5巻では、32歳になった順子。

山下からも告白されモテモード全開。それに気が付いていない順子ですが。

そして匡平に、32歳になった順子がやたらと「おばさん」アピールしてくることを「オレを突き放そうとしてんの?」

と言われてしまいます。

「先生がいくらオレを手放そうとしても、オレ、何回でも掴みに行くんでよろしくお願いします」と言うと匡平は順子の

頬に唇を重ねるのでした。

初めて恋をした日に読む話 6巻のネタバレ感想。7巻の予想。

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6巻では、初詣で匡平の合格祈願及び合格グッズを取り揃えている順子から物語は始まります。

そこへ匡平とその仲間たちが。

順子は、匡平とのことが頭をよぎり、匡平に見つからないようにその場を去ります。

匡平とのこと...とは、順子の頬に唇を重ねた事ですね。

まぁ、厳密に言うと順子の頬にソースがくっついていたので匡平が取ってあげたんですけどね、唇で!!

そんな取り方あるかい!!

すると、そこに山下がやってきました。

順子と会うなり「好き好き」感をモーレツにアピールしてくる山下。

「オレとデートして!」と山下。

さらに続けて、「分かってる!離婚してすぐこんな事言うの自分でもどうかしてると思うけど、お前の事が頭から

離れないんだ」とまくし立てます。

順子は、何か答えようとしますが、「断るな!お前が嫌がることは絶対しない」と山下。

さすがに、この山下の言葉は順子も嬉しかったのか、顔を赤らめるのでした。

ある日、順子が匡平に東大受験の話をしているところに、「牧瀬朋奈」がやってきます。

牧瀬は5巻で登場した「年齢・学歴」を詐称していた順子の同級生ですね。

牧瀬は、センターの理数系対策を持ってきて牧瀬なりの見解を語り、去ろうとします。

すると「牧瀬さん!由利くんに理数を教えてくれない?」と牧瀬を引き留める順子。

匡平からも「俺からも頼む。絶対に現役で受かりたいんだ。お願いします。」と。

牧瀬は学歴詐称してた自分に...と言いながら、喜んで引き受けることになりました。

早速、親睦を深める為に順子と牧瀬は飲みに出かけます。

そこに、友人の美和と順子のイトコの雅志も合流し、楽しい飲み会が始まります。

会話の流れから雅志は順子が山下と「デート」することをきいてしまいます。

固まる雅志なのでした...。

山下とのデート当日がやって来ました。

自分の身を守る為なのか、色気「0」のファッションに身を包んでやってきた順子。

山下は、女の子の好みそうなデートスポットにバイクで連れて行くことになりました。

ですが、行くとこ行くとこ混雑していてふたりはグッタリしてしまいます。

散々なデート内容に自己嫌悪気味の山下。

そんな山下に「不良と学校抜け出して来てるみたいで楽しかった」と笑顔を見せる順子。

笑顔の順子を見た途端、「チューしていい?」と山下は尋ねます。

「だめ!」と順子。

「やっぱり」。しかし、口はダメでしたが手で我慢する山下。

「あの頃のオレが観たら泣いちゃうかもな」と呟きます。

順子は山下とデートをして「もし、この人を好きになったら、あの子はどんな顔をするのだろう...」と匡平

の事をかんがえるのでした。

デートから帰ってきた順子の元に雅志がやってきます。

どうやら、山下とのデートの様子を聞きたくて居ても立っても居られなかったみたい...。

ですが、本題に入る前に雅志は匡平の事を話しだします。

順子の所にいく前に、雅志は匡平をカフェで見つけて自分の家に連れてきて勉強をさせていたのだとか。

その時に匡平の様子がどうもおかしかったと雅志を言うのです。

そう言い終わって、山下とのデートの感想を聞いてくる雅志。

「デートは楽しかった」と答える順子。

うーん、ここら辺の順子の神経がね。鈍感ですね。

さらに、鈍感順子は、「雅志は?」と事も無げに聞いてきます。

「朋奈と雅志が付き合ってくれたら嬉しいかも」なんてことまで言ってしまいます。

