ランク戦のMAPが市街地Dになり
各部隊が最終作戦確認を終えた頃
転送が開始されました。
その続きです。
ワールドトリガーのネタバレ感想167話。168話の予想。修が心配。
結束が実況します。
『 さあ各隊員動き出した。
初期配置は全部隊バラけて
転送された模様。
中央の大型ショッピング
モールの中には3人。
スナイパー4人と
玉狛の三雲隊長がバッグワームで
レーダーから消えた。
MAPを選択した鈴鳴第一は
モールでの合流を目指す動きか。 』
犬飼が補足します。
『 ってことはスナイパーの
射線を切って屋内戦狙いだね。』
結束が聞きました。
『 今回”夜”という環境設定が
追加されてますが
これもスナイパー対策の
ひとつということでしょうか? 』
嵐山が答えます。
『 うーんどうでしょうね。
オペレーターの視覚支援があれば
“暗視”状態にもできるので
ある程度経験を積んだ
スナイパーならそれほど
影響はないと思います。
逆に言えば
暗い所と明るい所を出入りするたびに
視覚支援を切り替える必要があるので
オペレーターの負担は少し
増えるかもしれませんね。
4人部隊の
玉狛第二は特に。 』
宇佐美が修に状況を説明します。
「他の部隊は大体みんな
モールに向う動きしてる。
予定通り千佳ちゃんは
外に逃がしていいよね?」
修の脳裏に遊真の言葉が
よぎりました。
” トーマ先輩は
「もっと追いこめ」って
言ってたな。
「追い込まれれば撃つ」って ”
― …………
今はまだためだ……! ―
「……はい!
千佳は外に避難させて
ください!」
『 了解!
千佳ちゃん行くよ!
暗いとこに出るときは
言ってね! 』
「わかりました!」
修が遊真とヒュースに指示します。
『 空閑とヒュースは
最速で合流だ!
合流するまで
敵は無視していい!
合流したらすぐ
攻撃に移れ。
敵の数が減る前に
点を獲るんだ!
ぼくもすぐに追いつく! 』
遊真が答えます。
『 了解。
おれは屋上から入る。 』
ヒュースが答えます。
『 オレは地上階からだ。 』
修は移動しながら考えます。
( 空閑とヒュースの
転送位置は最悪……!
……いや狭いMAPだ。
作戦に影響は少ないはず……! )
東隊もそれぞれ連絡を取り合っていました。
奥寺が指示します。
『 モールの東1階エントランスで
合流するぞ。
狙撃に気をつけろ。』
小荒井が了解しました。
『 OK
東さんはどうします?
外で様子見っすか? 』
東は少し考えます。
( 様子見もありな場面だが…
“夜”ってのが引っかかるな…)
『 ……俺もモールに入る。
慎重に行こう。 』
『『 了解 』』
影浦はスコーピオンを指先から延ばして
移動し続けショッピングモールに
辿り着きました。
北添と連絡を取ります。
「 ゾエおめー何階だ? 」
『 4階から上に向って移動中。
カゲは上からだよね?
下のフロアに誰かいる。
寄って来てるから
たぶん一人でも強い人。
遊真くんかな?
鋼くんかな?
ゾエさんドキドキ 』
影浦がバンッと扉を蹴破りました。
「 びびってんじゃねーよ! 」
『 ユズルはこっち来れそう? 』
ユズルは走りながら答えます。
『 先に始めてていいよ。
オレ下から登って行くし
ちょっとかかる。 』
『 了解~~ 』
北添が下に目を向けると
村上が走っていました。
すかさず銃を乱射します。
村上はレイガストの盾で防御しました。
すぐ影浦に連絡します。
『 鋼くんだった!
上に引っぱってくね。 』
村上も来馬に連絡します。
『 ゾエ発見。
上で待ってるのは
たぶんカゲですね。 』
『 影浦くんか……。
できれば他の人が
よかったけど……。
太一どう?
いけそう? 』
1Fにいる太一は小荒井と鉢合わせ
しそうになって少し慌てました。
そのまま床を這って移動します。
『 もうすぐ着きます。
少々お待ちを。 』
来馬が走り出しました。
『 ……よし鋼。
二人で影浦隊に仕掛けるよ! 』
『 了解です。』
結束が実況します。
『 各部隊続々とモール内へ!
