕達は…特別な存在なんだ……!
だから……
オマエ達クズに…
何をしたっていいんだ……!!」
ナイフを女性の胸元にツプ…と
突き立てます。
突然ビキキっと壁にひびが入ると
ラックが乱入して男を思い切り蹴り倒します。
数刻前、レオナは笑いながら言いました。
『 作戦は…オマエらには特に必要あるまい…!
手当たり次第叩きのめしながら
中心部を目指せ。
各々―――
好きなやり方でやれ!!!
負けなければ
何をしても構わん。 』
ロイヤルナイツが浮遊魔宮になだれ込みます。
「敵襲だ――――――!!!」
白夜の魔眼の魔法騎士たちが迎え撃ちます。
レオナとアスタ、ゾロはある入り口で
白夜の魔眼と対峙します。
レオナが言いました。
「湧いて来たなアリ共。
貴様らいつかは私がいない時に
王都で好き勝手やってくれたそうだな…。
白夜の魔眼。
借りを返しに」
ノゼルはある入口で
白夜の魔眼と対峙します。
ノゼルが言いました。
「いつかの洞窟の時のように
取り逃がすということはもう無い…。
来たぞ…!
よくも…」
レオナもノゼルも未だ目覚めない
フレゴレオンを思い返します。
― 私の好敵手を ―
― 私の愚弟を ―
― やってくれたな!!!! ―
ノゼルもレオナも敵たちを軽く吹き飛ばして
駆け抜けていきます。
二人同時に叫びました。
『 対象首は私が貰う!!!! 』
アスタは戦闘力に度肝を抜かれます。
「すっ…すげぇぇぇ――――!!!
てゆーかオレ達いらなくない!!?」
暗い通路をコツ…コツ…とライアが
歩いていました。
「……ふぁ~~~あ…。
何だかヤバそーなのが
来たみてーだね~~~~。
メンドーがらず…
行きますか……!!」
その額には三魔眼が現れていました。
今週はここまでです。
あっさり浮遊魔宮についちゃいましたね。
しかも作戦も何もないなんて!
ざっくりしてるな~レオナ様。
浮遊魔宮を突き止めたのはノゼル
だったのも意外でした。
部下の人が魔法で作った岩石の模型岩、
実際に見て見たいです!芸術!
こんなのがいくつもあったら
展覧会が開ける…。
そして久しぶりにフエゴレオンを
見ましたね!
フエゴレオンは身内にも友達(?)にも
部下にも愛されていますねー人徳だなぁ。
ここから来週の予想です。
やっぱりこの浮遊魔宮自体、罠なのかなぁ
って気がします。
ライアもそんなに慌ててないし。
中心部にいる高魔法の人がリヒトなのか
ライアなのかはわかりませんが。
そういえばライアって以前団長の誰かに
模倣してたと思うんですが一体誰に模倣
していたんだ!
その事も今回の話の流れに
繋がっているのかな?
他のメンバーも出てこないし。
ロイヤルナイツ側も本来なら
もっと団長クラスが来なきゃ
いけないんじゃないかな~って気も…。
ライアの言っていた目覚めが
近い人も謎だし…。
まさかフレゴレオンでは…。
ないか~。
まだ見えてない事が多いですね。
ノゼルとレオナ様のこの勢いなら
来週にはもうライアの所まで
辿り着きそうですね。
来週も楽しみです。