本当に順子って...鈍感ですねぇ。

この、順子の鈍感発言に雅志のタガが外れます。

「お前は本当に何も気付いてないのか?」そう言って、順子に口づけをする雅志。

「気でもふれたか!!」とブチ切れる順子に口づけしたことを「おれは間違ってなんかいない」と断言します。

酔っぱらった酒の勢いでしたことではないと言いたかったのですね、雅志は。

そんな雅志の気持ちに愕然とする順子なのでした。

翌日、順子が匡平と牧瀬と勉強を進めていると、明らかに匡平は元気がありません。

そういえば、昨日雅志もそんなことを言っていましたよね。様子がおかしかったって...。

そんな様子の匡平を心配しながら順子は「朝学習を一緒にしよう」と言います。

「やったー!」と喜ぶ匡平。

その匡平の姿を見ながら、「今、私がしなければいけないのは匡平の追い詰められた時間を一秒でも減らす事だ」

と思うのでした。

牧瀬に雅志から告白されたかとしつこく聞かれる順子。

「告白されてない」と否定する順子に牧瀬は「あなたって変わらないのね。いつも恋愛に主体性がない。相手が

捨て身で向かってるのに応えたいと思ったことないの?」と言われてしまいます。

山下との二度目のデートの時、順子は山下に匡平の様子を聞きます。

山下は「そういえば、保護者会で父親の代わりの女性が来ていた」と言います。

そして、「今、由利の事かんがえてるんだろう」と言って嫉妬します。

堂々と嫉妬する山下を眺めながら、「今、この人の手を取ったら仲良く一緒に居られるだろうに。でも、この手を握り

返すのが怖い」と思う順子。

後日、雅志からも再び、「忘れるな!おれはずっとお前を見続けていたんだ」と自分の気持ちを順子に言います。

さらに、順子が振り向いてくれるまで何日、何年でも待ってるからと。

ある日偶然、順子は、匡平の父親が女性と歩いているところを目撃します。

最近の匡平の様子や山下の保護者会に女性が来たという話を思い出し、何かを感じる順子。

匡平にそれとなく、父親の話を聞いてみます。

そして、匡平から母が亡くなる前から父が浮気をしていたこと、まだその女性と続いていることを聞かされるのでした。

「クソみてーなおやじだと思ってたけどまさか、まだ続いていたとはな」と呟く匡平。

だから、この頃元気がなかったのか、どうして気が付いてやれなかったのかと自分を責める順子。

順子は匡平に「背中貸す!好きなだけ吐き出して!」と言います。

匡平は甘えた様に順子に抱き付きます。

抱き付かれながら、匡平が泣いてるような気がする順子。

自然と手を動かし、匡平の手に触れるのでした。

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初めて恋をした日に読む話 6巻の感想。

6巻の感想は、順子のモテモテぶりに呆れという名の嫉妬をしてしまった私でした。

しかも、順子に好きだって言う男たちがどれも良い人ばっかりで。

健気過ぎて可哀そうになっちゃいます。

だって、順子の気持ちはもう決まってるんですから。

順子は気が付いていないかもしれないけど、順子の「手」は分かっているんですから。

順子も山下と二回もデートして、笑顔なんか見せて、残酷だと思います!

その気がないならそういう「可能性」を匂わせる態度を取るのは返って山下に失礼だと思うんだけどな。

初めて恋をした日に読む話 7巻の予想。

7巻の予想は、山下、雅志の今後の動きですかね。

そのたんびに心はちょっと揺れちゃうんでしょうね、順子さん。

そして、はっきりしなくて。

気持ちはどんどん匡平に向かって行って。

父親の恋人も順子の前に登場するんじゃないかと。

そうそう、牧瀬が雅志に「好きです」って言っちゃうかなと期待してしまいます。

というわけですが、最後までお読み頂いてありがとうございました!

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