この流れは鈴鳴第一の
狙い通りか? 』
犬飼が言います。
『 東さんとユズルくんが
モールの中に入って来そう。
これは鈴鳴の予定とは
違うはず。』
嵐山が解説しました。
『 距離を詰めるのは
スナイパー側にも
リスクがあります。
攻めの姿勢が吉と出るか
凶と出るか……。』
『 そして……ん? 』
結束が何かに気付きました。
『 鈴鳴のスナイパー
別役隊員は上へ向かわず
1階の奥へ?
どこに行くつもりなのか? 』
突然奥寺のMAP表示に印がつきました。
犬飼が不思議に思います。
『 おっと奥寺
ここでバッグワーム?
隠密行動にしては遅い。
奇襲にしては早いような…。 』
結束は理由を察しました。
『 これはたぶん
オペレーターへの
いやがらせですね。
レーダー上で意味なく
出たり消えたりされると
気になってムダに
意識割かれるんです。
東さんの教え子っぽい
動きだわ。 』
犬飼が感心しまた。
『 なるほど。
さすが元・東隊。 』
モール内では北添・影浦と
来馬・村上が対峙して激しい
銃撃戦が始まりました。
『 影浦隊と鈴鳴第一が
2人ずつ合流して
本格的に戦闘開始!
吹き抜けをはさんで
まずは射撃戦から! 』
修は移動しながら銃撃戦の
音を聞いていました。
( 始まった…!
ガンナーの射撃音……
影浦隊と鈴鳴か? )
突然修の背後を奥寺が
走り抜けます。
「!!」
修は突然の事に不意をつかれ
奥寺も慌てて止まります。
( 三雲……! )
突進して攻撃に入った奥寺の剣を
修は何とか防御しました。
奥寺が東隊に伝えます。
『 三雲発見!
攻撃に移ります! 』
結束が叫びました。
『 あーっとここで
三雲隊長と奥寺隊員が遭遇!
お互いバッグワーム状態で
気付かなかったか! 』
宇佐美が謝りました。
「アタシの警戒ミスだ
ごめーん!」
ザッと立ち止まる遊真に
修が言います。
『 大丈夫だ! 』
「……!」
『 このまま東隊も
そっちに連れてく!
作戦変更はなしだ! 』
ヒュースも聞いていました。
遊真は了承します。
「……了解!」
結束が実況を続けました。
『 1階では東隊が
集結しつつあり!
つかまった三雲隊長は
どう動くか!?
一方上階での鈴鳴第一対
影浦隊
別役隊員が合流しない以上
戦力的にはやはり影浦隊の
ほうが有利か! 』
犬飼が言いました。
『 あー結束ちゃん
スカウト旅行ってたから
鈴鳴の一番新しい試合
見てないでしょ。 』
『 え? 』
『 最新の鈴鳴は
一味違うんだな
これが。 』
村上が鞘から黒い孤月を
抜きました。
今週はここまでです。
オペレーターの負担は
相当大きいんですね!
特に玉狛第二は!
4人にそれぞれ指示
出さなきゃいけないし。
1人に付き1人オペレーターが
付いてて欲しいくらいですねー。
しかもバッグワームで
出たり消えたりするとなると…
パニック!
そして早々に奥寺と
出会ってしまった
修が心配です。
やっぱ修…弱いイメージが…。
大丈夫ですかね…。
小荒井と東さんも至近距離に
いるんですけど!
前から薄々思ってたけど
修…運が悪いですな~。
大丈夫ですかね!?
東さんですよ!
ここから来週の168話の予想です。
太一は一階にいるんですよね。
バッグワームで移動してるって事は
ここで極秘で何かするのかな?
作戦会議の話だと序盤にバババーっと
倒してくかんじだったので。
でもどうやって!?
設定を夜にしたのも
関係あるのかな?
そして今遊真とヒュースは
一体どこに…。
全員が最終的にはモールの
中に入っちゃうんでしょうけど。
全員移動しまくるので
状況がすぐ変わりますね~。
そして村上と影浦の
アタッカー対決が
早々に実現しました。
影浦のサイドエフェクトは
厄介そうですねー。
村上の孤月の色も変わったし
どういう攻撃するのか
早く見てみたいです。
太一の作戦と、どう連動するのかも
気になりますね!
来週も楽しみです。